片付けられるようになるのか?片付けられない人が抱える理由

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「私は片付けが苦手で夫に任せていたら、片付けられるようになれと怒られた…」

「子育てに忙しくて億劫な片付けを避けていたら、旦那から『離婚してくれ』と言われた…」

「主人が全く片付けられない。主人の実家に行ったら物が溢れて散らかり放題で呆れた」

このように、自分自身や自分の身の回りの人が片付けができないということで困っている方って多いと思います。

特に夫婦間でのこういった問題は、解決すべき重要な課題だと思います。

僕の友達夫婦も、同じような悩みを抱えています。

お嫁さんはキレイでモデルルームのような家や部屋の状態が理想なのですが、片や旦那の方は「物を買い足す」という行動が好きで実家の部屋は趣味や仕事の物やゴミだらけで足の踏み場が無かったという、まるで正反対の価値観なのです。

なんでこの二人が結婚できたのか疑問ですが、とにかく奥さんは旦那に物を捨てて片付けてモデルルームみたいな部屋にしたいと日々訴えるのですが、物に囲まれた充足感が欲しい旦那はなかなかウンと頷いてくれません。

夫婦に今はまだ子供がいないのですが、奥さんは仮に子供ができた時に床に物が落ちてて踏んでケガをする心配が無いようにしておきたいのだそうです。

どうやら双方の両親共に綺麗好きで、どちらの実家もキレイな状態。

奥さんの方はお姉さん、お兄さんと兄妹みんなDNAを見事に引き継いでいて、犬猫の毛が落ちるのも嫌で、洗濯物もすぐ畳んでしまうような綺麗好きらしいのです。

しかし旦那の方は、バンバン物を捨てていく自分の母親の行動に嫌悪感があるので、反動して育ってしまったようなのです。

さて、奥さんの要望通り片付けられない旦那は片付けられるようになるのでしょうか?

モデルルームのような部屋は実現するのでしょうか?

そもそも、片付けられない人を片付けられるようにする方法なんてあるのでしょうか?

今回の記事は片付けられない人が抱える片付けられない理由についてと、片付けられるようになれるかどうかということについて紹介していきます。

片付けられない人が片付けられない理由

片付けられない人が片付けられない理由

物に依存している

冒頭で登場した僕の友達(旦那)は持っている物に対してこう言います。

今自分が持っている物全てが、今の僕を支えていたり、僕自身を構成しているんだ

もう完全に物に依存していると言って良いのではないでしょうか?

この友達は、「良いな」とか「欲しいな」と思ったら、あまり深く考えもせずにパッと買ってしまいます。

特に「お得」や「限定」などの札や表示を見かけると、それが何かよくわかってなくても興味を示しています。

「自分は片付けられない…」と感じている方の中にも、こういう状態の方は多いのではないでしょうか?

「特売」や「お得」「セール」などというのを見かけると、つい今のうちに買っておこうという気になりやすいものです。

限定品なども「今買わなくては」と思わされてしまいがちですが、片づけられない人は、本当に必要かどうか考える前に購入してしまいやすいのです。

このような方は何かを購入する時には「必要か不必要か」ということよりも、欲求や「買わないと損をするのではないか」が判断基準になっています。

そうすると部屋には、購入したけれど着ていなかったり使っていない服やアイテムなどが出てきます。

そして「買わないと損をするのではないか」という気持ちで物を買っていますから、いくら使わなくても使ったことがなくても捨てられないのです。

「捨てた後に使うことになったら困る」

「せっかく自分のお金で買ったのだから、捨てるなんてできない」

「物ひとつひとつに思い出があるから、捨てられない」

こう思ってしまうんですね。

面倒くさい

本当はわかっているんです。

片付けたり物を捨てたりしなきゃと思ってはいるんです。

しかし手が動かない。

片付けのような面倒なことはつい後回し。

例え待ち合わせに遅れたら相手に迷惑をかけるけれど、部屋が片付いていなくても困るのは自分だけだし、自分の部屋に誰かを呼ぶなんてことはないし、ましてや誰か友達を呼んでも別に構わない…なんて言い訳をしていませんか?

頭ではわかっているんだけど、面倒くささを上回る「片付け」や「掃除」がもたらすメリットに気づけていないんですよね。

発達障害(ADHD)

どうしても、どうやっても片付けができないという方もいます。

そういう方は発達障害なのかもしれません。

中でもADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害である人は、片付けができない人が多いです。

発達障害については次の項目で詳しく紹介していきます。

発達障害とは?

