「エアコンの処分にお金をかけたくない」
「できることなら売って、プラスになれば嬉しいけど…」
「処分費用を抑える方法があれば、事前に知っておきたい!」

壊れた&使わないエアコンを処分したいけれど、方法や相場が分からず困っている方も多いのではないでしょうか。

あまり知られていませんが、実はエアコンに処分費をかけなくても、売れる可能性が高いのです。

家庭用のエアコンは例え年数が古く壊れていたとしても100パーセント売ることができる『商品』だからです。

そのため、お金を払って処分するのではなく、自分で取り外して売ってしまうのが最もコスパの良い方法となります。

お金をかけて処分するつもりだったエアコンが、反対にお財布が潤う可能性があるのは大変魅力的ですよね。

とは言え、なかには、取り外しや運搬など手間暇をかけずに処分したいという方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、最低限の費用で回収業者に依頼し処分することをオススメします。処分費用の相場は、下記をご参考ください。

【家庭用エアコン処分費の相場と内訳】
エアコンの処分費用=リサイクル料金+取り外し費用+運搬費用

1.リサイクル料金 約千~2千円
2.取り外し費用 約5千~1万円
3.運搬費用 約千~5千円
合計 約千~2万円

※上記は地域や業者、エアコンの設置場所や状況によって変動します。

例えば、取り外しだけを業者へ依頼して、回収場所へ運搬した場合は処分費用を半分に抑えることができますし、反対に取り外しだけ自分で行い、運搬をお任せする方法もあります。

本記事では、エアコンの処分費をかけずに処分する方法はもちろん、業者へ依頼した場合も最低限の費用で抑えるコツを紹介いたします。

本来、処分費をかける必要がないエアコンの処分で金銭的な損をしたくない方は、ぜひ最後までお読みください。


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家庭用エアコンの処分費が不要な2つの理由

エアコンに処分費をかけようとする前に、まずは「売れるかどうか?」を考えてみましょう。

なぜなら、エアコンはエアコンは再利用できるパーツが豊富な『商品』のため、スクラップ屋さんが買い取ってくれるからです。

自分で取り外しが可能であれば、フリマアプリやオークションサイトを利用しても良いでしょう。

処分費が不用な理由の詳細を、順番にご紹介致します。

  1. エアコンは再利用できる材料やパーツが多いため
  2. オークションやフリマで売れるため

エアコンは再利用できる材料やパーツが多いため

エアコンはさまざまな種類の金属や他の材料でできているため、リサイクル価値の高いものが多く含まれています。

スクラップ屋さんは、材料を回収して再利用することで利益を得ることができるからです。

また、取り出した部品も新しいエアコンの製造や修理をするときに、利用するケースもあります。

そのため、自分でエアコンを取り外しスクラップ屋さんへ運搬・売ることが最も費用対効果が高くなるのです。

エアコンを自分で取り外す方法

エアコンは自分で取り外しをすることもできますが、専門的な知識や技術、工具が必要です。

特に、ポンプダウン(※冷媒ガスを室外機に閉じ込める作業)を行っていないと、空気中に冷媒ガスが漏れ出てしまい環境破壊を引き起こす原因にもなってしまいます。

自信が無い場合は業者へお願いしましょう。

一般的なエアコンの取り外し方法の手順は、下記の通りです。

  1. 10分間程度、冷房を付けた状態にする
  2. 室外機の高圧パイプを六角レンチで締める
  3. 2の作業後、5分ほど経過したら、低圧パイプを締める
  4. 電源コンセントを抜いてパイプを回収

スクラップ業者の探し方

外したエアコンは、スクラップ屋さんへ直接持っていくと買い取ってもらえます。

Googleやiタウンページで「スクラップ」「鉄スクラップ」「「非鉄金属スクラップ」「金属リサイクル」「再生資源回収・卸」などをお住まいの地域を加えて検索してみましょう。

