「プロに頼むハウスクリーニングってとても高そうだけど、相場はいくらなんだろう?」と悩んだことはありませんか?
有名なハウスクリーニング業者のホームページを見て「かなり高いなあ」といと感じたと思ったら、ずいぶん安い業者もあるようです。
「どうして料金にこんなに差があるんだろう?」「安い業者は高い業者ほどキレイにしてもらえないのかな?」という不安が出てきてしまいますよね。
今回ここでご紹介する方法で見積もりを取れば、『お住まいの地域のハウスクリーニング相場料金を簡単にかつ正確』に調べることができます。
さらには、あなたにぴったりのクリーニング業者を選ぶことができますよ。
ここで紹介する『見積もりの取り方』や『相場料金の調べ方』は、ハウスクリーニング業界に詳しい人から聞いた話です。
この方法でなければ、相場料金を調べるのに時間や労力を費やしてしまったり、ハスクリーニング業者の言い値で契約してしまい、お金を損をしてしまう可能性もあります。
今回ここでご紹介するのは、あなたがお住まいの地域におけるハウスクリーニングの相場料金を、最も簡単に調べられる方法です。
そして、要望と予算に合わせて、あなたにぴったりのクリーニング業者を選ぶ方法でもあります。
見積もり時のポイントと、業者を選ぶための方法について、詳しく説明していきます。
なので、最後まで読んでいただければ、「この業者に頼んでよかった」と思えるようなハウスクリーニング業者を選ぶことができます。
きっと、満足のいくハウスクリーニングを終えることができるでしょう。
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ハウスクリーニングの費用相場は?【物件タイプ別】
一戸建ての場合とアパート・マンションの場合とで、ハウスクリーニングの費用相場は異なってきます。
一戸建てのハウスクリーニング費用相場
戸建て | 空室:140,000円程度 居住中:170,000円程度 |
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※公開された7社の情報をもとに平均を算出しています。(独自調べ)
アパート・マンションのハウスクリーニング費用相場
1K/1DK | 空室:15,000円程度 居住中:25,000円程度 |
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2LDK | 空室:30,000円程度 居住中:50,000円程度 |
3LDK | 空室:45,000円程度 居住中:65,000円程度 |
4LDK | 空室:70,000円程度 居住中:100,000円程度 |
※公開された7社の情報をもとに平均を算出しています。(独自調べ)
ハウスクリーニングの費用相場は?【場所別】
場所によっても、ハウスクリーニングの費用相場は異なります。それぞれの相場を解説します。
キッチン
キッチン | 14,213円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
お風呂
お風呂 | 18,476円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
洗面所
洗面所 | 10,635円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
トイレ
トイレ | 9,310円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
エアコン
エアコン | 14,213円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
換気扇
換気扇 | 15,540円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
洗濯層
洗濯層 | 17,000円(税込) |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
フローリング
フローリング | 12,266円(税込)※6畳あたり |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
窓・サッシ
窓・サッシ | 3,153円(税込)※1枚あたり |
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※13社の公開情報をもとに算出した平均的な料金相場となります(独自調べ)。
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ハウスクリーニングの費用が高くつくケース
ハウスクリーニングには、4つの条件下で費用が高くつくケースがあります。
自分が該当していないか確認してみましょう。
汚れ具合が激しい
汚れ具合があまりにも激しい場合は、設定価格や相場費用よりも高額になります。
作業に必要な時間や薬剤の量も変わってくるからです。
油汚れやたばこのヤニ汚れのほかに、強い臭い落としなども高額になる可能性が高いです。
面積が広い
作業する面積が広ければ、その分費用は高くなります。
特にマンションやアパートよりも一軒家戸建て住宅の方が施工面積が広いので、費用が相場より高くなります。
また、家中の丸ごとハウスクリーニングを依頼した場合などは、戸建ての場合、廊下や階段などマンションやアパートではない作業場所が増え、費用が高くつきます。
必要のない施工箇所がある場合は事前に申告しておくことが大切です。
繁忙期での依頼
