「要らないタンスを処分してスペースを空けたい!」
「コスパが最適な方法を知りたい!」
「持ち上げられない大型タンスはどうやって捨てるの?」

大型で不要なタンス。使っていないのに部屋を占領しているタンスは、「家具」というよりも、もはや巨大な置物に近い存在ではないでしょうか。

タンスは生活の上では、とても便利で重宝しますが、邪魔なタンスはスペースの無駄や、ホコリや汚れの原因、地震で倒れたときの事故にも繋がりかねません。

せっかくなら、思い切って処分してスッキリ安全で快適な部屋で過ごしたいですよね。

タンスを処分するには、下記4つの方法があります。

【タンスの処分方法4選】

処分方法 費用目安
1.ネットオークションに出品して売る 無料
2.粗大ごみのシールを貼って処分 1,000~1,500円
3.行政の指定する収集場へ持ち込んで処分 500~1,000円
4.不用品回収業者へ依頼 3,000~8,000円

「1円でも安く処分したい!」のであれば、特に1〜3がオススメです。

お持ちのタンスが美品でブランドやアンティーク商品など、価値があれば売却すれば、費用はかからない上、収益になりリサイクルにも繋がりますね。粗大ごみとして処分すれば、費用もかなり抑えられます。

とは言っても、すべてのタンスが売れるわけではありませんし、粗大ごみとして捨てるには解体や運搬など、かなりの手間がかかってしまうでしょう。

例えば、タンスの解体や運搬途中でケガをしてしまっては医療費もかかりますし、他の不用品があれば、まとめて回収業者へ処分したほうがお得な場合もあります。

本記事では、お持ちのタンスの状態や費用、環境によって一番良い方法をご紹介していますので、スムーズかつ最小限のコストと手間で処分することが可能です。

後悔しないためにもぜひ、最後までお読みください。


\業者選びに困ったら…/

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

処分に困りやすいタンスとは

処分に困りやすいタンスとは、『苦労』『手間』がかかるなど、『作業工程が多い』ことが特徴です。

自分でタンスを処分する際は、自治体のルールに従って、『可燃ごみ』か『粗大ごみ』として捨てるため、『解体』や『分別』や『運搬』を行わなければいけないからです。

  • 解体が必要なタンス
  • 買い取りの需要がないタンス

『タンスの処分事情』を、この2つのシチュエーションから、さらに詳しく解説しますね。

解体が必要なタンス

『解体が必要なタンス』は、特に手間がかかるため、処分に困ります。

作業には、金具やガラスなどを解体・分別するための『工具』や『知識』が必要で、日曜大工の作業に『慣れ』ていないと、かなりの時間がかかってしまいます。

いざ「解体しよう!」と取り組んでも、難しくて、途中までバラしたところで「これ以上前に進められそうにない…」なんて結果にもなりかねません。

解体後の分別も、「これは何ゴミ…?」「これはいつどこに出せるの…?」と、一つ一つ調べる必要まで出てきます。

さらに、粗大ごみの処分は、市町村ごとに、細かい『ルール』があり、引き取ってもらうためには、その基準を満たす必要があります。

例えば、岡山市の場合、『重量100kgを超えるもの』、『長さ1.8m超えるもの』は、『引き取ってもらえない』という明確な基準があります。

大きく重いと搬出・運搬が困難

タンス自体が、『大きく・重い』と搬出・運搬が困難になります。

『人手』も『時間的拘束』も、タンスの大きさ・重さに比例して、たくさん必要になるからです。

例えば、昔ながらの和ダンスだと、持ち上げて運び出すには、大人でも2~3名は必要です。

また、搬出経路によっては、「ドアのサイズが小さくてタンスが出せない…!」といった問題も生じます。

大型家具を毎日運んでいる引っ越し業者さんでさえも、特にマンションやアパートは、運び出すのに苦労されるそうですよ。

形見の婚礼タンスを「捨てられない」「捨てたい」人が急増中
形見の婚礼タンスを「捨てられない…」「捨てたい!」という人が急増中です。

大型の頑丈な造りで『処分方法も困るし置いていても邪魔になる』という物理的な悩みと、「思い出の品だから簡単に捨てられない…」という精神的な悩みが生じてしまうんです。

例えば、実家から新居に引っ越す際、夫のお義母さんの形見の婚礼タンスは「持っていくべき?捨てるべき?」と、悩んでいる人が多くいらっしゃいます。

家族の中でも、自分にとっては『不用品』で、相手にとっては家族が何十年も使った思い出の『遺品』になってしまうので、考えも対立してしまうんです。

最近は、マンションやアパート、新築の家も、『洋風の内観』が多いため、和ダンスが雰囲気にあわない、ということもしばしば…

本当は捨てたいけど、捨てられない、というジレンマが生じているんですね。

買い取りの需要がないタンス

『買い取りの需要がないタンス』は、自腹で処分費を負担しなければならない上に、適切な処分方法を自身で調べだして行うほかないため、処分に困ります。

日々の生活から排出される家庭ごみのように簡単に捨てることができませんので、「捨てるものにお金をかけないといけない…」という葛藤の中、面倒まで負わないといけないんです。

