部屋中に散らばったペットボトルや弁当ガラ。どこに何があるかもわからない、人には見せられないお部屋。

あなたもそんな光景を前に、片付けたい…とお困りではないですか?

今回は、ゴミ屋敷を自分の力で片付ける方法を解説します。ステップ通りに作業することで、お部屋をキレイに片付け切ることができます。

あなたも「ゴミ屋敷化してしまった家を片付けたい」という悩みを解決し、リラックスできる我が家を取り戻しましょう。


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ゴミ屋敷を片付け・掃除の方法は?自力でできる判断基準は?

ゴミ屋敷を片付け・掃除の方法は?自力でできる判断基準は?
これからゴミ屋敷を片付けようと思っているなら、まずは自分で片付けるか、プロの力を借りるのかの決定からすることが大切です。

やみくもに作業を開始せず、ひとつひとつ解決しながら前に進めていきましょう。

自力で片付け・掃除する

床が見えている状態、もしくは床一面にゴミはあるものの、まだひざ下以下の高さで、1部屋程度であれば自力で片付けることができます。

自力で片付けることで、プロに依頼するよりも人件費などをかけずに済むので、安く片付けることができます。

一方で、自力で片付ける際には、「分別の手間がある」「作業時間をたくさん確保しなければならない」「精神的肉体的に負担になる」「誰か知り合いに部屋を見せて協力を得なければならずゴミ屋敷が他人にばれる」といったデメリットがあります。

とくに分別はしっかりしなければ、最終的なゴミ出しの段階で持ち込みしても引き取ってもらえなかったり、地区のゴミステーションに出しても回収してもらえなかったりする可能性があり、大変です。

また、想像以上にストレスのかかる慣れない作業になるため、作業が完全に終わる前に挫折してしまうというリスクもあることを忘れてはいけません。

片付けの業者に依頼する

何部屋にもわたってゴミ部屋になっている、ひざ上以上にゴミが積み重なっていて足の踏み場もない、片付けをとにかく急いでいるというときは、プロの片付け業者に依頼すべきです。

自力では解決しないゴミ屋敷を短時間でスピーディーにかつ確実に片付けきってくれますので、大きなメリットがあります。

とはいえ一方で、作業人件費やゴミ回収費、車両費などを支払わらなければならないため、費用は割高になります。

予算が少なく、片付けを急いでいない人には向いていないかもしれません。

3 ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するメリット・デメリット

ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼する場合のメリットデメリットをそれぞれご紹介しますので、依頼前の参考にしてみてください。

ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するメリット

業者に依頼すると、「早く片付く」「確実に片付く」「手間がかからない」「ストレスがない」という大きなメリットがあります。 業者はゴミ屋敷清掃に熟練していて作業経験も豊富なので、「どういった手順でどう片付けていけば最短でゴミ屋敷を片付けきれるのか」をわかっています。 そのため自分で片付けるよりも格段に早く片付けを終えられることができます。 自力で片付けるのとは違い、業者に依頼するということは「きれいな部屋にしてもらう」という契約を交わすことになるので、確実にゴミ屋敷から元通りの部屋に片付け切ることができます。 作業はすべてスタッフにお任せ丸投げでき、手伝いが不要なので、一切の手間がかかりません。 自分で片付けると片付けの準備からゴミの撤去、そのあとの掃除までしなければなりませんが、全て依頼できるので楽々で片付けられます。 ゴミ屋敷の清掃は肉体的にも精神的にも大きなストレスがかかります。 そのすべてを作業スタッフに請け負ってもらえるので、自分はストレスなくゴミ屋敷を改善することが可能です。

ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼するデメリット

業者に依頼するデメリットは、費用がかかることです。 自力で片付けるよりも、高額な費用がかかります。人件費や車両代、ゴミの処分代など様々なことに費用が発生するためです。

4 ごみ屋敷の清掃を自分で行うメリット・デメリット

費用がかかるし業者に依頼するのはためらってる…というかたは、自力で片付けを始める前にまず「自分で清掃を行う場合のメリット・デメリット」を知っておきましょう。

ごみ屋敷の清掃を自分で行うメリット

自力で清掃をするメリットは、業者に依頼するよりも安くゴミの片付けができることです。 業者に依頼すると数十万といった単位での料金が発生する可能性もありますが、自力で片付ける場合はしっかり分別して行政のゴミ出しや持ち込み施設に排出するので、数千円程度で片付けを終えられる可能性が高くなります。 また、自力でゴミ屋敷を清掃できたという「達成感」を味わうこともできます。 苦労して自分で清掃したのだから、次また同じようにゴミ屋敷にしてしまわないようにしよう、という気持ちも芽生えやすくなります。

