引っ越し、買い替えなど様々なタイミングでベッドがいらなくなったとき、処分には困ってしまいますよね。

できたら買い取りしてもらってお金に換えたいところですが、現在は需要などの関係で売るのは難しいので、リサイクルショップなどに断られて悩まれる方も多いかもしれません。

「買い取りは諦めた!」という方は、「処分にどれくらい出費がかかるんだ…」と不安になられているかもしれませんが、ご安心ください!

ほとんど有料処分になってしまいますが、『無料』で処分する方法も残されています。

そこで今回の記事では、ベッドを無料~有料で処分する方法まで、各メリットデメリット、具体的手順までふまえて全てをご紹介します。

最後まで読んでいただければ、困っているベッドをスムーズに手放し、最初から最後までトラブルもなくすっきりとベッドを処分できるようになります。

もしも「どうしても買い取りを諦めたくない!」と思われているなら『ベッド買取りは絶望的!知っておきたい知識と第二の選択肢』を参考にトライしてみてください。


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1 ベッドの処分方法3選!無料~有料処分まで

それでは、安く手放せる順に処分方法を3選ご紹介します!

(1)無料で処分する方法

多少時間はかかりますが、『知りあいに譲る』『ネットフリーマーケットに出す』『寄付する』という方法がうまくいけば、ベッドは無料で処分可能です!

「手間がかかっても、捨てるものには1円だってお金をかけたくない!」という人にはオススメですよ。

知りあいに譲る

一番安全に0円処分がしたいなら、自分の知り合いや、友人の伝手(つて)を利用して、譲ってしまう事です。

メリット
  • 相手の素性がはっきりしているので安全。
デメリット
  • 必ず譲り手が見つかるとは限らない。
  • すぐに譲り手が見つかるとは限らない。

ネットフリーマーケットに出す

自分の周囲に譲り手が見つからなくても、日本全国を視野に探せば「欲しい!」人が見つかる可能性があります。

メリット
  • インターネットから簡単に出品でき、知り合いから探すよりも、譲り手が見つかる可能性が高い
デメリット
  • 顔の見えない相手との取引なので、個人情報から金銭トラブルまで十分に注意する必要がある。
  • 必ず譲り手が見つかるとは限らない。
  • すぐに譲り手が見つかるとは限らない。

例えば、ジモティでは実際に、次のように0円処分に成功している人がいますよ。

ジモティ

配送トラブルに注意!

出品の際は、「配送料負担をどちらサイドが行うのか」を事前にはっきりさせておきましょう。
手放したいあなたも、手に入れたい誰かも、「とにかくお金をかけたくない」という思いを持っています。
落札後に配送料の話をするとトラブルのもとです。『配送料負担してくれる方』『取りに来れる方限定』など明確に記載しておくといいですね。

寄付する

災害支援や生活困窮者支援など、様々な名目で自治体やボランティア団体が寄付を募っています。

あなたの地域でも、寄付ができないか確認してみましょう。

メリット
  • ゴミにせず、ベッドに次の活躍の場を作れる。
  • 誰かの役に立てる。
デメリット
  • ベッドの中でも、『介護ベッド』など、募集するタイプが限られていることがある。
  • 住まいの自治体や団体が希望する時期に寄付を募っていない可能性がある。

例えば、NPO法人ニューライフでは、次のように寄付を募っています。

NPO法人ニューライフ

引用元:NPO法人ニューライフ

他にも、SNSでベッドを譲ってくれる人を探している人とつながるという手段もあります。

ハッシュタグとは、「#」を半角で入力した後に続いて、文言を書き加えることで、投稿した記事を拡散する便利な機能です。

「ベッドを譲って欲しい」と思ったら、『#ベッド譲って下さい』という言った風に書き込みます。

インスタグラムの場合
  1. 投稿画面で写真を選択します。
    欲しいメーカーがあるならその写真を撮ってもいいですし、いらすとや紙に「譲って下さい」と書いて写真にとってもいいですね。
  2. 写真の選択が終了すると本文入力画面にうつります。
    「なぜベッドが欲しいのか」「どんなベッドが欲しいのか」など書き込みましょう。
  3. 本文入力画面の最後に改行して、ハッシュタグをそのまま入力します。例:#ベッドを譲って下さい
  4. Twitterやフェイスブックとインスタグラムを連携設定させている場合は、同時投稿を選択して、「投稿」で完了です!

