実家の片付けが難しい意外な理由と両親とモメずに片付ける2つのコツ

久しぶりに実家に帰ったら、ゴミ屋敷の様になっていた…色々調べてみると両親が何でもかんでも物を溜め込んでしまって困っている。自分の実家、そして自分の親に対して悩んでいる方って実は多いです。

そういった状態ではいくら片付けても、何度でもゴミ屋敷状態に元通りになってしまいますが、理由とコツさえつかんでしまえば実はアッサリ片付いてしまうことがあります。

そこで今回は、実家の片付けが難しい理由から円滑に片付けを勧めていく2つのコツを紹介します。

両親とモメずにスムーズに実家の片付けが出来るようになるはずです。ぜひやってみてください。

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1 実家の片付けが難しい意外な理由

(1)両親には正論が通用しないから

まず最初に片付けができない大きな理由は「ご両親の協力が得られないこと」にあります。そもそも両親が片付けられるんであれば実家が汚くなることはありません。

あなたのような方は、実家の片付けをしようとしない両親に向かって、きっと「こうした方が良い」とか「ああした方が後が楽」という理屈や正論を振りかざして、拒否された経験があるかもしれません。

ですが、両親には、子ども世代が正しいと思うことはほとんど通用しないと思っておきましょう。どんなに不便なことでも、親からしてみたら、過去何十年もそうやってきたという経験即則があるからです。

ましてや、子どもであるあなたの言い分なんて、生意気で聞いていられないという親御さんもいらっしゃるでしょう。

あなたにも、赤の他人からアドバイスをもらっても、そのアドバイスよりも自分の経験則の方が信用できるので、断ったり反抗したりしたことがありませんでしたか?

実家の主は親です。親の習慣を優先して片づけることが大前提なのです。

(2)自分の家ではないから

もし、あなたが就職や結婚を経て実家を出られて、もう何年も経つのであれば、もはや実家は「他人の家」だと思っておいた方が正解でしょう。

思い返してみましょう、あなたが生まれ育っていた頃と、実家を出た頃と、今とでは、実家の中はかなり変わったのではないでしょうか?

周辺の環境も変化し、親も歳をとり、昔あった物がなくなったり…。このような環境の変化は片付けを阻害する大きな理由の一つとなってしまいます。

(3)思い出の品が多すぎるから

想いでの品って簡単に捨てれらませんよね?

実家には、あなたの歴史や思い出が詰まっていると思います。子どもの頃の写真や、学校でつくった作品や、卒業アルバムや文集や、昔読んだ本などです。

同時に、あなたに思い出の品があるように、両親の思い出もあるはずです。長く生きれば生きるほど、こういう物は増えていきます。

しかも、両親にとっては、こうした物は楽しかった昔を思い出させてくれる「大切な物」です。なので、こういった物は片付けがしづらいです。

あなた自身の物も片付けにくいでしょうし、自分ではない両親の物の方がもっと片付けにくいでしょう。

(4)物が多すぎるから

上記の「思い出の品」と似ていますが、そうでない物も多いはず。両親は何十年もそこに住んでいるのですから、生活に必要な物や趣味の物が増えるのは当然です。

きっとタンスや押入れの中は、そういった物でいっぱいなのではないでしょうか?

「思い出の品」は感情的に片付けづらいですが、こちらは物質的な多さが災いして、片付けづらいと思います。

重たい冷蔵庫やタンスなどは、自分達だけの力ではどうすることもできなくて、不用品回収業者の力を借りることになるかもしれません。

また、物が多すぎると、作業していく内にみるみる片付けのモチベーションが下がってしまいます。途方も無い作業に飽々してしまうかもしれません。

2 ゴミ屋敷化してしまったような実家でも綺麗に片付ける2つのコツ

ではそのような状態でどうやったらうまく片付けられるようになるのか?

コツは「完璧な片付けを目指さない」「親と話し合い意見を優先する」のたった2つ。お困りの方は今すぐ実践してみてください。

コツ1:完璧な片付けを目指さない

あなたのような子ども世代は、きっと必要な物以外は何も無いという状態を望んでいるのではないでしょうか?

しかし、戦後の物の無い時代を生き、高度成長の中を生き抜き、物で生活を彩ることで安心感を得てきた親世代にとってみたら、どうでしょうか?

そんな両親にとって、「必要な物以外は何も無い」という家は、寂しいものではないでしょうか?