タンスをはじめとする家具は、事前に『有料の廃棄券を購入』して、『指定場所』へ廃棄しなければいけません。

売れやすいタンスとは

『売れやすいタンス』とは、メーカー品や海外ブランド品、アンティーク品や伝統工芸品など、『商品価値が高い』タンスのことです。

どんなに古くても、時代を超えて需要があるブランドのタンスであれば、『買い手がつく』ため、家具買取の店や、骨董・美術品買取の店に『売る』ことができます。

ブランドものは、お洋服やバッグだけでなく、タンスにも需要があるんですね。

特に、本体に『匠マーク』がついているタンスは、骨董品や古美術品と同じような査定基準で売買が行われていますよ。

例えば、『岩谷堂箪笥』、『北海道民芸家具』、『日光彫』などは人気で、売れやすい傾向にあります。

震災のあと大型家具の人気が落ちた
震災のあと、大型家具の人気が落ちました。

大型タンスは、『転倒防止策』や『設置場所への注意喚起』が国からもあるように、『倒れてきて潰される危険性』があるからです。

総務省消防庁でも、次のようなデータを発表しています。

  • 1995年に起きた『阪神大震災』では、負傷者の約50%が『家具の転倒・落下』が原因での怪我を負った。
  • 津波の被害が大きかった『東日本大震災』でも、家具による負傷者が約30%を占めた。
  • 災害時、家具の転倒・落下による危険性は非常に高いことがわかる。

参照元:総務省消防庁『阪神淡路大震災 住宅内部被害調査報告書』より

特に、東日本大震災以降、テレビコマーシャルでも、「タンスの転落防止をしよう」と頻繁に目にしますよね。

いつどこに住んでいても、地震が起きて、それに巻き込まれてもおかしくないのが、今の日本です。

面倒な防止策の必要が無く、引っ越しの身軽さもあることを考えれば、大型のタンスよりも、簡易で軽量なタンスが流行るのは当然かもしれません。

少しでも安くタンスを処分する方法3選

『少しでも安くタンスを処分する方法3選』をご紹介します。

誰もが「捨てることにコストをかけたくない!」と感じていると思いますが、どれか1つの選択肢を選べば、最小限の費用で片付けができるようになります!

少なからず『手間』や『コスト』はかかりますが、あなたの好みに合った方法で捨てることができると、後からの後悔もありませんね。

具体的には、次の3つです。

  1. ネットオークションに出品して売る
  2. 粗大ごみのシールを貼って処分
  3. 行政の指定する収集場へ持ち込んで処分

詳しく解説しますね。

(1)ネットオークションに出品して売る

『ネットオークション』に出品して売ることができると、とても有益です。

売れればあなたに買い取り価格という利潤が生まれるからです。

例えば、『ヤフオク!』で『タンス アンティーク』と調べるだけで、約10,000円前後の値段で落札されているのがわかります。

処分したいタンスが、ブランドやアンティークだった場合、思わぬ臨時収入になるかもしれませんよ。

また、ネットオークションには、『幅広い需要層』があるので、ブランド品でなくても、「使えれば安いなら欲しい」という買い手もいます。

ノーブランドのタンスでも、状態がよく、使用できるものなら、売れる可能性がありますね。

(2)粗大ごみのシールを貼って処分

粗大ごみのシールを貼って処分
『粗大ごみのシール』を貼って、収集指定場所に出して処分できれば、運搬の手間を抑えて、安く処分することが可能です。

地域の『粗大ごみ収集日』に、タンスに粗大ごみシールを貼っておくと、自治体の回収担当者が『回収』してくれるので、遠方の処分場へ自分で持ち込む必要がありません。

粗大ごみとして出す場合は、『粗大ごみ処理券』を取得する必要があります。

【『回収』の申込方法】

  1. 自治体に『回収』申込(必要となるごみ処理券の金額や受付番号の確認必須)
    →(参照:『地方公共団体情報システム機構』 https://goo.gl/s49ifX
  2. ゴミ処理券の準備(コンビニやスーパーなどで購入)
  3. 必要事項(名前、金額、受付番号)を記入後、タンスに貼付
  4. 『回収』してもらうため、収集指定場所へ投棄(指定場所は電話で事前にお知らせされます)
    →(参照:『地方公共団体情報システム機構』 https://goo.gl/s49ifX

