僧侶さん直伝!仏具の処分は供養不要な理由と仏具処分方法~料金相場

「仏壇は手放す際に供養しないといけないと聞いたこと」はあっても、一緒に飾っていた仏具はどのように処分すればよいのかわからない、と悩まれる人は多いのではないでしょうか?

仏壇と一緒に飾っていたものですから、雑な扱いはしたくないですよね。ちなみに仏具とは、次のものを指します。

仏具

適切に処分したくても、頻繁に捨てるようなものではないので、考えている捨て方に不安を感じるかもしれません。

そこで今回の記事では、僧侶さんから実際に聞いた仏具の供養~処分料金までのすべを紹介しますので、仏具処分に必要な全ての知識が身に付きます。

仏具の処分に対しての心配事や不安は一切消え、安心して、滞りなく処分ができるようになります。是非参考にしてください。

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1 僧侶さんに聞いた供養に必要なケース・不要なケース

片付け110番提携の僧侶さんに確認しましたが、基本的に仏具処分時には供養(魂抜き(閉眼供養))は必要ありません。

仏具には、魂は宿らないためです。

ただし、仏壇に飾っていた大切な道具ではありますので、家族やご親族の誰かが、「仏具も供養したい」と思われたなら、その気持ちを大切にし、供養の手配をしてあげることが一番です。

仏像や掛け軸は供養したほうが良い

最初に仏具とは何を指すのか画像でご紹介しましたが、その中には含まれない『礼拝仏具』らいはいぶつぐ)』と呼ばれるものは、お仏壇と同じように魂抜き(閉眼供養)を行うことが推奨されています。

礼拝仏具
読経してもらう際のお布施費用については、『仏壇の処分費用は1,000円から最大10万円!安く処分する3つのコツ』で解説していますので、あわせてご確認ください。

2 仏具の処分方法は3つある

「お寺に持って行ったら供養と一緒に引き取りまでしてくれるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、残念ながらそれは難しいようです。

仮に引き取ってもらえても、お寺自体も不用品回収業者などを利用して処分を行うことになるため、お寺でやってくれるのは『供養まで』であることに注意しましょう。

お寺さんでは処分は難しいですが、以下の3つの方法で仏具を処分することができます。

  1. 仏具店に依頼する
  2. 不用品回収業者に依頼する
  3. 自治体で処分する

それぞれメリット・デメリットが異なりますので、確認して自分に向いている方法で処分しましょう。

(1)仏具店に依頼する

方法(1)仏具店に引き取りを依頼する

仏具店は、仏壇仏具の販売だけでなく、処分のための引き取りサービスも行っています。

  • 葬儀や法要の業界に強いコネクトがある
  • 自社の職人が仏具を作成し修理も請け負っている

こういったことから、希望に応じて供養の手配をしてくれたり、中古品として(買取まではできないものの)安い処分費で次の活躍の場を与えてくれることもあります。

メリット・デメリット

メリット自分で持ち込んで引き渡すだけなので、予約の手間がありません。

デメリット…店舗によっては、『その店で購入した仏具のみ引き取り対象』『仏壇は引き取るが仏具は引き取れない』という制限がある。

手配の手順
  1. 最寄り・もしくは自分が購入したお店へ、自分で仏具を箱に詰めて持って行き、店頭で引き渡します。
  2. 店頭で代金を支払います。
  3. その後は仏具店が提携している回収業者などで処分を行います。

(2)不用品回収業者に依頼する

方法(2)不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者では、仏具は『特殊処分品』として扱われます。

そのため、本来供養が不要と言われる仏具に関しても「供養必須です」と言われるケースが多い傾向にあります。

最終的には他の回収物同様廃棄するのですが、「回収業者スタッフの気持ち的には、はいはいと気軽に引き取ってゴミのようには扱えない」のが心情だそうです。

ある意味、葬儀や法要の業界に携わる人よりも依頼者に近い考え方で、丁重に扱い、処分してくれるといえます。

メリット・デメリット

メリット…仏壇も仏具も、さらには遺影・位牌などもまとめて引き取りを依頼でき、供養の代行手配もしてもらえる。

デメリット…人件費や車両費が加算されるため、料金は高額。

手配の手順
  1. 電話で予約をします。
    仏具処分に対応してくれない業者もいるので、「仏具の回収もしてくれますか?」と確認しましょう。
  2. 予約の取れた日時で自宅まで回収に来てもらいます。
  3. 事前に自分で箱に詰めて渡すだけにするか、箱詰め袋詰めから依頼するか、どちらかで対応してもらいます。
  4. トラックに積み込んだら当日現地で支払いをします。
  5. 回収業者が収集・撤去し終了です。

(3)自治体で処分する

方法(3)自分で自治体にゴミで出す画像引用:厚木市ホームページより

自治体で捨てるという事は、完全に仏具を『ゴミ』として扱うことを意味します。

実際、おりんなどの金属製品は不燃ゴミ、仏飯を乗せていた仏膳台は木製なので可燃ゴミ、という区分になります。

メリット・デメリット

メリット…費用が安く済み、自治体によっては0円での処分も可能。

デメリット

  • ゴミとして出すことになるので、精神的に抵抗があれば、負担になる。
  • 近隣の人の目があり、出しにくい。
  • 細かい分別が必要。
  • 自治体によっては回収自体に対応していない。
手配の手順
  1. まずお住いの市区町村にゴミ収集について電話で問い合わせるかホームページを確認します。
  2. 仏具が回収対象か、対象な場合は何ゴミなのか、どうやって出せばいいのか質問、もしくはネットで調べます。
  3. 市区町村のルール通りにゴミ出しします。
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3 仏具処分の全国料金相場

仏具店、不用品回収業者、自治体で処分する場合の、全国料金相場を表にまとめました。

仏具店 みかん箱程度の段ボールにつめて1箱あたり2,000円程度
不用品回収業者 みかん箱程度の段ボールにつめて1箱あたり6,000円程度
自治体 完全に分別して出せば0円~持ち込みした場合で相場1,000円前後

実際に引き取りに対応してくれる不用品回収業者については、『絶対後悔しない遺品整理のための業者選びのポイントとオススメ業者5選』でオススメを紹介していますのであわせてご確認ください。

まとめ

仏具には魂が宿らないので、処分に当たっては魂抜き(閉眼供養)をする必要はありません。ただし、ご家族やご親族の気持ちが一番大切ですので、「仏具も供養したい」と考える方が身内にいるなら、誰もが納得できる選択をし、必要があればお坊さんに読経の依頼をしましょう。

処分の方法には、『仏具店に引き取りを依頼する』『不用品回収業者に依頼する』『自分で自治体にゴミで出す』の3つがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分やご家族・ご親族にとって一番の方法を選びましょう。

この記事が、仏具を処分したい…と悩むあなたの不安を解消し、スムーズな仏具処分の役に立てば幸いです。