ごみ屋敷の清掃を自分で行うデメリット

ゴミ屋敷清掃を自分で行う上での大きなデメリットは、「片付けきれない結果に終わる」ことがあるものが最たるものです。 途中で挫折してしまう可能性を阻止できないのです。 また、長時間作業で、片付けで腰を痛めたりしてしまう危険性もあります。 思った以上に多量のゴミが出て、その廃棄先が見つからず、結局ゴミが室内に残ってしまう失敗例もあります。 片付けきれずに終えた失敗経験から、ますますゴミ屋敷にしてしまい、片付けに苦手意識を持ってしまい、負のループに陥るデメリットは危険です。

5 ゴミ屋敷を掃除する前に準備するもの

ゴミ屋敷を掃除するうえで重要なのが準備です。 詳細は「6 ゴミ屋敷を自分の力で片付けるための5ステップ ステップ1」で解説しますが、まずは列挙しますので、どういったものが必要なのか把握してみてください。

準備物(1)掃除道具

  • 長袖、長ズボン、厚手の靴下
  • 軍手、ゴム手袋
  • マスク(箱で複数枚を用意)
  • エプロン
  • ゴミ袋(ゴミ屋敷の規模に合わせて複数枚。自分で思っている以上に多めに用意するのがポイント)
  • 荷紐
  • 段ボールや収納ケース(要不要で荷物をわけたあとに必要物を入れておくためのもの)
  • 新聞紙(割れモノや生ごみ系のゴミを包むためのもの)
  • 殺虫剤(ゴキブリ用、ハエ用)
  • 燻煙剤系殺虫剤(片付け前に一度害虫駆除しておくために必要)
  • スリッパ、もしくは捨ててもいい汚れてもいい靴
  • ぞうきん(複数枚用意する。片付け後の掃除に使用する)
  • 清掃用ウェットシート
  • 清掃用スプレー

準備物(2)時間

時間はただ確保すればいいだけではありません。
  • 袋詰めしたゴミをゴミステーションに排出できる前日の曜日であるかどうか
  • 多量のゴミを行政の持ち込み施設に持ち込み可能な施設受け入れ時間の確認
  • 数時間ではなく、数日単位でのまとまった時間の確保
  • 土日はゴミ捨て先がないため、平日での時間の確保

準備物(3)人員

一人で何とかしようと思っていては、ゴミ屋敷は片付きません。 部屋の広さに応じて最低2名~5名で作業できるよう、親族や友人の手を借りましょう。-->

ゴミ屋敷を自力で片付け・掃除する方法5ステップ

「どこから手をつけていいかわからない」のは、計画性を欠いているのが原因かもしれません。

片付けないといけない…という焦りがかえって邪魔をしているんです。

具体的なステップでお伝えしますね。

ステップ1:事前準備

片付け終えるためには、3つの事前準備を行うことが重要です。

せっかく「片付けよう!」と決心したのに、作業がスムーズに進まないせいで挫折するのは、もったいないですよね。

  1. 人手の確保
  2. スケジュールの確保
  3. 準備物

詳しく解説しますね。

(1)人手の確保

作業効率や時短ができるので、複数名で作業するのはオススメです。

誰かと一緒に片付ける方が作業分担もできますし、途中で心が折れる不安もありません。

最適な作業人数の目安
マンション ~1DK 2名
マンション 1LDK~2DK 3名
マンション 2LDK~ 4名
一軒家 3~5名

自分でなんとかするしかない、とつい抱え込んでしまう人も多いです。

ですが、ここは確実にゴミ屋敷を片付け終えるためにも、人手を確保しておきましょう!

