「モバイルバッテリーってどうやって処分したらいいの?」
「モバイルバッテリーってどうやって処分したらいいの?」
モバイルバッテリーを処分する方法は全部で4種類あります。
「はい、モバイルバッテリーを処分する方法は全部で4種類あります。
「モバイルバッテリーってどうやって処分したらいいの?」
「なるべく手間なく捨てたいんだけど可能なのかな…。」

結論から申し上げますと、モバイルバッテリーを処分する方法は以下の4つです。

  1. 無料処分する
  2. リサイクルショップで売却
  3. フリマ・ネットオークションに出品する
  4. 不用品回収業者に依頼する

モバイルバッテリーと一言でいっても、使われている電池の種類や電池の状態が異なるので、それらに応じて適切な処分方法を選択する必要があります。

よくわからないままテキトーにモバイルバッテリーを捨てたばかりに火災を引き起こした…。なんて事故に巻き込まれたくはないですよね?

実際に自治体からも、モバイルバッテリーを初めとする小型充電式電池が使用されている機器の処分にあたっての、ごみ収集車の火災事故防止を呼びかけています。

[注意]ごみ収集車の火災事故防止にご協力ください
参照元:仙台市[注意]ごみ収集車の火災事故防止にご協力ください

本記事では、モバイルバッテリーを処分する4つ全ての方法を分かりやすく解説、こんなときは処分に出せない、という注意点もお伝えしますので、安全にモバイルバッテリーを処分することができるようになります。

モバイルバッテリー1
※モバイルバッテリーとは上記のようなスマホ等に使える持ち運びタイプのバッテリーを指します。

是非参考にしながら、モバイルバッテリーを処分してみてください。


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モバイルバッテリーを処分する4つの方法

モバイルバッテリーを処分する際はまず電池の種類を確認することが重要です。

リチウム、ニッケル水素、ニカド、などさまざまありますが、リチウムイオン電池の場合は小型二次電池に分類されるため、資源有効利用促進法の対象となりリサイクルができるからです。

  1. 無料処分する
  2. リサイクルショップで売却
  3. フリマ・ネットオークションに出品する
  4. 不用品回収業者に依頼する

詳しく解説します。

無料処分する

モバイルバッテリーは以下の3つの方法で無料処分することができますが、必ず誰もが無料処分できるとは限らないので注意が必要です。

お住まいの地域によってはボックス設置箇所がない可能性があったり、モバイルバッテリーの状態によってはボックス回収に対応してもらえなかったりするからです。

実際に無料処分できる方法について、身近で利用しやすい順に、下記の3つの方法をご紹介します。

1.乾電池回収ボックスに入れる
2.家電量販店のリサイクルボックスに入れる
3.JBRCの回収BOXに入れる

有料処分前にチェックして自分のお住まいで対応可能か確認しましょう。

乾電池回収ボックスに入れる

モバイルバッテリー2

引用元:羽生市ホームページ「リチウムイオン電池の分別の徹底をお願いします」より

乾電池式のモバイルバッテリーは、中の乾電池を取り出し、外身は不燃ゴミに、取り出した乾電池は乾電池回収ボックスに出して無料処分することができますので1番に利用できないか確認してください。

地区のゴミステーションや市役所にボックスが設置されていることが多いので、非常に利用しやすいからです。

乾電池回収ボックスに乾電池を入れる際は、セロテープやビニールテープなどで電極(+極、-極)部分をおおって絶縁し、ショートなどを起こさないように対策しましょう。

ちなみに、自治体によって膨張したり液漏れしている乾電池は収集できない可能性があるので、該当する人はまず自治体に電話で確認してからにしましょう。

家電量販店のリサイクルボックスに入れる

モバイルバッテリー3

引用元:ビックカメラ(@biccameraE)Twitter「店内に回収BOXがありますが、入らない場合等はレジにてご相談いただければと思います。」より

リチウム電池などの場合、家電量販店のリサイクルボックスに入れることで無料処分することが可能ですので、最寄りの家電量販店にリサイクルボックスがないか見に行ってみましょう。

