まだ使えるベッドを処分しなければならなくなったので、「できれば、買取ってもらう方法で片付けたい。」と思っている人はいませんか?

引っ越し先のマンションは、家具が備え付けになっていて、今使っているまだ新しいベッドを、処分しなければならなくなってしまうこともありますよね。

「自分で解体したり処分場へ運ぶ手間があるから、手っ取り早く買取り業者が持っていってくれたらいい」と思う人が多いと思います。

一方で、まだまだ使える状態の、そこそこ高かったベッドであれば、「このベット、買取ってもらえないかなあ」と思いませんか?

買取り業者を探す前に、1度、「自分でベッドは買取ってもらえるのか、調べてみよう」と思う人は多いと思います。

今回ご紹介する『ベッドの買い取りにおける正しい知識』を身につければ、あなたにとって『ベストな方法』で、ベッドを手放すことができるようになります。

このベッドの買取りに関する情報は、実際、買取り業者の人から詳しく聞いた話なので、信頼できる情報です。

友人にもこの通りアドバイスをしたら、簡単にお得に処分できたと喜んでいました。

今回は、

  • ベッドの買取り相場についての実態
  • 少しでも高く買取ってもらう方法
  • 買取ってもらえなかった場合どうすれば良いか

についてご紹介していきます。

最後まで読んでいただければ、あなたが今処分したいと思っているベッドを、『最速で最善で一番メリットのある行動』をとって、処分できるようになります。


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「買取前提」の処分計画は避けるべき!