自治体での処分は、『ルール』に厳しいので、正しい手順を踏んで処分しなければいけません。

必要なことが順守できていないと、回収してもらえず、一度運び出したタンスを、再び自分で引きあげなければならなくなってしまいますので、要注意です。

回収料金の目安は、岡山県岡山市を例に挙げると、次のようになっています。

大きさ 料金
タンス(120cm以下) 1,000円
タンス(120cm超) 1,500円

処分前に全国自治体マップ検索(https://goo.gl/Q3Nzgj)から確認してくださいね。

(3)行政の指定する収集場へ持ち込んで処分

行政の指定する『収集場へ持ち込んで処分』すれば、『最も安い料金』で、タンスの処分が実現できます。

収集してもらう手数料がなくなるので、持ち込みは回収よりも、『500円前後』割安になります。

同じ自治体処分でも、『自己搬入』するほうが、料金設定が安くなっているんですね。

具体的には、次の手順で準備を進めてください。

【『持ち込み』の申込方法】

  1. 自治体に『持込』申込(必要となるごみ処理券の金額や受付番号の確認必須)
    →(参照:『地方公共団体情報システム機構』 https://goo.gl/s49ifX
  2. ゴミ処理券の準備(コンビニやスーパーなどで購入)
  3. 必要事項(名前、金額、受付番号)を記入後、タンスに貼付
  4. 指定収集場へ『持込』(指定場所は電話で事前にお知らせされます)
    →(参照:『地方公共団体情報システム機構』 https://goo.gl/s49ifX

お住まいの地域によって、手続きが若干異なる場合があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。


\業者選びに困ったら…/

現在・
LINE登録期間限定キャンペーン中!】

タンスを捨てるには手間と時間もかかる

タンスを捨てるには、どうしても『手間と時間』がかかりますが、「とにかく簡単に済ませたい!」なら、不用品回収業者へ丸投げすることで、希望が叶います!

不用品回収業者なら、タンスの状態が良好・破損に関わらず回収対応し、置いてある部屋の中からの搬出もお任せ、さらには希望日の予約、早ければ予約当日の即日回収も対応可能です。

粗大ごみに出す時のように、サイズを気にしたり、解体や分別をしたり、助っ人を頼んで運び出す必要もありません。

回収に対応してくれない地域なら、大きなタンスが積めるトラックの『レンタル』をして持ち込みしなければなりませんが、回収業者ではそんな心配も無用です。

自分の力だけで処分する場合のデメリット

  • ネットオークションは『いつ売れるかわからない』『売れるかどうかはわからない』
  • 自治体処分には手続きという『手間』や、ルールを順守するための面倒な『作業』がある

不用品回収業者を利用するメリット

  • 予約の電話1本で、すべてが完結する
  • 希望日で予約が取れるため、わざわざ仕事を休む必要がない
  • 夜間回収を行っている業者なら、仕事から帰った後に取りに来てもらえる
  • 運び出しも、搬出の際に解体が必要な場合のその作業も、すべて頼める

もちろん、不用品回収業者での処分は、処分料金だけでなく、人件費や車両代、作業代などが発生するため、自治体で捨てるよりも『高額』です。

あなたが追求したいのが、『安さ』なのであれば、利用するメリットはありません。

逆に、『スムーズで、簡単で手間のないタンスの処分』を求めているのなら、あなたには非常に大きなメリットがあり、高くても『支払うに値する価値がある』といえます!

面倒な作業を回収業者に丸投げした場合の相場

面倒な作業を丸投げできる回収業者に依頼した場合、支払の相場料金は、『3,000円~8,000円』が相場です。

内訳には、処分料金の他に、『手間賃』が含まれています。

お金さえ払えば、「面倒だな・・・」と感じる部分もひっくるめて依頼できるので、楽にタンスを処分できますね。

愛着のあるタンスや、思い出の詰まった遺品のタンスも、『遺品整理』に携わる不用品回収業者なら、『心のこもったあたたかい作業』を行ってくれます。

「捨てないといけないけれど、なかなか捨てられずにいた」あなたの想いにしっかりと寄り添える作業スタッフが対応してくれれば、『いらないものが捨てられる以上の結果』を得ることが可能です!

回収業者の料金相場

大きさ 料金
タンス(小) 2,000円~4,000円
タンス(中) 4,000円~6,000円
タンス(大) 6,000円~10,000円

※車両代・出張費・人件費などは別途料金

【注意点】

  • 搬出方法によって追加料金を請求される場合があります。
  • 2階以上に住んでいて、吊りおろし搬出しかできない場合、『クレーン車』を用いることもあり、その場合は金額があがります。

まとめ

今回は、「タンスを処分したい!」と悩んでいる人に向けて、様々なタンスの処分方法について解説しました。

タンスを『安く』処分したいなら、『ネットオークション』『自治体での回収』『自治体への持ち込み』がおすすめです。

自分で廃棄する場合には、自治体のルールを順守するために、『解体・分別・搬出・運搬』が必要になり、手間と時間は、絶対にかかってしまいます。

大切なのは、『自分にとって一番メリットのある処分方法を選ぶ』ことです。

もしも追求したいのが、『簡単さ』『楽さ』であるなら、『不用品回収業者』を利用するのが、もっとも有益です。

面倒な作業をせずとも、依頼連絡をするだけで、タンスの引き取りから処分まで、すべてを行ってもらえるからです。

お金さえ払えば、手間がかかる作業も依頼できるので、価値がありますね。

今回ご紹介した処分方法を参考にしていただき、あなたが『処分したいタンス』を、最もお得な手段で処分してくださいね。

少しでも、この記事があなたのお役に立つことを、願っています。

タンス回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。