使わなくなった五月人形やお雛様、だるまやぬいぐるみなど、人形処分で困っている方はいませんか

昔から「人形には魂が宿る」といわれていることから、なかなか自治体のゴミとして気軽に出せない方もいるでしょう。

そこで本記事では、使わなくなった人形を処分する方法や疑問について解説します。

「人形を処分したいけど方法がわからない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


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人形を処分する7つの方法

人形を処分する7つの方法

ここでは人形の処分の方法を7つ紹介します。

一口に人形の処分とはいっても、種類や思い入れも人それぞれなので、自分にピッタリの方法を探してみましょう

1)神社やお寺で供養して処分する

人形を処分したい場合、神社やお寺で供養して処分してもらう方法があります。

お寺や神社で供養してもらう方法

  1. お寺や神社に人形の供養を申し込む
  2. 人形を郵送するか、直接持ち込む
  3. 読経・お祓い・お焚き上げ(焼却)の順番で供養してもらう
  4. お焚き上げ後、人形の灰を人形塚に納めてもらう

※お焚き上げができない神社やお寺もあり、供養後に返却されるケースもあります。

一般的には上記の手順で行われますが、神社やお寺によって少しずつ方法が異なるため、事前に問い合わせる必要があります。

人形供養の費用はお寺や神社によってさまざまです。

基本的には10cm以内なら1,000円や、重さが1kg以上が5,000円など、重さや大きさで供養料が設定されています。

2)フリマアプリやネットオークションで売る

手軽に人形を手放したい場合は、ネットオークションやフリマアプリを活用する方法があります。

「ヤフオク」や「メルカリ」など人形を売買できるサイトは豊富にあるので、自分が使いやすいものを探すようにしましょう。

また、個人売買なのでユーザー同士でトラブルが発生する場合があります。

「配送中に人形が壊れてしまった」
「悪質なクレームをつけるユーザーに当たってしまった」

トラブルを避ける方法としては、人形のキズや汚れの状態についてきちんと把握すること、梱包前の商品の写真を残しておくなどがあります。

フリマアプリやネットオークションで人形を売る場合は、こういったトラブルのリスクもきちんと考慮して事前に対策をとっておくようにしましょう。

3)保育園などの施設や支援団体に寄付する

いらなくなった人形やぬいぐるみは保育園などの施設や支援団体に寄付することも可能です。

とくに幼稚園や保育園では、お雛様や五月人形などの節句人形が喜ばれる場合があります。

人形を寄付したい方は、ネットで近くの幼稚園や保育園の公式サイトを見てみるか、支援団体を探してみるとよいでしょう。

「人形 寄付」などのキーワードで検索すると、NPO法人の運営サイトを見つけられるので、気に入った活動内容から選んでみてください。

4)自治体のゴミとして処分する

人形は自治体のゴミとして処分することも可能です。

もっとも簡単で素早く処分できるので、人形の呪いや思い出などを気にならない方は一般的なゴミ出しの方法で処分してもよいでしょう。

可燃ゴミ

人形が燃える素材のみでできている場合は、自治体のゴミ袋に入れて可燃ごみの日に出しましょう。

不燃ゴミ

金属や陶器を使用している人形は、不燃ゴミとして処分します。分別は自分で行うことになるので、人形の装飾品などを細かく分解してからゴミを選り分けましょう。

粗大ゴミ

一般的なゴミとして出すにはサイズが大き過ぎる場合は、粗大ゴミとして処分します。

例えばガラスケース入りの人形や分別ができないタイプの人形なら、各自治体の粗大ごみ処理センターへ連絡し、回収日を決めてもらいましょう。

例えば杉並区の場合、電話、またはネットで粗大ゴミの申し込みを行います。

ケースなしのぬいぐるみや人形なら一体400円ですが、ガラスケース入りだと大きさによって800円~2,800円の費用が必要です。

粗大ごみの出し方や料金は各自治体で異なるため、電話できちんと確認してください。

参照:東京都粗大ごみ受付センター

5)親戚や友人などに譲る

手軽に人形を手放す方法として親戚や友人に譲るのもおすすめです。

雛人形や五月人形を必要とする人にあげることになるため、罪悪感を感じることなく処分できます。

ただ、五月人形や雛人形などは、人にあげたり、引き継いだりすることがよくないと考える風習もあるため、尋ねる相手はきちんと選ぶことも大切です。

6)リサイクルショップで買い取りをしてもらう

人形を処分したい場合は、リサイクルショップに買い取ってもらうのもおすすめです。

節句人形の場合はキレイな状態が保てていると、高く売れることもあります。

なるべく高く売れるように買取に出す前は、きちんとホコリを払って掃除してから査定してもらいましょう。

7)不用品回収業者に回収を依頼する

人形を処分したい場合は不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

とくに雛人形やガラスケースに入った五月人形などは、分別が大変になるものを処分したいときは、そのまま引き取ってもらえる不用品回収業者は便利でしょう。

また、人形以外にも捨てたいものがある場合、まとめて回収してもらうことも可能です。

人形供養と人形処分をまとめて不用品回収業者に依頼することができることもありますので、非常に利便性は高いです。

人形を捨てると呪われる?処分しにくい理由と対処法

人形を捨てると呪われる?処分しにくい理由と対処法
ここでは人形にまつわる噂や処分しにくい理由を解説します。対処方法もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