引越しでベッドを処分するなら「買取り前提」の計画は避けるべきです。

買取りにこだわりすぎると、いつまでたってもベッドを処分できない可能性があります。

リサイクルベッドの需要はとても低く、自宅のベッドを買取ってもらうことは、非常に難しいと考えてください。

買取りと共に、処分の可能性も頭に入れて、処分することを考えましょう。

需要と相場を知り最善手を打つ

ベッド処分の最善手を打つならば、買取りの『需要』と『相場』を知り、『第2の選択肢』を持つことが必要です。

買取ってもらえる場合も、買取ってもらえない場合でも、最もお得になる方法を知っておけば、無駄な苦労をしなくてよいですよね。

  • 買取ってもらえる場合は、少しでも値をつけるにはどうすればいいか
  • 買取ってもらえない場合は、最も安く処分するにはどうすればいいか

がわかれば、あなたにとってベストな方法で、ベッドを処分できます。

まずは、買取りの対象となるのか、調べる方法についてご紹介します。

リサイクル商品としての需要が少ない

リサイクルベッドは、『リサイクル商品としての需要が少ない』のが実状です。

  • 買取り側であるリサイクルショップにとっては、『経営上買取りはリスクが高い』
  • 購入側である消費者にとっては『人が使っていたベッドを欲しいと思わない』

ことから、売り手としても買い手としても積極的に手に入れたいと思われない家具だからです。

一般家具の中も、ベッドは特にリサイクル品としての需要が少ないので、リサイクルショップでも売れないものを買い取るわけにはいかないのです。

ベッドを買いたい人の心理

ベッドを買いたい人の心理を、考えてみましょう。

清潔さを求める現代人にとって、夜お風呂に入った後に他の人が使っていたベッドに寝るのは、心理的に「清潔感がない」と感じるのが本心です。

ですから「他人が使った、リサイクルベッドを買おう」と思う人は少ないのです。

ベッドは、体が接する部分が多い上に、長い時間横になって使うものなので、ほとんどの人が「新しいベッドを買いたい」と思うものなのです。

ショップ側の心理

リサイクルショップ側の心理としても、ベッドを積極的に買いたくありません。

リサイクルショップにとって、場所代は最もコストがかかるものです。

あまり売れない『大型家具』であるベッドを店内に置いておくには、広い場所を占領し続けてしまいます。

場所を占領し続けると、商品回転率が下がります。

さらに長期保存によって、汚れがついたりすることで『商品自体の価値』もどんどん下がっていきます。

リサイクルショップにとって、ベッドは利益が見込めないため、積極的に買取る対象とはならないのです。


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買取希望なら、売る店・時期を見極めよう

ベッドを買取ってもらいたいなら、その先を選別しなければなりません。

リサイクルベッドが売れるお店を、選んで売る必要があります。

  • 買取りしてくれる『リサイクル屋さん』に行く
  • 買取りを強化している時期に売りに行く

などを探すのです。

売る店や、売る時期を見極めることで、ベッドを買取ってもらえる可能性がグンと高まります。

町のリサイクルショップは避けるべき

ベッドの買取りをしてもらいたいなら、町のリサイクルショップは避けるべきです。

町のリサイクルショップでは、買い取って店頭に並べたらすぐに売れるような、商品回転率が良いものを中心に扱っているので、ベッドは積極的に買取りしていません。

町のリサイクルショップは売り場面積が狭いため、ブランドものなど、商品回転率が良いものを中心に扱うことで売り上げを保っているので、商品回転率の悪い場所を取る大型家具などは、積極的には取り扱っていません。

店内をぐるりと見回して、大型家具を置いていないようであれば、そのリサイクルショップでの、ベッドの買取りの可能性は、低いと考えてよいでしょう。

家具(ベッド)買取り専門店を選ぶ

家具買取り専門店を選ぶと、ベッドを買取ってもらえる可能性が高まります。

ベッドを含め、家具を売っているリサイクルショップでは、広い売り場面積が確保されているので、大型家具をたくさん買い取りができるのです。

家具買取り専門店は、次のような強みがあるので、家具をたくさん集めても利益を出すことができます。

  • 中古の家具を買い求めるお客さんが集められる集客力がある。
  • 店頭販売以外にも販路を持っている場合がある。

さらに、家具買取り専門店では、ベッドをクリーニングしたり補修したりもして、買取ったベッドを売れやすくしているので、買い取ってもらえる可能性が高くなるのです。

ベッド買取り強化期間を狙う

ベッド買取り強化期間を狙うと、ベッドを買取ってもらえる可能性が高まります。

  • お店の在庫状況
  • 引っ越しシーズンの前

などの理由により、中古ベッドの需要が、「店側」でも「お客さん側」でも高くなっているからです。

ベッド買取り強化期間外に買い取りを断られるベッドでも、買取り強化期間内であれば、リサイクルベッドの需要が高まるシーズンに向けて品ぞろえを良くするために、買取ってもらえるかもしれません。