ハウスクリーニングにも繁忙期があり、依頼が殺到している時期は「繁忙期料金」で割り増し価格となり、費用が高くつきます。
エアコンクリーニングの依頼が多い夏前と冬前は特にハウスクリーニングの依頼が殺到するため、通常価格で依頼したいならその時期を避けるのが得策です。
駐車場がない
業者がやってくる際に、敷地内に駐車スペースがない場合、最寄りのコインパーキングを利用するケースがあります。
その場合、駐車料金がハウスクリーニング費用に上乗せされる形になりますので、費用が高くつきます。
作業日は自家用車を移動させるなどしてできるだけ敷地内に止められる環境を準備しておくことが大切です。
ハウスクリーニングの費用を安く抑えたいときのポイント
ハウスクリーニングの費用を抑えたいときのポイントは、2つあります。
その他にもポイントは色々あるんですが、私が実践してみた結果、重要なのは2つのみだと気付きましたし、それ以上ポイントがあっても大変だったので今回は2つのみの紹介にします。
あまり費用を抑えることにこだわりすぎると、技術力の高い業者を選べなくなってしまう可能性があります。
しかし、この2点さえ押さえれば、相場料金程度で請け負っていて技術力が高い業者に依頼しても、効果的に費用を抑えることができます。
- ハウスクリーニングの量
- ハウスクリーニングをしてもらうタイミング
ハウスクリーニングの量そのものを減らしてコストを抑える方法は、予算に合わせてクリーニングしてもらう場所を調節します。
安くできるタイミングで、ハウスクリーニングをしてもらう方法では、クリーニングタイミングだけを考えればよいので、簡単に費用を抑えられます。
ハウスクリーニングの見積もりの時は、この2つの点を心に留めて、相談してみてくださいね。
ハウスクリーニングしてもらう場所を絞る
費用を抑えたい場合、家全部をクリーニングしてもらうと料金が高くなるので、クリーニングしてもらう場所を絞ってみましょう。
クリーニングをする場所が少なくなれば、その分かかる料金も安くなります。
限られた予算の中であっても、家をキレイにしてもらうには、ハウスクリーニング業者が得意とする技術を、十分に利用することです。
ハウスクリーニング業者の強みは、クリーニングの技術と、プロ用の掃除道具を使って頑固な汚れもキレイに落とすことができる点です。
ハウスクリーニング業者の技術を使えば、油汚れやカビ汚れなど、落とすのが難しい汚れも、短時間でピカピカにすることができます。
床や壁など広い面積のクリーニングは、洗浄機などを使って、すみずみまでキレイにしてもらえます。
自分でキレイにできる場所は自分で掃除をして、「自分ではキレイにできない」「自分でクリーニングするのは大変」という場所だけを、ハウスクリーニング業者にクリーニングしてもらうとよいのです。
荷物がない状態でハウスクリーニングに入ってもらう
荷物がない状態でクリーニングに入ってもらうと、荷物がある状態に比べて、ハウスクリーニングの料金が安くなります。
多くのハウスクリーニング業者では、入居時よりも空き室時の方が、基本クリーニングの料金設定が安く設定されています。
部屋に家具やモノがないと、クリーニング作業がずっとしやすくなるので、短時間で、よりキレイにでき、作業効率が良くなるのです。
不動産屋さんが、アパートやマンションの入居者の退去後に、ハウスクリーニングを依頼する時は、空き室時の料金でクリーニングしてもらっているので、費用を安く抑えられています。
中古物件などに引っ越して入居する場合は、ぜひ、引っ越し前にハウスクリーニングをしてもらってくださいね。
ハウスクリーニングの業者選びの注意点
安心してハウスクリーニングを依頼するためには、相場料金でハウスクリーニングしてくれる業者を選択することが重要です。
相場以下の料金で施工する業者は、『確実なクリーニング』に必要なコストが、ハウスクリーニング作業そのものに、かけられていないということが考えられるのです。
【必要なコスト】
- 確かな技術を持っている人の『人件費』
- 安全性の高い住居用洗剤を使うなどの『必要な経費』
【利益】
- 業者の『利益』
『必要なコスト+ハウスクリーニング業者の利益』を考えると、良心的なハウスクリーニング業者は、相場料金を打ち出している可能性が高いのです。
安さだけで業者を選んではいけない
相場以下の安い料金で施工する業者には裏がある場合が多いので、安さにつられて依頼してしまわないようにしましょう。
必要なコストを削るために、サービスの質を落としたり、サービスの一部をカットしたり、別の作業を営業しようとしているかもしれないのです。
- 契約を取りたいために、見積もり段階では安い料金を提示しますが、作業時になって、「汚れがひどいので、追加料金がかかる」「この部分のクリーニングはオプションなので、別途料金がかかる」と、料金が加算されてしまう
- 「クリーニング後も汚れが残っていた」というトラブルが多く見られ、「クリーニング後に汚れが残っていたので指摘をしたら、汚れを取るのに追加料金を取られた」というケース
- ハウスクリーニング料金を下げるために、正社員を雇わずにアルバイトを雇ったり、作業時間を短縮したりすることで、人件費を削っている
- 『執拗に家のリフォームの勧誘をしてくる』
- 経費を節約するために、賠償責任保険に加入していない
- 良く落ちるけれど刺激が強く『安い』洗剤を使って、必要経費を削ったりしている
『追加料金が加算されることはあるのか』『どこまでクリーニングしてもらえるのか』、事前に確認しておく必要があります。
また、万が一のトラブルに備えて、ハウスクリーニングの依頼をする前に、「賠償責任保険に入っているか」確認しておく方が安心ですね。
「この業者に頼むんじゃなかった!」と、後悔しないためには、安さだけで業者を選んではいけません。