人形を処分しにくい理由

雛人形や五月人形は健やかな成長を願った思い出もあるため、なかなか処分する決心をしづらいものです。

また、日本では昔から目鼻口がついている人形には魂が宿ると言われてきました。

そういった風習や考えから「人形やぬいぐるみなどを処分するのは縁起が悪い」「呪われる」などと考える人もいるようです。

罪悪感があるという方は、そのまま自治体のゴミとして処分してしまうとあとになって「呪い」などが気になって後悔する場合もあるため、供養したり、お清めをしたりして捨てるほうがよいでしょう。

人形供養に出してあげる

人形を処分することに罪悪感を感じる方は、神社やお寺の人形供養に出してあげるとよいでしょう。

直接持っていくこともできますが、郵送で受け付けてくれるところもあるため、ネットで検索してみることをおすすめします。

人形供養の費用や手順は各寺や神社で異なるため、一度問い合わせてからきちんと説明をきくようにしましょう。

僧侶派遣サービスなどを活用して、自宅で拝んでもらうのも手段の一つです。

処分する前に人形の掃除をしてあげる

人形を処分する際は、気持ちを整理する時間にもなるため、事前に掃除をしてあげるのもよいでしょう。

可能な範囲でホコリや汚れを拭いて、数日部屋に飾るのもおすすめです。

人形やぬいぐるみとお別れをする心の準備期間と思えば、罪悪感を軽減することができます。

処分する人形を写真に納める

思い出の多い人形やぬいぐるみを処分する際は、写真に納めておくのもおすすめです。

写真ならかさばることもないので、人形を懐かしく思ったときにいつでも見返すことができます。

いまならスマホでも手軽に撮れるので、思い出を残しておきたい方は写真を活用しましょう。

塩で清めるなど自分で人形供養する

人形を処分する際、神社や寺を介さず、自分で供養する方法もあります。

  1. 人形の汚れやホコリを払う
  2. 髪が長い場合は束ねる
  3. 人形に塩を振りかけてお清めし、感謝の気持ちでお祈りをする
  4. 白い布や紙で人形をやさしく包む

その後は、自治体の決まりに従ってゴミとして処分するだけです。

簡単ですが、心を込めてすることで人形の供養ができます。

神社やお寺で人形供養をする時間がないという方は、ぜひ試してみてください。


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人形処分でよくある4つの疑問点

人形処分でよくある4つの疑問点

ここでは人形処分によくある4つの疑問点について解説します。はじめて人形の処分をする方は、ぜひ参考にしてみてください。

人形の処分費用は?

人形を処分するときにかかる費用は、処分方法によって異なります。

自治体のゴミ回収 東京都八王子市なら90円~750円
※袋代は自治体によって異なります。
自治体の粗大ごみ回収 東京都八王子市なら500円~2,000円
※大きさによって異なります。
神社やお寺での供養 大きさや重さ、量によってことなる(およそ10,000円~)
不用品回収業者 ガラスケース入り五月人形で平均5,660円~11,000円(税込)
※回収業者により異なる

参照:八王子市公式サイト
処分をお願いする業者や地域でもかかる費用が違うため、だいたいの相場として予算の参考にしてみてください。

ガラスケースや金属類は分別する?

人形を自治体のゴミ回収で処分する場合は、可燃ゴミと不燃ゴミで分別をする必要があります。

布や木製のものは可燃ゴミ、ガラスケースや陶器などは不燃ゴミで出すようにしましょう。

お清めに使う塩の種類は?

お清めに使う塩の種類はとくに決まっていません。

ただ、清めの意味合いがあるため、添加物や化学調味料が含まれていない塩が好まれてます。

一般的には盛り塩にもよく使用される「粗塩」を選ぶケースが多いようです。

供養で行う「お焚き上げ」とは?

「お焚き上げ」とは、神社やお寺で供養した後に人形を焼いて天に還す宗教的意味合いがある儀式です。

人形供養を依頼した場合は、お焚き上げ後に残った人形の灰を人形塚に納めてもらうことになります。

人形塚は古い人形の冥福を祈るために作られた「人形用のお墓」のようなものです。

依頼した各寺院内にあるので、希望すればいつでも人形のお墓参りもできます。

まとめ

まとめ
人形は処分する機会もあまりないため、捨て方が分からない方も多いものです。

しかし、捨てるからと粗末に扱いさえしなければ、罪悪感を持たずに処分する方法はたくさんあります。

  • 神社やお寺で供養して処分する
  • フリマアプリやネットオークションで売る
  • 保育園などの施設や支援団体に寄付する
  • 自治体のゴミとして処分する
  • 親戚や友人などに譲る
  • リサイクルショップで買い取りをしてもらう
  • 不用品回収業者に回収を依頼する

大切なのは方法やお金ではなく、人形に対する気持ちです。

本記事でもさまざまな処分方法をご紹介したので、ぜひ自分にピッタリな方法を検討してみてください。

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