ホームページやお店のチラシなどをチェックしておいて、買取りのチャンスを狙ってみましょう。

買取可能となるベッドには決まりがある

そもそも買取れるベッドは、事前に決まっています。

  • 古い
  • マットレスのヘタリがある
  • シミ、傷、落書きがある

というベッドは、欲しいと思う人がいないので、買取りの対象にならないのです。

お店で売れないベッドは、買い取ってもらえないのです。

買取り可能な使用年数

『使用年数5~8年以内』かどうかが、ベッド買取りの分かれ道です。

ベッドは毎日長時間使う寝具なので、使用時間に比例して、早く劣化します。

体重の重みでマットレスが押しつぶされるので、マットレスの真ん中がへこんできますし、寝汗による湿度で、ヘタリが戻りにくくなるなど、マットレスが早く劣化するのです。

ベッドの命ともいえるマットレス部分は、5~8年でヘタレて劣化してきます。

状態の悪い物は対象外

使用年数が5~8年以内のベッドであっても、状態の悪い物は、買取りの対象外になります。

マットレスのヘタリが大きかったり、汚れなど、古さが目立っていると、『売れない』というのが、リサイクルベッド市場の実態です。

ベッドを使っているうちについてしまった汚れ、部屋の換気状態の悪さでついてしまったカビなど、様々な要因が積み重なって、ベッドの状態が悪くなります。

ベッドは使い方次第で、状態が悪くなりやすいのです。

「シミ」「傷」「落書き」がある

『シミがある』『傷がある』『落書きがある』と、買取り不可になります。

もともとリサイクル販売が非常に難しいベッドは、シミ、傷、落書きがあると、100%需要がなくなってしまうんです。

※あなたも「シミ、傷、落書き」があるような中古ベッドを買おうとは思いませんよね…。

通常家具屋で、新品で購入したベッドでも、シミや傷や落書きなど、傷物だとわかれば、返品や無償修理をしたい・するのが常識です。

明らかに汚れや傷があるベッドは、リサイクル品という前提があったとしても、商品として価値がないのです。

安く買ったものはほぼ有料処分になる

安価で買ったものは、ほとんど『有料処分』しなければならないと考えてください。

  • 需要がない
  • もし売ったとしても利益にならない

という理由で、リサイクルショップで、安価なベッドを買取りません。

元々値段が安いベッドは、リサイクル市場で需要がないので、買取るわけにはいかないのです。

もし、リサイクル品として売り出すとすると、元々安かった元値よりもさらに安い値段がつけられるので、買取り費用が利益を上回り、お店の利益になりません。

例えば、出張買取りでベッドを買取るとすると、

  • 出張料
  • 運搬費
  • 人件費

が、かかります。

(出張料+運搬費+人件費)>店の利益
となってしまうのです。

組み立て式ベッドは望みなし

組み立て式ベッドは、買取ってもらえる望みはないと、考えてください。

新品でも1万円ほどで安く買えますよね。

先ほど説明した『安価なベッド』に入ります。

組み立て式ベッドのような簡易的なベッドは「他人が使った中古品を買うよりも、新しいベッドを買う」という消費者の心理が働くので、需要がないベッドなのです。

組み立て式ベッドやパイプベッドは、買取ってもらうのは諦めましょう。

買取り対象になりやすいベッド

もちろん、買取り対象になりやすいベッドもあります。

  • 新品未使用ベッド
  • 介護ベッド
  • ブランド製品

のベッドです。

需要があり、お店にとっても利益が出るベッドです。

諦めず、買取りを依頼しましょう。

新品未使用

新品未使用のベッドは、買取ってもらえる可能性が非常に高いです。

「リサイクルベッドを買いたくない」と思う、最も大きな理由がなくなるため、新品未使用のベッドは需要があるのです。

リサイクルベッドが売れない理由は、「他人が使ったベッドに寝たくない」という心理からでしたよね。

未使用のベッドは、買って使う側にとって、何の抵抗もない新品同様のベッドなのです。

介護ベッド

介護ベッドには需要があるので、買取ってもらえる可能性が高いです。

介護用ベッドは新品での販売価格が高く、病気や高齢で収入がない人にとって、なかなか気軽に買えるベッドではありませんが、「リサイクルベッドなら価格が安いので、値段的に買える」という人が多いのです。

高齢化社会が進み、要介護人口が増えてくる中で、介護用ベッドの需要は増える一方です。

需要が増え続けていくベッドであるため、リサイクルショップとしても買取りたいベッドなのです。

ブランド製品

リサイクル商品としての需要が少ないベッドであっても、『ブランド製品』は、需要があります。

ブランドベッドは、メーカーが寝心地の良さを追求して作った、こだわりの詰まったベッドなので、人気があるのです。

ブランドベッドの使い心地は素晴らしいですよね。

その寝心地の良い「ブランドベッドを買いたい」という人にとって、「新品では高くて買えないから、リサイクル品だけど、欲しいブランドベットだから買う」という人が多いのです。