インスタ

FacebookとTwitterの場合
  1. 通常の投稿方法で写真添付や本文入力をします。
  2. 本文最後に改行して、ハッシュタグをつけます。 例:#ベッドを譲って下さい
  3. 投稿します。

ハッシュタグ

(2)少しでも安く処分する方法

手続きや解体など手間はかかりますが、『自治体で処分する』のが有料処分の中では最も安く済みます。

「無料処分はできなくても、捨てるものにまさか何千円もかけたくなんてない!」という人にはオススメです。

自治体で処分する

自治体での処分は、有料処分のなかでも最も安く済みますし、処分は間違いなく適正に行われるので、トラブルに巻き込まれることもありません。

メリット
  • 回収業者を利用するのに比べて安くて安全。
デメリット
  • 手間や時間がかかる。
  • 大きさによっては事前に自分で解体が必要。
  • 自分で集積所か持ち込み場所まで運び出す必要がある。

自治体での処分費用相場

10の自治体の粗大ゴミ回収費用情報から抽出した平均より算出した相場価格は、ベッドのタイプごとに次の通りです。

セミシングル・シングルベッド 1,000円程度
セミダブルベッド 1,500円程度
ダブルベッド 1,500円~2,000円程度
クイーンベッド 2,000円~3,500円程度
キングベッド 2,000円~3,500円程度
ソファベッド 2,000円程度
折りたたみベッド 1,500円~2,500円程度
パイプベッド 800円~1,500円程度
2段ベッド 2,000円程度
ベビーベッド 500円~700円程度
介護・リクライニングベッド 800円~1,000円程度
ウォーターベッド(水抜き済に限る) 500円程度
エアーベッド(空気抜き済に限る) 500円程度
シングルサイズスプリングマットレスの場合のプラス料金 プラス1,000円~1,500円程度
セミダブル・ダブルサイズスプリングマットレスの場合のプラス料金 プラス1,000円~2,000円程度
キング・クイーンサイズスプリングマットレスの場合のプラス料金 プラス1,500円~2,000円程度

粗大ゴミは、自治体にもよって詳細な数字は異なりますが、相場として60kg以上の重量があるものや2m以上の長さのあるものは、事前に自分での『解体や切断』の作業を求められます。

処分手順 

粗大ごみで出す時は、『回収に来てもらう(=戸別収集)』か『自分で持っていく(=持ち込み)』の2つの方法があります。

それぞれの申し込みから処分終了までの手順をご案内しますね。

戸別収集の場合の手順

1.自治体に『回収』申込の電話をし、必要となるごみ処理券の金額や受付番号の確認をする
→参照:『地方公共団体情報システム機構

2.ゴミ処理券の準備(コンビニやスーパーなどで購入)
ゴミ処理券 画像:粗大ゴミ処理手数料納付券

3.必要事項(名前、金額、受付番号)を記入後、ベッドに貼付
4.『回収』してもらうため、収集指定場所へ投棄
※指定場所は電話で事前にお知らせされます
→参照:『地方公共団体情報システム機構