例えば、川崎市にお住まいであれば「川崎市 スクラップ」と検索すると、下記のようにたくさんのスクラップ屋さんを見つけることができます。

オークションやフリマで売れるため

不要なエアコンはメルカリヤフオク!ジモティなどで販売することが可能です。

特に、製造から3年以内で本格的な夏に入る前の5月や6月頃の販売をオススメします。

夏本番ですと、既に新品を購入している可能性も高く、取り外しを依頼する業者が多忙のため、断られてしまう可能性が高いからです。

実際にメルカリで「エアコン ジャンク」や「傷や汚れあり」で検索すると、たくさんの商品が「売切れ」になっていることを確認できます。

メルカリで「エアコン ジャンク」や「傷や汚れあり」で検索
画像引用元:メルカリ

家庭用エアコン処分費の相場と内訳

自分で取り外しや販売が難しく「取り外しだけを業者へ依頼したい」「回収業者に引き取ってもらいたい」ケースのために、エアコン処分費の相場をご紹介します。

家庭用エアコンの処分費用は下記、3つの要素を合計した金額で決まるのが一般的です。業務用エアコンですと、金額が異なりますのでご注意ください。

【家庭用エアコン処分費の相場と内訳】
エアコンの処分費用=リサイクル料金+取り外し費用+運搬費用

1.リサイクル料金 約千~2千円
2.取り外し費用 約5千~1万円
3.運搬費用 約千~5千円
合計 約千~2万円

※上記は地域や業者、エアコンの設置場所や状況によって変動します。

自分で処分した場合は、「2.取り外し費用」「3.運搬費用」はかからないため、数千円程で処分することが可能です。

各要素の理由と相場について、順番にご紹介していきます。

リサイクル料金(相場:約千~2千円)

リサイクル料金(相場:約千~2千円)
画像引用元:家電4品目は正しい処分を!違法な「不要品回収業者」には要注意。

エアコン処分には、家電リサイクル法によって定められたリサイクル料金が必ずかかります。

業者に依頼する場合は、費用に初めから含まれていますが、個人で処分する場合には「リサイクル券」を郵便局で購入する必要があります。

リサイクル料金の目安はメーカー、製品のサイズや機能によって異なりますが、大よそ千円から、高くても2千円であることがほとんどです。

処分するエアコンのリサイクル料金を確認し、適切な業者やサービスを選ぶことが重要となるでしょう。

一般財団法人家電製品協会のサイトでは、エアコンのリサイクル料金の検索を行うことができますので、事前にチェックしておき適正価格を把握しておくことをおすすめします。

再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)
情報参考元:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)

取り外し費用(相場:約5千~1万円)

取り外しのみを依頼した場合の相場は、約5千円前後で地域やエアコンが取り付けられている場所や状態によっても変動します。

例えば、エアコンが屋根に設置されている場合は、高所での作業のため費用が追加になる可能性が高いです。

また壊れていて、エアコンを外すために必要なポンプダウン(※冷媒ガスを室外機に閉じ込める作業)が行えない場合なども、別の作業が発生するため、追加費用がかかります。

運搬や処分も一緒に依頼した場合は、1万円前後が相場となりますが、取り外しだけお願いして、運搬や処分は自分たちで行うのであれば、大幅に費用を抑えることができるでしょう。

運搬費用(相場:約千~5千円)