多くの人のブランドベッドに対する信頼と憧れは、非常に大きなものであるということです。

ブランド品が買取できない条件

有名ブランドであっても、買取り対象外になるベッドがあります。

先ほど述べた、ベッドの買取り対象外になる条件は、有名ブランドベッドにも当てはまります。

  • 劣化が進んでいる
  • シミ、傷、落書きがある

リサイクルショップによっては、ベッドをキレイにクリーニングして売るので、軽い汚れならば取れます。

しかし、あまりにも使用感が強いベッドや、寝心地が悪くなっているベッドは、リサイクル品として、有名ブランドでも価値がなくなってしまうのです。

買取りされやすい国内ブランド

買取り対象になりやすい国内ブランドをご紹介します。

  • フランスベッド
  • 日本ベッド
  • カリモク
  • ドリームベッド
  • IDC大塚家具

大手リサイクルショップのトレジャーファクトリー、フクロウ、レゴリオ カーサなどが、共通して買取りを強化しているブランドです。

実績のあるメーカー、デザイン力のあるメーカーなどのベッドに、需要があります。

フランスベッド、日本ベッドなど、昔から信頼されてきたメーカーばかりです。

買取りされやすい国外ブランド

続いて、買取り対象になりやすい海外ブランドをご紹介します。

  • アルフレックス
  • カッシーナ
  • キングスダウン
  • シーリー
  • シモンズ
  • サータ
  • マニフレックス

大手リサイクルショップのトレジャーファクトリー、フクロウ、レゴリオ カーサなどが、共通して買取りを強化しているブランドです。

世界中のホテルなどでも使われている、有名メーカーのベッドに需要があります。

聞いたことのあるメーカーが、多いのではないでしょうか。

買取りの現状を知って賢く処分しよう

ベッドの処分で疲れないためには、ベッドの買い取りの現状を知って、無駄な手間を削ることが必要です。

何の知識もないままで、やみくもに買取り依頼を繰り返せば、最終的な処分までの道のりがその分長くなってしまい、疲れてしまいます。

売れるベッドであると分かっていれば、買取ってくれる店に持って行けばよいすし、売れないベッドと分かっていれは、さっさと処分できますよね。

正確な情報と、正しい判断ができれば、無駄な手間が省け、ベッドを最もよい方法で処分することができます。

次に、各ベッドのタイプによっての、需要状況について、ご紹介していきます。

ベッド種類別買取り相場価格

ベッド種類別の、買取り相場価格について、ご紹介します。

ベッドの種類や大きさによって、需要状況が異なります。

需要状況によって、買取り価格も変わります。

「ブランドベッドではないけれど、どれくらいの値がつくのかしら?」という人は、ぜひチェックしてみてください。

介護ベッド(メーカー年式)

介護ベッドの買い取りは、~20,000円 が買取り相場価格です。

  • パラマウントベッド
  • シーホネンス
  • フランスベッド

が、高く買取ってもらえる可能性があります。

部品がすべてそろっていることが、もちろん必要です。

介護用品専門の買取り業者に依頼すると、高く査定してもらえる可能性が高まります。

中でも、介護の現場で人気の高いパラマウントベッドの高級モデルは、買取り価格も高くなります。

介護用品買取り専門店の買取り価格を見てみると、例えば、パラマウントベッドの、現在の買取り価格相場は、このようになります。

楽匠Zシリーズ 3+1モーターラクリアモーション 40,000~60,000円
楽匠Zシリーズ 3モーター 45,000円程度
楽匠Zシリーズ 2モーター 25,000~30,000円
楽匠Sシリーズ3モーターらくらくモーション 20,000~25,000円
楽匠Sシリーズ 3モーター 15000~20000円
楽匠Sシリーズ 2モーター 10000~15000円
楽匠らくらく 10,000円程度
楽匠3モーター 7,000円程度
楽匠2モーター 5,000円程度

電動で動く電化製品でもありますので、製造から5年以内のベッドに買値が付きやすく、モデルが古くなると、無料回収や有料回収になる可能性が高くなります。

シングルベッド

シングルベッドの買取り相場について、ご紹介します。

ノーブランド物の買取り相場

~4,000円くらいです。

ブランドベッドの買取り相場

ブランドベッドの買取り価格は、メーカー、使用年数、ベッドのモデルなどによっても買取り価格にかなりの開きが出るようなので、一概には言えませんが、シモンズベッドでは20,000~69,000程度の買取り価格が付くようです。

