
お子さんが自分の部屋を片付けられなくて、部屋がいつも物で散乱していて困っておられるというお父さんやお母さんは多いのではないでしょうか?
まだ小さなお子さんであるならば仕方がないと思いますが、中学生、高校生、それももし女の子でしたら、ひどく汚い部屋にいるのに平気でいるというのは、どうしても心配になりますし、部屋を片付けて生活してほしいと思うのは親心ですよね。
部屋が散らかっているといっても、散らかりの程度があると思います。
脱いだ服が床に散らかっているのはもちろん、洗った洗濯物も一緒になって床に散乱していたり、衣類ばかりではなく、食べかけのお菓子や部屋に持ち込んだお皿が溜まって臭くなるなどすると、部屋が散らかっているというだけではなく、不衛生にもなってしまいます。
部屋を散らかすお子さんは片付けが苦手で、親に言われて部屋を片付けても、あっという間にまた散らかってしまうものです。
あまりにも汚い部屋で暮らしているお子さんは、もしかして病気なのではないだろうかと不安に思われるいるお父さんやお母さんがおられると思います。
病気でなかったとしても、部屋を片付けられない子どもは、いつまでたっても片付けられないままなのだろうかと心配になり、どうすればよいのか悩んでおられる人も多いと思います。
部屋を片付けられないという病気や障害は確かに存在します。
しかしきちんと診断を受けて、ひとりひとりの子どもに合った対応をしていくことで、片付けられない子どもも、片付けられるような方法がみつかります。
また、病気や障害がなかったとしても、片付けられない子供に寄り添って、片付けられるようになるまで親が教えたり手助けしたりすることで、たいがいの子どもは片付けられるようになるものです。
私自身、子どもの頃は部屋を散らかしていたものですが、散らかっている部屋に不自由さを感じるようになったり、きれい好きな親の影響で部屋は片付けておくべきものだと思うようになったり、本や雑誌に掲載されている、『きれいな部屋作り』というような企画に影響されて部屋を片付けることに興味を持つようになったりして、だんだんと片付けられるようになりました。
それでは、お子さんが部屋を片付けられなくて困り、心配しておられる人のために、子どもが片付けられない理由考え、片付けられるようになる工夫と方法をご紹介していきたいと思います。
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なぜ子供が片付けられないのか?
片付けられない子どもは、なぜ片付けられないのでしょうか?
片付けられない子どもの、『片付けられない理由』を考えていきます。
必要性を感じていない
片付けをしない子どもたちの中には、『部屋が散らかって汚くなっていても気にならない』という子どもがいます。
片付けられない子どもたちは、部屋がおもちゃやゴミ袋が散乱しているような状態でも気にならず、片付けをする必要を感じていません。
ですから親が『部屋を片付けて』とか『掃除をしなさい』と言っても、掃除や片付けをしなくても良いと考えている子どもたちがいるのです。
または、ただ単に面倒くさくて掃除が大嫌いなので、片付けができないという子ども達もいます。
面倒くさがりの子ども達にとって、『片付けをしなさい』と言うことは、子どもにとって口うるさく親が言う『厄介な作業』としか感じられないのです。
片付けをしなくてはいけないと感じながらも、どうやって片付ければ良いのか分からないで、結局散らかった部屋のままでいる子供たちもいます。
片付け方が分からない子どもには、親が丁寧に片付け方を教えることで、うまく片付けられるようになります。
ストレスが原因になっているケース
子どものストレスが原因になっているケースも考えられます。
子どもの生活の中の、学校生活、家庭環境、親子関係、夫婦関係、友人関係などの中で大きなストレスを感じている場合、心に抱える問題が大きくて、その子どもの中では片付けをしている場合ではない、片付けをする気も起きないような心理状態になっているケースです。
ストレスによって片付けができない子どもの場合、やはり片付けよりもその子どものストレスの原因となっている問題を、解決していく必要があります。
ストレスの中には、『スマートフォンの使いすぎ』による脳のストレスで、やる気や気力を失われ、片付けができなくなっている場合もあります。
子どもの性格やストレスの問題以外で、片付けられない場合もあります。
それは病気や発達障害などによるものです。
遺伝的な問題?
片付けが苦手であるという性格そのものが、遺伝することは考えられることではありますが、それほど大きな影響はないと言われています。
それよりも、日々の暮らしの中で部屋が散らかっていることや、親が片付けが苦手だったり嫌いだったりしたという、環境や好みの影響受けることの方が大きいようです。
遺伝的な障害の中に『片付けられない症候群』と言われるADHDやADDという発達障害がありますが、この達障害を持っている場合、その子どもは片付けがとても苦手です。
ADHDである場合は、脳の機能的な障害に原因があり、『不注意』『多動性』『衝動性』と言う特徴を伴っています。
ADHDの特徴である、うっかりミスがとても多かったり、少しもじっとしていられない性格だったり、衝動性を抑えられないなどコントロールがしにくい性質を感じられる場合は、病院へ行って正しく診断をしてもらう必要があります。
発達障害と診断されたら、その障害に合ったサポートや薬の力で、片付けられないことも含め、生活の不自由さを和らげることができます。
片付けられない子どもの中には『ため込み症候群』といわれる強迫性貯蔵症、ホーディングという障害を持っている場合もあります。
『物を集めすぎて困る』とか『捨てたくなくてしょうがない』という特徴があります。
この強迫性貯蔵症も、遺伝的要素からくる障害です
もしかして障害や病気?