(2)スケジュールの確保

大量にゴミがある場合はまとまった時間を確保し、短期間で一気に片付けるのが鉄則です。

また、ゴミはその日のうちに市の処分場に捨てに行けるよう、平日にスケジュールを組むことがポイントです。

(3)準備物

  • 軍手…使い捨てられるものを作業人数×10枚
  • マスク…花粉対策タイプを2箱以上
  • ゴミ袋…厚手を100枚以上
  • 運搬車…軽トラやハイエースなど
  • 掃除道具…掃除機、ホウキ、消臭除菌スプレー

ステップ2:入り口から作業スタート

搬出経路の確保ができ、作業の効率が圧倒的に上がるので『玄関→廊下→各部屋』の順で片付けましょう。

ステップ3:各場所のゴミをどんどん袋に詰めていく

  • 1m四方を一点集中で作業しましょう。
  • どんどんゴミ袋に詰めていきましょう。
  • 仕分け作業は行わないで袋詰めに集中しましょう。

※広い範囲から均等にゴミを取り上げるのは、作業の効率が悪く、動き回ることで体力を消耗しやすくなるのでやめましょう。

※小スペースを集中して片付けることで、片付いた場所が目に見えてわかるようになり、モチベーションアップにもつながります。

ステップ4:ゴミ袋はトラックに積んで同時進行で捨てに行く

  • 作業分担をしましょう。
  • 『袋詰めだけに集中する人』と『袋詰めをしながらゴミの搬出も並行して行う人』との2役割で作業すると、時短につながります。
  • 袋詰めしたゴミ袋の数が10袋になったら、随時トラックに積み込みましょう。トラックの荷台がいっぱいになったら、その都度ゴミ処分場に捨てに行きましょう。

ポイント

作業の手を止めないように、いつも誰かが片付けに動いている状態であることが、片付けを完遂するためにとても大切です。

ステップ5:最後に清掃をする

  • ゴミをすべて運び出し終わったら、最後に清掃をしましょう。
  • 細かいゴミは手で拾うと時間がかかるので、清掃時にホウキや掃除機を利用して手際よく片付けましょう。
  • 消臭除菌スプレーを吹きかけることで、衛生面やゴミのせいで染みついた臭い対策も行えます。特に食品系のゴミが床や壁面に隣接していた場所にはスプレーを忘れずに吹きかけましょう。

7 自力で片付けられるかを判断する方法

ゴミ屋敷にもレベルがあります。次のチェックリストから、自力対応できるか判断しましょう。チェックが多いほど次の可能性が高まります。

  • 自力で片付けられるレベルを超えている
  • 自力作業はリスクが高すぎる
人手の確保が一切できない  
処分場のしまっている土日に短時間しスケジュール確保ができない  
天井までゴミで溢れて人が住めないような状態だ  
虫やネズミがいて、作業に感染症のリスクが伴う  

チェックが2つ以上入ったなら、業者に頼んだ方がメリットが多いですよ。

ゴミ屋敷の片付け・掃除を業者が行うときのステップ

ゴミ屋敷の片付け・掃除を業者が行うときのステップ
ゴミ屋敷の片付け・掃除を業者に頼む場合の流れを詳しく解説します。

問い合わせ

まずはメールや電話で問い合わせます。おおよその料金体系やサービスの特徴、電話オペレーターの丁寧さなどを確認します。

現地見積もり

実際に部屋を見に来てもらい、正確な料金を見積もりで出してもらいます。

作業前説明

見積に納得した場合は予約した日時で作業に来てもらい、作業前に「おおよそ何人でどれくらいの時間、どのような流れで作業するか」について説明を受けます。

作業開始

作業員が作業を開始します。ほとんどの場合、依頼者は手伝わず、作業スタッフが迅速に片付けていき、貴重品の確認などの指示だけを出す形となります。

作業後の現場の確認

作業終了後は、ゴミは残っていないか、作業で壁や床に傷がついていないかなどを作業スタッフと一緒に確認します。

お支払い

作業に納得できたらお支払いをします。支払いが終了したら、作業員は撤収します。

ゴミ屋敷の片付け・掃除の業者依頼の費用は?

ゴミ屋敷の片付け・掃除の業者依頼の費用は?