家電量販店の場合家から距離があるというケースもあるかもしれませんが、無料で捨てられるので持ち込む価値は十分にあるからです。

ただし、回収出来るものに条件があるので注意が必要です。

例えば、ヤマダ電機やビックカメラは「リサイクルマークのない電池」は回収していません。

※リサイクルマークとは下記のようなマークです。

モバイルバッテリー4

引用元:幸田町「小型充電式電池の見分け方」より

ヨドバシカメラやエディオンは逆にリサイクルマークのない電池も回収してくれますが、「膨張した電池」は回収してもらえません。

モバイルバッテリー5

引用元:品川区ホームページ「小型充電式電池・ボタン電池のリサイクル」より

ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池は、JBRC回収対象電池となりますので、JBRCの協力店の回収BOXに入れて無料で処分できます。

ニカド電池 二次電池の一種で、人体に有害なカドミウムが-極に、+極には水酸化ニッケルが使用されています。

2023年現在は主流ではないので、使用される数は減っています。

リサイクルマークの下に「Ni-Cd」と記載されているのでわかりやすいです。

ニッケル水素電池 乾電池型二次電池として安全性が高いことなどから主流となっている二次電池の一種です。

PanasonicのEVOLTA、SonyのCycle Energy、東芝のIMPULSEといった商品で有名です。

リサイクルマークの下には「Ni-MH」と記載されています。

リチウムイオン電池 安全・長寿命・低温性能・急速充電・高入出力といった特徴を持った現在最も主流の電池です。

リチウムイオンが電解液の中を通って、+極と-極との間を移動し、エネルギーを貯めたり使ったりすることができます。

リサイクルマークの下には「Li-ion」と記載されています。

モバイルバッテリー7
参照元:JBRC『協力店・協力自治体』検索より、お近くに協力店舗がないか確認してみましょう。

破損電池、膨張や水濡れした電池は回収BOXに出せませんので注意が必要です。

リサイクルショップで売却

容量の大きなモバイルバッテリーや、性能のいいモバイルバッテリーは、リサイクルショップで売却できる可能性がありますので、処分前にまず査定に出しましょう。

せっかくお金に換えられるものを処分一択で捨ててしまうのはもったいないですよね。

PSEマークといって、「電気製品が安全性を満たしていることを示すマーク」がついていないモバイルバッテリーは買い取りの対象になりませんので注意しましょう。

※PSEマークとは、下記のようなものです。

モバイルバッテリー6

参照元:日本品質保証機構ホームページ「電気用品安全法(PSEマーク)」より

フリマ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップで売却できないモバイルバッテリーでも、フリマやネットオークションなら買い手がつく可能性がありますので、処分の時間に余裕がある人は利用するのも手段の一つです。

自分で価格設定ができるので、高額で売却することができるかもしれませんし、リサイクルショップとは需要層が違うので、買取される率も高まるからです。

実際に某フリマアプリを確認したところ以下のようなものが売却されていました。

ちいかわ モバイルバッテリー ハチワレ 4,200円(税込) 送料込み
iWALK モバイルバッテリー 超小型 iPhone 4800mAh 3,900円(税込) 送料込み

・いつ購入したか
・どれくらい使用したか
・傷や汚れはあるか
・動作状況

などについて、詳しく説明書きに添えておくといいでしょう。

ただし、フリマやネットオークションは「いつ売れるかわからない」「必ず売れるとは限らない」ので注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、手間なく楽にモバイルバッテリーを手放すことができるので便利です。

モバイルバッテリーの電池の種類やモバイルバッテリーの状態に関わらず引き取りしてもらうことが可能なうえ、モバイルバッテリーのほかに周辺機器も一気に処分する事も可能だからです。

他の方法に比べると費用がかかりますが、家まで引き取りに来てくれるので利便性は一番といえます。

実際に片付け110番にモバイルバッテリーの回収をご依頼いただいた際の回収事例(料金含む)は以下の通りで、おおよそ4,400円ほどで回収させて頂くことが可能です。

回収品 モバイルバッテリー
ご依頼のご要望 膨らんでしまったモバイルバッテリー。

リチウムイオン電池のマークはあるが、リサイクルマークがない。

膨らんでしまいカバーも取れてしまったため、中身のバッテリーだけ処分希望。

回収料金 4,400円(税込)