ADHD、強迫性貯蔵症のほか、片付けられないという特徴を持つ場合がある障害は、自閉症、アスペルガー症候群もあります。
そのほか、片付けられない特徴を持つ病気もあります。
- うつ病
- セルフネグレクト
- 統合失調症
- 認知症
これらの病気は、ストレスが原因で引き起こされる病気です。
片付けられない子供の特徴
これまで書いてきた内容をまとめると、片付けられない子どもの特徴は、大きく分けて3つあります。
一つ目は『片付けが嫌い』であるという子どもたちです。
片付けが嫌いな理由は子どもによってそれぞれ違うと思いますが、性格的なものや、嫌な印象を伴うからなどという理由です。
強迫性貯蔵症の子ども場合も、『捨てたくない』という気持ちが強いので、この『片付けが嫌い』に分類してよいかもしれません。
二つ目は『片付けが苦手である』という子どもたちです。
苦手である理由は、障害があるからかもしれませんし、方法が分からないから上手くできないのかもしれません。
ADHDやADDの子どもの場合も、『片付けたいのに片付けられない』という気持である子どもが多く、この『片付けが苦手である』に分類されます。
三つ目は『片付けに興味がない』子どもたちです。
片付けに興味がない理由は、障害、病気、ストレスによるもの、それから性格によるものです。
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片付けられない子供が片付けられる子供に激変する方法
片付けられない子どもが片付けられるようになるには、親の助けが必要です。
言葉を教えるように、親は子どもに片付けも教えていかなくてはなりません。
親が子どもに片付けの方法を教えていくには、その子どもの片付けが出来ない理由によって、アプローチを工夫する必要があります。
特に、障害や病気が原因で片付けができない子どもには、障害や病気に対応した方法で子どもに接することになります。
障害や病気の場合の、親が子どもを助ける方法については、各研究機関が研究しているので、専門の本、医者、カウンセラーの助けを借りることになります。
片付けを一緒にやってみる
片付け方が分からないという子どもには、一緒に片付けをすることで、片付けのコツを教えてあげましょう。
必要なものと必要がなくて捨てるものを区別し、処分する作業や、片付けをしやすい収納方法を教えてあげましょう。
ひとりで片付けをするのは苦痛だけれども、親と一緒にならやる気が出てくる場合もあります。
一緒に片付けを始めることで、片付けに対する重要性に気が付く機会となります。
部屋での探し物が多かった子どもなら、一緒に分類したり、整理したりする作業を通して、部屋を片付けることは生活を快適にし、物の置き場所を把握することが、便利で心地よいことであるということが分かってくると思います。
片付けられる環境を一緒に作ってあげる
一緒に片付けをしていく中で、片付けられない理由や行動の癖が分ってくると思います。
つい散らかしてしまう癖を解消するための対策を一緒に工夫することで、散らかさないためには『具体的にこんな工夫をしたい』という、対策の意図も理解してくれます。
例えば、ゴミ箱の置き場所ひとつとっても、ゴミを入れやすい場所へ移動するだけで、ゴミ箱へゴミを入れる行動がかなり増えると思います。
脱いだ服を床へ置きっぱなしにされないように、サッとひっかけられるフックを壁に取り付けたり、かけやすいハンガーラックを用意したりすればよいかもしれません。
帽子やかばんなども、簡単にかけられるようポールハンガーやハンガーラックがあると、簡単にひっかけるだけで片付けられる仕組みを作ることができます。
洗うべき洗濯物を部屋に置いてしまう場合は、洗濯かごを部屋に置いておくのもよいかもしれませんね。
このように、片付けの環境を整えることは、片付ける方法が分からない子どもの助けとなり、物の分類や仕分けといった片付けの基本的なことを身につけることにつながります。
おこらないでほめる
部屋が汚いと怒るのに、部屋をきれいにしても褒めないでいるというお父さんお母さんが多いかもしれません。
怒られて仕方なくする片付けと、片付けたら褒められるという片付けですと、片付けをした時の気分がよいものになるか悪いものになるか、ずいぶん違ってきます。
また、片付けそのものに対する『好き、嫌い』さえも左右される可能性があります。
『片付けを始めた時』『片付けをしている時』『片付けが終わった時』など、こまめにほめて、子どもの片付けへのやる気を引き出していきましょう。
逆に、もし片付けが上手くいかなくても、怒ったり嫌味を言わないことが重要です。
片付けているのに怒られれば、一気にやる気を失ってしまいますし、また片付けを始めれば怒られるかもしれないという恐れが生じ、その後もやる気を失い続けてしまいます。
ほめるという親の行動は、片付けが嫌いな子どものやる気を引き出していきます。
役割分担を与える
家族の一員として、子どもに『お手伝い』として役割分担を与えましょう。
お手伝いのご褒美としては、『褒めること』が最もよいのですが、なかなかお手伝いをしてくれない子どもには、お手伝いの分担をこなしたら、例えば何か好きなことをしてよいというご褒美などを与えると、お手伝いも続けられるようになります。
家を片付けたり掃除をしたりするようなことを役割分担として与えれば、部屋の片付け自体にも興味を向けてくれるようになります。
役割分担を与えることは、片付けにまったく興味のない子どもに、片付けへの興味をもってもらうというきっかけにつながります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
片付けられない子どもには、それぞれ違った理由や原因があるかもしれません。
親が子どもを見守り、必要な時に必要な助けをタイミングよく差し出し、子どもに寄り添っていくことで、片付けられない子どもも少しずつ片付けられるようになります。
片付けは教えていかなければならないものであると意識して、ひとつひとつ優しく教えてあげてくださいね。
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