片付け業者に依頼した場合の費用相場はおおよそ、

  • 厚さ30cm以下で床一面にゴミが散らかっているケースで1ルーム4万程度、戸建てなら1部屋当たり12万程度
  • 厚さ50cm以下で膝までゴミであふれているケースで1ルーム10万程度、戸建てなら1部屋当たり15万程度
  • 天井までゴミが山積みのケースで1ルーム20万程度、戸建てなら1部屋当たり40万程度

となります。

詳細は、写真付きの事例も紹介の上、「ゴミ屋敷片付け料金を実例で公開!料金を安くおさえる3つの方法」で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご確認ください。

ゴミ屋敷の片付け・掃除の業者選びのポイント

ゴミ屋敷の片付け・掃除の業者選びのポイント
ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ時は、慎重に優良な業者を選び抜く必要があります。

悪徳業者に誤って依頼しないように、下記の4つのポイントを押さえましょう。

ポイント(1)実績が豊富にあるか

ゴミ屋敷の片付けの経験が豊富にある業者であれば、安心して作業を任せることができます。

会社のホームページなどで過去の施工実績などを確認し、十分に実績のある会社か確認をしましょう。

ポイント(2)賠償責任保険加入済みか

ゴミ屋敷の片付けは室内で行われるため、万が一作業ミスが発生した場合、壁や床などに損壊を与えられてしまう可能性があります。

保険未加入の会社の場合、最後まで保証してくれず泣き寝入りになる可能性があるので、必ずアフター保証のしっかりした、賠償責任保険加入済みの会社であることをチェックしましょう。

ポイント(3)電話対応や作業員の接客は丁寧か

せっかく依頼してきれいな部屋を取り戻すのに、態度の悪い作業員が来て作業されると、気持ちはすっきりしませんよね。

電話対応や見積もり時の作業員の接客が丁寧で、気持ちよく依頼できる会社を利用するようにしましょう。

ポイント(4)見積書の内訳は明瞭か

見積書の内訳が明瞭で、明朗会計の会社であることは重要です。

口頭見積もりだったり、「だいたい~円くらいです」といった大雑把な見積もりだったり、「作業一式〇円」といった不透明な見積書の場合、あとから「こういった作業は見積もりに含まれていないので追加料金になります」と最終的に高額請求されるトラブルに巻き込まれかねませんので注意が必要です。

ゴミ屋敷の片付け・掃除がめんどくさい…放置しておくとどうなる?

ゴミ屋敷の片付け・掃除がめんどくさい…放置しておくとどうなる?
自分は困っていない、面倒だからゴミ屋敷を放置している…という人は実はその行動に大きな危険が潜んでいることを知っておく必要があります。

「ゴミ屋敷対策条例」違反となる可能性

ゴミ屋敷・汚部屋がひどい場合には、行政から強制的に処分が下される場合があります。

行政から処分を受け、強制的にゴミを片付けられ、費用だけ請求される行政代執行をうけると、「自分で計画的に片付ければこんなにお金はかからなかったかもしれないのに…」「だいだい的に作業を強行されたせいで、多くの人に自宅がゴミ屋敷だとばれてしまった…」と後悔することになりかねません。

怪我や病気になる

ゴミ屋敷は不衛生な環境です。

アレルギーを発症したり、免疫力が低下しやすくなったり、体に悪い環境に身を置き続けることになるため、病気になってしまう可能性があります。

また、ゴミに足をとられて転んでけがをする例も実際後を絶ちません。

近隣トラブルの発生

悪臭が原因でご近所さんからクレームを受け、大きなトラブルに発展する可能性もあります。

その土地で長く生活していくうえで、ご近所さんとのいざこざは避けておくことが大切ですが、ゴミ屋敷はそんなトラブルを引き寄せてしまいます。

賃貸物件を追い出される可能性

賃貸物件の場合は、大家さんにばれると、口頭や書面で注意を受け、改善指示を受けるようになります。

そのうち内容証明郵便が届き」「いついつまでにゴミ屋敷を片付けなければ、退去してもらう」という通達を受ける可能性があります。

それでも片付けない場合、訴訟に発展したり、退去を命じられる危険性があります。

害虫の発生

ゴミ屋敷で多いのが、害虫の大量発生です。

コバエやゴキブリ、ダニなどが発生して、家の中で大量に繁殖してしまう恐れがあります。

まとめ

ゴミ屋敷の片付けについて、作業ステップを解説してきましたが、いかがでしたか?

今回の内容を実践して頂ければ、計画的に効率よく片付け終えることができます。とはいえ、無理は禁物です。

自力作業すべきかチェックリストから判断し、プロへの依頼も視野に気持ち良く片付け終えられる方法を選びましょう。

この記事が、ゴミ屋敷化してしまった家を片付けたいあなたの力になることを、願っています。–>

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