お店によっては10,000円以下の買取り価格が付く場合もあります。

また、ブランドベッドの買取り価格は、店や地域によって差があります。

また、ベッドの使用年数や、汚れの程度、デザインなどにより、買取り価格が変動します。

ノーブランドは買取していない店もあるので、対応出来るかどうか確認しておく必要があります。

ソファベッド

ソファベッドの買取り相場は、~4,000円です。

ソファベッドは、ソファとして扱われます。

買取り相場価格も、ソファ程度となっています。

使用年数や、汚れの程度などにより、買取り価格が変動します。

枠よりマットレスが高額査定

フレームとマットレスそれぞれを査定に出した時、高く売れるのはマットレスです。

ベッドの価値は、マットレスの良さで決まるからです。

特に、有名ブランドのベッドは、マットレスの『寝心地の良さが売り』になっているので、マットレスの方が需要も高く、買取り価格も上がります。

上質なマットレスに需要が高いことは、『マニフレックス』という会社が、マットレスのみ扱う寝具ブランドとして世界規模で人気を得ていることからも証明されますね。

枠とマットレスはセットが原則

フレームとマットレスは、セットで買い取るというのが、買取りの基本原則です。

フレームのみ、マットレスのみでは需要がなく、特にノーブランドでベッドの「一部」だけを買い求める客もいないため、商品として扱いにくいからです。

ただし、有名ブランドに限り、フレームかマットレスの片方だけでも買取りをしてくれる場合があります。

ノーブランドのベッドは、片方だけの買取りは対象外になります。

ベビーベッドは専門店に需要がある

ベビー用品専門店に限り、ベビーベッドの買取り需要があります。

ベビー用品の買取り専門店では、買取ったベッドをキレイにクリーニングしてから売るので、消費者としても安心して購入できるため、お客さんも集まります。

ベビーベッドは、普通のリサイクルショップでは、買取りをしていないお店が多いです。

ベビー用品の買取り専門店で買取りを依頼した方が、買取ってもらいやすく、買取り価格も高くなります。

ベビーベッドで、買取り需要のある人気メーカーは、このようになっています。

  • カトージ
  • グレコ
  • アップリカ
  • 大和屋
  • ファルスカ

無印良品などの物でも買取対象になる

「ニトリやIKEAや無印良品のベッドは全く望みがないの?」と思う人もいると思いますが、そんなことはありません。

大型店舗や買取り品を輸出に回せる販路を持つ大きな会社の中には、ニトリやIKEAや無印良品のベッドも買取り対象に挙げている店があります。

ニトリ、IKEA、無印良品のベッドの中では、無印良品の買取りだけはしているというお店の方が多いです。

無印良品のベッドの中でも、脚付きマットレス以外のベッドの買取りをしている場合があります。

1円でも高く買い取ってもらう方法

少しでも高く買取ってもらうには、どうすればよいのか、ご紹介します。

高く買取ってもらうポイントは、

  • キレイにしておく
  • 持ち込み査定にする
  • 買い替えのタイミングで買取ってもらう

ということです。

これまでご紹介した、『査定額を下げてしまう要素』を取り除いていくことが、高く買取ってもらうコツです。

『キレイにしておく』ということは、すぐにできることなので、いつか来るベッド処分の日に備えて、少しでも買取り価格を高くするために、ぜひ今すぐ実行してみてください。

キレイにしておく

キレイにしておくことは、高く買取ってもらうための基本です。

リサイクルベッドはキレイでなければ、需要がありません。

ベッドの状態を少しでもキレイにしておくと、査定時に『良い状態である』という印象を与え、売れるベッドであると判断されるのです。

もちろん、普段使うときにカバーを付けるなど、汚れないように使うことが最も効果的な汚れ予防です。

出張ではなく持ち込み査定にする

出張査定ではなく、持ち込み査定にすると、買取り価格が高くなります。

持ち込み査定にすると、出張査定をした場合にかかる、余分な費用を抑えられます。

持ち込み査定にした場合、査定額から出張料金を引かれませんし、更には、運搬料金や人件費も引かれないので、その分高く買い取ってもらえるのです。

軽トラなど持っている場合は、ぜひ、持ち込み査定にしてみましょう。

買い替えと同じタイミングに行う

ベッドを買い替える際に、購入する店で『新しいベッドの購入』と『古いベッドの査定』を同時に行うのがおすすめです。

搬入のついでで査定してくれるので、『出張費・運搬費・人件費』がかからず、『ベッドを買ってもらった』という優遇もあり、査定額や査定基準がサービスされる場合があるからです。

