「何か良い方法はないかしら?」

服の片付けをしていた母が、僕にそう言ってきました。

どうやら、服の片付けをしたらクローゼットの中にスペースが空いて、そのスペースをどうにか服を収納できるようにしたいのですが、良い方法が思い浮かばないのだそう。

「スペースの寸法を測ったんだけど、家具屋さんに行ってもホームセンターに行っても、良いと思える物が無いの」と言います。

なんでも、幅に合わせると奥行が足りなかったり、奥行に合わせると幅がオーバーしてしまったりで、ピッタリ合うような物が見つからないそうです。

僕もなんとかしたいと思い、インターネットで調べたり片付けの本などを読んだりしていました。

そうしている時に、提携している不用品回収会社の社長さんから電話が来たので、ついでに何か良い方法がないか尋ねてみました。

するとその方は、「100均に売ってある“ある物”を使えば、ひょっとしたら上手くいくんじゃない?」と言ってくれたので、早速母と100均に行き、その“ある物”を買いました。

すると、見事に寸法ピッタリの物があったので、それを買って使うことにしました。

母も、調度良くぽっかり空いたクローゼットのスペースを有効に使えたので、非常に満足しています。

このブログを読んでいる方の中にも、「もっと賢い服の収納方法を探している」とか、「100均の物を上手く使った整理整頓方法はないか」と思っている方がいるのではないですか?

そして、不用品回収会社の社長さんが教えてくれた、100均に売ってある“ある物”の正体を、知りたくないですか?

この“ある物”の正体は、下の「片付けや収納で使える100均グッズ」で紹介します。

今回は、片付けや整理整頓の方法と、不用品回収会社の社長さんが教えてくれた収納力を上げるために効果的な、100均グッズ活用法を紹介します。


\業者選びに困ったら…/

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

片付けや整理整頓の2つのメリット

掃除がしやすくなる

もしあなたの家や部屋の居住スペースにまで、収納スペースにあるべき物が出てきていて、床や机やソファの上に置かれていたら、掃除をする時に毎回それらの物をどかさないといけないので、面倒ですよね。

整理整頓をすれば、今まで散らかっていたものが収納されてきれいに片づけられます。

それによって、新しいスペースが生まれ、新しい家具やインテリアを設置することができ、部屋に新たな要素を加えることが可能です。

今回の僕の母の場合は、収納スペースをさらに整理整頓して、空いたスペースに新らしい収納ツールを置こうとしています。

整理整頓は部屋をきれいにすると同時に、居住スペースや収納スペースの有効活用に役立ちます。

そうやって居住スペースの物が少なくなると、掃除機をかけたり雑巾がけをしたりという作業が、以前に比べて遥かにしやすく、早くできるようになります。

集中力が上がる

例えば、あなたが家の中で何か作業をしたり勉強をしたりするという時に、身の回りや視界の中に散らかった物や脱ぎ捨てられた服などがあったら、いろんな物や情報が頭の中に飛び込んできて、とても集中力することが難しいのではないでしょうか。

そのため、掃除や整理整頓をして部屋をきれいにすることで、自分の周りをすっきりすることができ、集中力の向上にもつながります。

勉強や仕事がはかどらないという場合には、気分転換のために自分の周りのものを整頓してみましょう。

すっきりすることで集中できるようになります。

整理整頓・収納よりもまず「捨てる」

今ある物の置き場所や収納の仕方を最適にすることも良いことですが、それだけだと効果は薄く、短い期間ですぐに元の状態に戻ってしまうでしょう。

特に服は、家の中にある物の中では、非常に大きなスペースを占めている物なので、もう着ない要らない服を選んで捨てて、それから整理整頓をして収納をすれば、家の中がかなり変わります。

僕の母も、子供の行事で着ていたような婦人服をどっさり捨てていました。

また、本や書類もかさばって場所を取る物なので、もう必要ない物は捨てていきましょう。

物を捨てるということをまず先にした方が、より大きな変化に気づけると思います。

服の捨て方、整理の仕方については、「衣類の片付けに悩んでいる人にうってつけの4つのコツとetc」や、「衣類の片付けに悩んでいる人にうってつけの4つのコツとetc」に、より詳しいやり方を書いていますので、参考にしてみてください。