エアコンを回収してもらう際の費用です。どこに運ぶかの距離数によっても異なりますが、相場は高くても5千円前後であることがほとんどです。

運搬費用には、前述している「リサイクル料金」や「取り外し費用」は含まれていませんので、取り外しもお願いする場合は別途追加料金が発生します。


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エアコンの処分費を最小限に抑える2つの方法

エアコン処分費用を節約する方法として、おすすめ順に2つご紹介します。

  1. 家電量販店のリサイクルサービスを利用する
  2. 自治体の指定場所で引き取ってもらう

家電量販店のリサイクルサービスを利用する

エアコン処分を安心・低価格で行うために、家電量販店やメーカーのリサイクルサービスを利用することがおすすめです。

エアコンの買い替え時のタイミングで、家電量販店では取り外しや運搬、処分まで一貫して対応してくれるため、手間や費用を抑えることができます。

また、専門的な知識や技術を持つ業者に依頼することで、環境にも配慮した処分が可能です。

ヤマダ電機では、購入したお客様に対し有料で買取サービスを行っています。費用は、およそ3千円?1万2,000円ほどです。

家電リサイクル回収のお申込について
画像引用元:家電リサイクル回収のお申込について

特に、古い型のエアコンは消費電力が大きく電気代が高いなど、コスパが悪くなるため買い替えも検討してみましょう。

自治体の指定場所で引き取ってもらう

家電リサイクルセンター
画像引用元:家電リサイクルセンター

各自治体の指定場所でエアコンを回収してもらえるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

ただし「家庭用エアコン処分費の相場と内訳」でもご紹介したように、自分で取り外し、指定場所へ運搬した場合でも必ずリサイクル料金は発生します。

指定場所の調べ方は、各市区町村のサイトで検索するか、家電リサイクルセンターで確認することが可能です。

例えば、「大田区 エアコン 処分」東京都大田区の指定場所ですと下記2箇所となります。

家電(エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵・冷凍庫)のリサイクル
画像引用元:家電(エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵・冷凍庫)のリサイクル

エアコン処分を業者に依頼する際のポイント

エアコン処分を回収業者へ依頼する場合は、下記3つのポイントに気を付けることで、後悔や不利益を被る可能性をグッと下げることができます。

1.「事前見積もり」と「現地見積もり」が可能な業者を選ぶ エアコンの取り外し費用は設置場所や状態により変動するため、事前と現地の二度の見積もりが可能な業者を選びましょう。
2.資格を持つ業者かを確認する エアコンは「特定家庭用機器廃棄物」に分類され、処理には「一般廃棄物収集運搬業」と「産業廃棄物収集運搬業」のいずれかの資格を持つか、もしくは取得している業者と連携している必要があります。
3.買取もしてくれるか確認する エアコンは買い取ってもらえる可能性が高い商品です。ただし、取り外し費用や店舗までの運搬料金が必要な場合もありますので、事前にしっかりと確認してから依頼しましょう。

手間なく安全に、環境にも配慮した処分をしたいのであれば、ニーズに合わせて適切な業者を選ぶことが大切です。

家庭用エアコンの処分費は必要ナシ!

家庭用エアコンは『商品』であるため、壊れていても価値があります。
そのため、費用をかけて処分をするよりも、まずは「売れるかどうか?」を考えてみましょう。

自分で取り外し、スクラップ屋さんやオークション、フリマアプリで売ってしまうのが最も費用対効果が高い方法です。

買い取ってもらえれば処分費を抑えるだけでなく、手元に利益が残る可能性もあるため、ぜひご検討ください。

もし自分で取り外しができない、売るのが難しい場合は、下記の相場を確認しできるだけ費用をかけずに処分しましょう。

【家庭用エアコン処分費の相場と内訳】
エアコンの処分費用=リサイクル料金+取り外し費用+運搬費用

1.リサイクル料金 約千~2千円
2.取り外し費用 約5千~1万円
3.運搬費用 約千~5千円
合計 約千~2万円

※上記は地域や業者、エアコンの設置場所や状況によって変動します。

費用を最大限抑える方法は、

  1. 家電量販店のリサイクルサービスを利用する
  2. 自治体の指定場所で引き取ってもらう

などの方法があります。

エアコンの処分でどんな方法を選んだとしても、安全や環境を第一優先に考えた上で、コストを抑える方法を検討しましょう。

業者へ依頼する際は、事前見積もりや資格を確認しておくことをオススメします。

エアコン回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。