買い替えの時は、お店の人に「買取りをしていますか?」と、きいてみましょう。

買取不可の場合に安く処分する方法

どこのお店でも買い取ってもらえない場合、『どうすれば安く処分できるか』という処分方法の選択肢を知っておくことが重要です。

安く処分するには、それなりの手間がかかります。

楽に処分するほど、処分料金がかかります。

ご自身がかけてもよい手間と、かけてもよい料金のバランスを見ながら、処分方法を選んでくださいね。

お金をかけずに処分する方法

ベッドの処分に1円も払いたくないなら、人に譲るしかありません。

人に譲るには、2つの方法があります。

  • オークションに出す
  • もらってくれる人を探す

どちらも、手間がかかる方法ですが、オークションで買ってくれる人がいれば、ちょっとした収入になります。

オークションに安く出品する

最も安く処分できるのは、『オークションに安く出して送料負担で買い取ってもらう』方法です。

リサイクルショップなどの中間業者が入らずに、欲しい人に直接売ることができるので、売る人も買う人も、それぞれがお得になる方法です。

送料を負担してもらって、運送業者に運んでもらうことで、『安く楽に』ベッドを処分できます。

オークションのほか、メルカリなどのフリーマーケットで出しても同じようにお得に処分できます。

地域の「ただで譲ります」に掲載

地域の「ただで譲ります」に掲載して取りに来てもらうと、処分しやすくなります。

オークションでベッドを売りに出しても、送料分の価格もつけられない場合は、送料をかけないようにするしかありません。

近くに住んでいる人に、直接取りに来てもらって譲ることで、送料なしでベッドを処分できるので、無料で処分できる可能性が最も高くなります。

直接持って行ってもらう方法は、地元の掲載紙に載せるという方法の他、ネットのフリーマーケットサービスを利用するという方法があります。

確実に処分する2つの方法

確実に処分するなら、処分料金を払って処分するしかありません。

確実に処分する方法は、2つあります。

  • 自治体に処分を依頼する
  • 不用品回収業者に依頼する

処分手数料金はかかりますが、正しい処分方法にのっとって、確実に処分できます。

これら2つの処分方法の使い分けについては、この後ご紹介していきます。

手間はかかるが自治体に出す

手間はかかるが『自治体に出す』のが、確実かつ安く処分する方法です。

  • ベッドを解体する手間をかけても良い
  • ベッドを運ぶ人手や車両がある

という人は、自治体に依頼することをオススメします。

自治体に依頼して、処分するベッドを収集してもらうには、回収日当日に、玄関先または収集所まで、ベッドを運ばなければなりません。

また、ベッドは『解体して束ねておく』など、作業的な手間が必要になります。

処分料金は、不用品回収業者などの利用よりも、ずっと安く処分できます。

スプリング入りは解体が必要

スプリングマットレスは解体が必要なので、処分にかなりの手間がかかります。

スプリングマットレスは頑丈に出来ていますが作りが複雑なので、解体するのにとても手間かかります。

中身の金属部分と、燃えるごみ部分を分別するために、解体するのです。

かなりの作業量が必要になるので、自治体に依頼して処分する場合でも、スプリングマットレスの処分料金は、およそ700~3,000円程度必要です。

この他にベッドフレームの処分料金が、1,000~1,800円かかります。

スプリングマットレスは、解体して分別して市区町村指定の袋に入れないと、引き取ってもらえないという地域もあります。

楽を選んで回収業者に依頼する

楽を選んで『回収業者に依頼する』のは、お金はかかりますが、自分たちでは何をしなくても良い、楽な処分方法です。

  • ベッドを解体する体力・時間・手段がない
  • ベッドを運ぶ人手がない

という人は、不用品回収業者に依頼することをオススメします。

不用品回収業者は、家の中からベッドを運び出してくれますし、必要とあればベッドの解体もしてくれます。

ただし、処分料金は、自治体に出すよりも高い料金がかかります。

不用品回収業者に依頼した場合の処分費用相場は、このようになっています。

スプリング付きマットレスのみ:5,000~10,000円

スプリングなしマットレスのみ:2,000~5,000円

ベッドの木枠+スプリング付きマットレス

シングル 5,000~7,000円
セミダブル 7,000~9,000円
ダブル 10,000~15,000円

まとめ

今回は「ベッドを処分したい」と思っている人のために、『無駄をなくして賢く処分する方法』についてご紹介しました。

『ベッド買取りにおける正しい知識』を知っておくことで、『最速で最善で一番メリットのある行動』をすぐにとることができるようになります。

売りたいベッドの、買取りの可能性の見極めた上で、最善の買取りの依頼か廃棄処分方法を選ぶのです。

リサイクルベッドは、需要が非常に少なく、新品未使用ベッド、介護ベッド、ブランド製品でなければ、買取ってもらいにくいのが実状です。

しかし、上記の3種類のベッドでなければ絶対に売れないというわけではなく、お店を選んで上手に売れば、ノーブランドのベッドでも買取ってもらえます。

どうしても売れなければ、オークションなどで売るか人に譲る、もしくは自治体か不用品回収業者に依頼するという方法で処分できます。

普通にベッドを使っていれば、10年以上使うことが多いと思います。

ベッドを十分に使った後で、「古くなったから処分しようかな」となると、なかなか買取ってもらえないという印象を受けました。

「まだ新しいけど処分しなくてはいけない」ようなベッドで、状態が良ければ、買取ってもらえると思います。

「処分したい」と思っているベッドが、あなたにとってベストの方法で処分できるように、この記事が役立つことを願っています。