\業者選びに困ったら…/

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

服の収納法

僕の母が実際にやって、さらに服を収納できる空いたスペースをつくることができたやり方を紹介します。

季節ごとと、たたむ服と吊るす服に分ける

要らない着ない服を捨てて、これからも着る服だけにした状態で、まず季節ごとに着る服で分けて、そこからたたんで収納する服と吊るして収納する服に分けます。

季節ごととは、春に着る服、夏に着る服という分け方です。

そこから、下着やTシャツやブラウスなど、たたんで収納する服と、コートやジャケット等の吊るして収納する服に分けます。

吊るす服の丈の長さでグループ分けする

吊るす服の丈の長さは、物によって様々でしょう。

同じくらいの丈の長さの物のグループをつくって、そのグループごとにクローゼットの中にかけていきます。

僕の母の場合、そうやって吊るす服をかけていくと、丈の短い吊るす服の下に、新たに収納ができそうなスペースがうまれました。

そのスペースに、今度はたたんでしまっておく服の収納をつくろうとしています。

きっとあなたもこのようにすれば、新たな収納スペースを見つけることができるでしょう。

押入れを整理整頓する3つのコツ

「服を収納する場所が、クローゼットではなく押入れです」という方、大丈夫です。

これから押入れの整理整頓の方法を紹介します。

押入れはクローゼットとは違い、布団のような服以外の物も収納している、あるいは収納できる場所です。

適切な整理整頓の仕方をすれば、あなたの家の押入れはさらに収納力が上がるでしょう。

とりあえず全部出してみる

押入れの中の物を全部出してみましょう。

いっぺんに出せない状況であれば、ちょっとずつでも構いません。

押入れの中の物を見なおしてみて、要らない物は捨てていきましょう。

すのこを敷く

押入れはクローゼットよりも湿気が溜まりやすい場所です。

服や布団にとって湿気は大敵なので、なるべく湿気からそれらの物を守るようにしましょう。

押入れの底の寸法を測って、それに合う板すのこを買ってきてしきましょう。

これをすることで、布団にカビがはえたり押入れの隅っこが腐ったりすることを食い止める働きがあります。

使用頻度を考えて収納していく

なるべく今後の物の出し入れに時間をかけないように、押入れの中の物の置き場所を考えて収納していきましょう。

あまり使わない物は奥の方に、よく使うような物は手前に収納しましょう。

取り出しやすさをさらに追求するなら、目線の高さを意識しましょう。

よく使う物は取り出しやすい高さの場所に、そうでない物は目線よりも高いか低い場所に収納しましょう。

また、扇風機やストーブなどの物はサッと出せる方が都合が良いと思うので、そういった物は手前に置けることが望ましいです。

片付けや収納で使える100均グッズ

重ねられるカゴ

突っ張り棒
※出典:http://www.kilat.jp/

母が不用品回収会社の社長さんから教えてもらって買ってきたのが、コレです。

母を含め、収納用品にデザインとか見た目を気にしない方であれば、このカゴはとても使えます。

確かにカゴなので、引き出しは無く服を取り出すことは簡単ではありません。

しかし、四季に合った服をそれぞれの箱の中にしまっておいて、季節が変わる衣替えの時にカゴの順番を変えて一番上にしたり、そのカゴの中の物だけを手が届きやすく着替えがしやすい場所においておけば、取り出しやすく着やすいです。

逆に言うと、年に4回カゴの順番さえ変えるだけで良いのです。

母は当初チェストやカラーボックスの方が良いのではと思っていたらしいのですが、あまり開けないクローゼットの中の、その時の季節以外の服を入れるためだったので、この重ねられるカゴで十分に使えると喜んでいました。

突っ張り棒

重ねられるカゴ
※出典:http://blog.goo.ne.jp/

高さがあるものの、収納する物の背が低かったり小さかったりで、上に空間ができてしまう収納スペースがあるという方は、突っ張り棒を使えばさらに収納できるようになります。

例えば洗面台の下は、洗剤やボディーソープの詰め替え用などを置いただけでは、上に空間が余ってしまうのではないでしょうか。

そんな場合は突っ張り棒を突っ張って、その上に板を乗せたりカゴを置いたりすれば、さらに収納できるようになります。

まとめ

単価100円の重ねられるカゴで収納の悩みが解決した母はそれ以来、今まで気づくことのなかった他の収納の空いているスペースを、どうにかして上手く使える収納スペースにできないかと思案するようになりました。

100均からいろいろな物を買ってきて、使われていなかったスペースを収納スペースにしています。

そのおかげで、「えっ、こんなところも収納スペースになってる!」という場所が増え、加えてリビングや母の部屋が、心なしか広く感じられるようになりました。

もし居住スペースが狭く感じるなと思っている方は、家の中をよく見つめてみてください。

ひょっとしたら、100均で売っている物で新たな収納スペースが創造でき、居住スペースがキレイに広く感じられるようになるかもしれません。