発達障害とは?
発達障害について百科事典マイペディアにはこう書かれています。

乳幼児期から幼児期にかけて現れることの多い心身の障害を意味する。

代表的なものとして、知的障害、広汎性発達障害(自閉症)、高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群・高機能自閉症)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などが知られている。

いずれも脳機能の障害が原因とされ、先天的なものであったり、そうでない場合も低年齢時に生じた他の疾患の後遺症によるものであったりする。

愛情のかけ方、育て方など生育環境が原因となったものは含めない。

発達障害をできるだけ早期に発見して発達支援をすることが特に重要であることから、都道府県レベルで支援センターを設置するなど地域単位で乳幼児期から成人期まで一貫して支援できる体制を整えることを目的とした「発達障害者支援法」が2005年4月から施行された。

>脳機能の障害が原因とされ、先天的なものであったり、そうでない場合も低年齢時に生じた他の疾患の後遺症によるものであったりする。

こうなってくると、誰かが片付けろとガミガミ言っても意味がありません。

ガミガミ言って本人を片付けができるように正そうとするのではなく、本人が頑張らなくても片付けが自然とできるような環境をつくることが望ましいのです。

ちなみに発達障害は現在の医療では治りません。

薬によって症状を抑えることはできますが、完治することはありません。

ADHDについては「片付けられない原因はADHD!?特徴、診断、片付け方法etc」「片付けられなくてADHDを疑っている人が受けるべき、治療と支援」でも紹介しているので、参考にしてみてください。

片付けられない人は片付けられるようになるのか?

片付けられない人は片付けられるようになるのか?
片付けられない人が片付けられるようになるかは、片付けられない本人がどうしたいかが、片付けられるようになるテクニックや片付けやすい環境づくりよりも重要です。

片付けられない本人の意志の確認

片付けられない本人が「片付けられるようになりたい…」「片付けなければいけない…」と思っているのであれば、あとは考え方や環境を整備すれば片付けられるようになれると思います。

しかし、本人に片付けられるようになりたいという気持ちがなければ難しいです。

片付けられない本人がどういう意志を持っているのか確認してみましょう。

片付ける意志がなければ…

片付けられない意志が本人になければ難しいですが、できないわけでもありません。

片付けるよう説得をするのであれば、片付けない状態がもたらす不利益なことや、片付けることがもたらす良いことを訴えると良いでしょう。

また、片付けられない本人が「片付けなければならない」と強く思うようなキッカケがあれば、気持ちは簡単に変えられると思います。

僕が体験した例があるので、「【朗報】オタク部屋を整頓するためオススメグッズ」を参照してみてください。

片付けられない人への対処法

片付ける意志を持っているなら、次はやり方・方法がわかれば片付けができるようになるのではと思います。

例えば物が捨てられないのであれば、物を捨てる「基準」を明確にして、いらない物といる物の差をつければ物は捨てやすくなると思います。

そうやって物が少なくなった後は、少なくなった物に合わせた収納を考えるのです。

せっかく物が少なくなったのに収納用具ばっかりあったら、また何か買ってくる可能性がありますし、逆に物に対して収納用品が少なかったら床の上に物を置くというブサイクなことをしなければなりませんので、マズいです。

ここまでするとかなりスッキリし、掃除もしやすくなると思います。

次にすべきことは「散らからない工夫」です。

毎日または決めた日に掃除機をかけたり床の掃除をするようにすれば、その都度その都度部屋の清潔さは維持されるでしょう。

これら一連のことに関しては、いくつかの記事で案内しているので、そちらも参考にしてみてください。

部屋の片付けのモチベーションを上げて維持する方法

決めるだけで散らかりにくくなる、家の片付けの順番

部屋の既存の収納を上手に活用した、片付け・収納方法

まとめ

冒頭の夫婦の話ですが、家の中のほとんどの物は旦那の物なので奥さんが勝手に捨てることができません。

本人も「妻の要望を叶えたい」と思っていていくらかは物を捨てた方が良いと感じているようですが、奥さんの希望する「モデルルームのような部屋」にするつもりはないそうです。

片付けられない本人に片付けたいという意志があれば話は早いですが、片付けたい意志が無い人には片付けの必要性やメリットをひとつひとつ説明していけば、いずれは片付けたいという意志が芽生えるのではと思います。

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