今ある実家の姿は、「親なりに創意工夫を凝らした結果」だと思います。

親は物が溢れていてもちっとも困ってないから、あなたの提案を拒否するのかもしれません。

わざわざ物を減らして不安を増やしてまできれいな家に住みたいとは、これっぽっちも思っていないかもしれません。

あれもこれも捨てて、何も無くなって感じた寂しさが、リバウンドの原因になるかもしれません。

なので、そういった片付けの完成度を、あなたと親とで共有する必要があります。

コツ2:親と話し合い意見を優先する

上述にも関わってきますが、「実家は他人の家」だということを肝に銘じてください。

例えば、いくら仲の良い友達があなたの家に来て、勝手に掃除や片付けをし出したら、あなたはどう思いますか?

きっとその作業を止めたり、怒ったりすると思います。

両親からしてみても、そうなのです。

たまにあなたが家に帰ってきたと思ったら、やれ物が散らかっているだの、掃除が行き届いてないだの文句を垂らして、挙句片付け始めたら、両親からしてみれば、怒ったり抵抗したりすると思います。

僕の祖父の物の片付けは、祖父が亡くなってから10年経って初めて始まりました。

それは、祖母も母も祖父のことが大好きで、祖母だけでなく、僕の母も抵抗していたらしいです。

しかし、母が「老前整理」という言葉を聞いて、もし祖母が亡くなったら、祖父の物と祖母の物と両方片付けなければならないと思ったことがキッカケだったらしいです。

そういった内容の話を、母は何回も祖母を話し合い、互いの認識を共有していったらしいです。

なので、子どもであるあなたが主導権を握って片付けるのではなく、両親とあなたとで話し合って、意見を汲みとって、両親の意見を尊重した上で、片付けをしてください。

そうすれば、互いに齟齬や不毛な言い争いが起きずに済むと思います。

「命令口調」はタブー

年老いた親を持つあなたは、少なくとも50代から上の年代の方だと思います。そんな年代のあなたが、かなり歳下の人から、アレしろコレしろと偉そうに命令されたら、どう思いますか?

たとえそれが、仕事の中でのやり取りにしても、きっと良い思いはしないと思います。

それと同じように、親もあなたのような子どもからそのように命令口調で物を言われたら、モチベーションも下がりますし腹が立ちます。

ゴミ袋をつかんで、家の中にあるガラクタをどんどん捨てたい衝動にかられるでしょうが、これはまずいやり方です。

なので、両親が自分から行動できるように仕向ける言い方で指示をしてみましょう。

「私もこのあいだ、自分の部屋に積んであった雑誌を片付けたら、掃除がしやすくなって楽になったよ。お母さんも、この新聞、もう読まないなら捨てたらどうかなあ?」

というように、メリットをあげ、提案すれば、きっとうまく行くと思います。

僕の母は普段は祖母に対して少し高圧的で、それに祖母も抗うことが多いです。

まるで2chの罵り合いのようでした。

しかし、この片付けに際して、祖母に対してかなり気を遣って指示をしていると言っていました。

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3 片付けのプロに相談するのも一つの手

実は、ご両親が意見を聞かないのは「あなただけ」かもしれません。片付けのプロがキチンと説明をすると「そうだよね!」とすぐに納得するケースはよくあります。

多少お金はかかるかもしれませんが、実家に帰るための往復交通費、時間、そしていや~な感情をすべて考慮すると、意外と安く感じることもあります。

「これはもう自分では何ともできない…。」と少しでも感じたら一度片付けのプロに相談してみてください。

お部屋がキレイに片付く!業者選びの3つの基準とオススメ業者紹介」では片付け業者の選ぶ基準やオススメの片付け業者さんを紹介しています。合わせてお読みください。

まとめ

あなたが実家の片付けで悩んでいるのであれば、できるだけ早く着手することをオススメします。実家の片付けは親が生きているうちにしておいたほうが良いからです。

親が生きている間に、親と話し合いながら要る物と要らない物を片付けていくことと、親が死んでから、親の思い出や好きだった物がわからないままする「遺品整理」とは、感じるストレスが全く違います。

さらに親とコミュニケーションを取らなかったことに対する「罪悪感」を感じるかもしれません。

親とは言えやはり自分以外の家や部屋の片付けは難しいと思います。

大切なことは、親の立場に立って考えるということです。そして、親が抵抗なく片付けを一緒にしてくれるよう促すことです。

ぜひ、試してみてください。