自治体での処分は、『ルール』に厳しく、不備があると当日回収してもらえないこともあります。

正しい手順を踏み、記述漏れのないようにしましょう。

持ち込みの場合の手順

1.自治体に『持込』申込の電話をし、必要となるごみ処理券の金額や受付番号の確認をする
→参照:『地方公共団体情報システム機構

2.ゴミ処理券の準備(コンビニやスーパーなどで購入)
ゴミ処理券 画像:粗大ゴミ処理手数料納付券

3.必要事項(名前、金額、受付番号)を記入後、ベッドに貼付
4.指定収集場へ『持込』する
※指定場所は電話で事前にお知らせされます

お住まいの地域によって、手続きが若干異なる場合があるので、事前によく確認しておきましょう。

要注意!自治体で回収できないケースも

自治体によっては、ベッドや、付属するスプリングが回収対象外品目と定められていることがあります。

要注意!自治体で回収できないケースも
引用元:鎌倉市『市で処分できないもの』より

最近ではスプリングマットレスに足がついたタイプのベッドも人気ですが、自治体が回収してくれないとなると、頭を抱えてしまいますね…。

(3)早くて楽!片付け業者に任せる

支払う金額は高くつきますが、『片付け業者に任せる』と即日で楽にベッドを手放せます。

「お金はかかってもいいから、手続きや面倒な解体、重たい運び出し作業に自分の大切な時間を割きたくない!」
「急いでいるから手っ取り早く何とかしたい!」

こんな人には、作業もほんの数分で終わりますから、オススメです。

メリット
  • 電話一本であとかお任せできる。
  • 運び出したり解体する作業も自分には必要ない。
  • 希望した日時でお願いできる。
  • 他に捨てたいものがあればあわせて回収をお願いできる。
デメリット
  • 自治体処分と比べて高額。
  • 優良な業者を慎重に選ばなければ、ぼったくりや不法投棄などのトラブルに巻き込まれることがある。

不用品回収業者の処分費用相場

不用品回収業者10社の情報から抽出した平均より算出した相場価格は、ベッドのタイプごとに次の通りです。

セミシングル・シングルベッド マットレス付き:8,000円~12,000円程度
フレームのみ:5,000円~9,000円程度
セミダブルベッド マットレス付き:9,000円~14,000円程度
フレームのみ:10,000円程度
ダブルベッド マットレス付き:15,000円~25,000円程度
フレームのみ:10,000円程度
クイーンベッド マットレス付き:35,000円程度
フレームのみ:15,000円~20,000円程度
キングベッド マットレス付き:40,000円程度
フレームのみ:20,000円程度
ソファベッド 10,000円程度
折りたたみベッド 5,000円~8,000円程度
パイプベッド 5,000円~8,000円程度
2段ベッド 10,000円~15,000円程度
ベビーベッド 5,000円~9,000円程度
介護・リクライニングベッド 15,000円~25,000円程度
ウォーターベッド(水抜き済に限る) 5,000円~8,000円程度
エアーベッド(空気抜き済に限る) 5,000円~8,000円程度

階段からの運びおろしや窓からの吊りおろしなど、特殊な『作業費』は別途料金となるケースがほとんどです。

依頼手順 

依頼から回収終了までの流れは次の通りです。

申し込みから終了までの全体像
  1. 業者を選ぶ
  2. 3社ほどから現地での相見積もりをとる
  3. 1番条件にあう良い業者に絞り依頼を決める
  4. 依頼業者と日程の打ち合わせをする
  5. 希望日時に業者が回収に来て搬出
    ※作業手伝いは一切不要
  6. 作業終了後にお支払いする
  7. 業者がベッドと一緒に撤収し終了

良い業者を選ぶコツ

良い業者を選ぶコツは、仲介業者を利用することです。

業者選びは、数えきれないほどいる業者の中から悪徳業者を排除し、優良業者を選び抜き見極めるという、大変な作業です。ですが、仲介業者を利用すると、電話1本で優良業者をポンと紹介してもらえるのです。

仲介業者自体が本部で悪徳業者をシャットアウトし、優良業者とだけ提携しているので、あなたで業者を選び抜く必要が無くて楽なんです。

オススメの業者については、『片付け代行業者は片付けたいシーンと業者の強みで選ぶ!オススメ片付け業者4選』で紹介していますのであわせてご確認ください。

まとめ

メリット・デメリットを理解した上で実践すれば無料でも処分が可能です。

ですが、無料で処分するというのは同時に「時間」を消費してしまいます。どうしても無料で処分できそうにないときは、考えを変えて早めに手放してすっきりしましょう。

この記事がベッド処分に困っているあなたの力になれば幸いです。

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