モバイルバッテリーを処分する時の3つの注意点

モバイルバッテリーを処分する時は次の3つの注意点によく配慮することが重要です。

深く考えず処分してしまうと火災などを引き起こす原因になる可能性があるからです。

1.自治体のルールに従うこと
2.異変がある場合は製造元にまず問い合わせる
3.リサイクルマークがない場合は製造元に問い合わせる

詳しく解説します。

自治体のルールに従うこと

モバイルバッテリーの処分方法は自治体によってルールが異なりますので事前によく確認しましょう。

自治体によっては「火災の原因になるためゴミとして出さない」「自治体では回収していないので市内の回収拠点(家電量販店など)に排出する」などルールが定められているからです。

モバイルバッテリー8
参照元:南足柄市「小型充電式電池(モバイルバッテリー含む)は、市で収集できません

モバイルバッテリー9
参照元:鳥取市「リチウムイオン電池(小形充電式電池)の廃棄について

モバイルバッテリー10
参照元:伊丹市「モバイルバッテリー(小型充電式電池)が火災の原因に?

モバイルバッテリー11
参照元:相模原市「リチウムイオン電池等の小型充電式電池の捨て方について

特に現在主流でモバイルバッテリーにも使用されている可能性の高いリチウム電池は燃えやすい液体が充填されています。

発火防止のためにもルールを守ることが大切です。

異変がある場合は製造元にまず問い合わせる

モバイルバッテリーに異変がある場合は、どう処分するのが良いか、まず製造元に問い合わせるようにしましょう。

ここまで重ねてお伝えしているように、ゴミとして排出した際に火災など何らかのトラブルを引き起こす危険性があるからです。

膨張している リチウムイオン電池が劣化して、電解質の酸化が起きている危険性があります。

ガスが発生して膨張している可能性があります。

熱くなる リチウムイオン電池が劣化して、電解質の酸化が起きていることが原因として考えられます。

ガスが発生している場合、発火の危険もあります。

異臭がする リチウムイオン電池が内部で破損している危険性があります。

甘いようなにおいがしたら、電解液が漏れている可能性があります。

変色している リチウムイオン電池の電解液が液漏れしている可能性があります。

有害とされていますので、むやみに触ると危険です。

リサイクルマークがない場合は製造元に問い合わせる

リサイクルマークのないモバイルバッテリーは、製造元に問い合わせて処分方法を確認しましょう。

リサイクルマークがない場合、引き取りしてくれないケースが多いからです。

引き取り先が見つからない場合でも、製造元が引き取ってくれる可能性がありますので、諦めずに確認するようにしましょう。

また、リサイクルマークの有無は必ずチェックし、処分前に「リサイクルマークがないモバイルバッテリーだが対応可能か」を処分を依頼したい先に事前に確認するようにしましょう。


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まとめ

モバイルバッテリーの処分方法は以下の4つ。

1.無料処分する
2.リサイクルショップで売却
3.フリマ・ネットオークションに出品する
4.不用品回収業者に依頼する

無料処分したいなら、

1.乾電池回収ボックスに入れる
2.家電量販店のリサイクルボックスに入れる
3.JBRCの回収BOXに入れる

の3つの方法のいずれかを実践するといいでしょう。

ただし、

・リサイクルマークがない
・膨張している

ものは引き取り対応してもらえない可能性があります。

容量の大きいモバイルバッテリーやまだ使えるモバイルバッテリーは、

・リサイクルショップで売却
・ネットオークション・フリマアプリに出品

する方法で手放すことが出来る可能性があります。

ただし売却する方法は、「必ず売れるとは限らない」「いつ売れるかわからない」というリスクがありますので時間に猶予がある場合にのみ利用する事をおすすめします。

膨張・異臭・変色・発熱しているなど異変のあるモバイルバッテリーやリサイクルマークのないモバイルバッテリーでも、不用品回収業者なら約4,400円ほどで回収してもらうことができます。

処分に困ったり急いで処分したかったりする場合は、不用品回収業者がおすすめです。

本記事がモバイルバッテリーの処分に悩むあなたの役に立てば幸いです。

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