自分に合った業者のタイプを選ぶ
一言に『ハウスクリーニング業者』と言っても、業者の立場によって、金額やサービスの特徴が異なるハウスクリーニング業者があります。
ハウスクリーニングを請け負っている業者は、大きく分けて3つあります。
- 大手ハウスクリーニング業者
- 個人経営のハウスクリーニング業者
- 美装屋さん
大手ハウスクリーニング業者は、サービス内容と料金が細分化され、分かりやすく提示されているので、最も依頼しやすいです。
大手ならではの丁寧な対応と、明確な料金提示など、安心して気軽にハウスクリーニングを依頼したいという人にオススメです。
料金は、3種類のハウスクリーニング業者の中では、高めの傾向があります。
個人経営のハウスクリーニング業者を選ぶ際は、依頼をする方の『業者を見極める目』が重要です。
業者によって、サービスや料金にバラツキがあるので、ハウスクリーニングの仕上がりや、クリーニング後の依頼主の満足度に差が出てきてしまうのです。
家全体の広い範囲のハウスクリーニングを、できるだけ安く抑えたいという人は、美装屋さんに依頼するのがオススメです。
3種類のクリーニング業者の中で、最も安い料金でクリーニングしてくれます。
個人住宅のハウスクリーニングを請け負っている美装屋さんを探して、依頼してみましょう。
業者への依頼は事前に見積もり書を取るべき
トラブルにあわないためには、業者への依頼は、見積もり書を取ってから行うべきです。
口頭で出した見積もり内容と、実際ハウスクリーニングしてもらった作業内容が食い違っていたとして、それを指摘しても、何かと理由をつけて、取り合ってもらえないというトラブルになる可能性があります。
または、「見積もりには入っていなかった」と言って、追加料金を取られる可能性があります。証拠が形として残る書面の見積書は、そういったトラブルを防いでくれます。
「平米あたりいくらですか?」
と、いくつかのハウスクリーニング業者に電話見積もりをとれば、簡単に相場料金が分かります。
平米単価であれば、より実際の見積もりに近い金額を知ることができます。
また、家まで来てもらって見積もりを取るわけではないので、気軽に平米単価を調べることができます。
電話見積もりで、相場料金で料金設定している業者がわかれば、自宅まで来て現地見積もりをしてもらうのは、3社で十分です。
2社で比較すると、どちらのサービスの方が一般的なのかなど、分かりづらいですが、3社で比較をすると、それぞれの特徴が見えやすくなり、判断しやすくなるのです。
自宅に来て見積もりをしてもらう業者をあまり増やしすぎると、かえって、比較しにくくなるので、3社程度にとどめておくのがオススメなのです。
業者にハウスクリーニングの見積りを取るときのポイント
見積もりを取る時は、「平米単価」で見積もりを出してもらうと、後で比較する「見積もり比較材料」として信頼できます。
誰もが共通した広さの認識がある「平米」あたりで計算をして、見積もりを出してもらえば、『正確に料金の比較ができる』ということです。
平米単価とはご存じのとおり、平方メートル(㎡)あたりの単価のことで、数学的に共通認識されている、広さの単位です。
電話で前もって調べておいた、平米あたりの相場料金と、現地見積もりをしてもらった料金が、同じ『平米単価』で計算されていれば、正確に比較しやすくなります。
畳の大きさは地域によって大きさが違う
畳の大きさは、地域によって大きさが違う場合があるため、注意が必要です。
なので、見積もりの時に『〇畳』で見積もりを取ってしまうと、必ずしも広さの認識が一致するとは限らないんです。
ちなみに、日本の畳の大きさには、5種類あります。
『江戸間』 ※全国的な標準サイズ |
1.549㎡ / 1畳 |
『団地間』 ※集合住宅で使われています |
1.445㎡ / 1畳 |
『京間』 ※主に関西や九州、中国地方で使われています |
1.824㎡ / 1畳 |
同じ地域の中でも、一軒家と集合住宅で畳のサイズが違う場合もあるのです。
これでは、畳あたりだと、見積もりを比較した場合の正確性に、信頼がおけません。
坪単価は建物の形状を加味しないので正確ではない
坪単価は建物の形状を加味しないので、ハウスクリーニング料金を比較する方法としては、正確ではありません。
坪単価は、延床面積で計算する場合と、施工床面積で計算する場合があり、メーカーによって計算基準が異なる『非常に曖昧な単位』なのです。
特に、『延べ床面積』で坪単価を計算している場合、バルコニーやロフト、玄関ポーチなどの部分の床面積は含まれていません。
そうなると、延べ床面積の広さで、延べ床面積以上の広さである家全体のクリーニングを依頼した場合、坪単価の計算は正確とは言えないのです。
見積もりは3社程度がおすすめ
時間と手間がかかりすぎるので、3社以上に見積もりを取る必要はありません。
いくつかの業者から見積もりを取って、1つの業者に決めるということは、想像しているよりも、おそらく、ずっと労力がかかることです。
数社から見積もりを取って、1つに決めるまでの手順は、次のようになります。
- 来てもらう日程を予約する
- 自宅へ来てもらい、見積もりと合わせて、ハウスクリーニングの時間、料金、サービス内容などの説明を受ける
- 知りたいことを質問する
- すべての業者の見積もりが終わったら、見積もり、サービス内容、業者の印象などを比較して、依頼する業者を決定する
- 依頼する業者以外に、断りの連絡を取る
やたらと、見積もりに来てもらうよりも、気になる業者を3社に絞って積もりに来てもらうのが良いでしょう。
何社かに見積もりを取ることは、想像以上に心理的に負担になります。
選ぶ対象が多くなればなるほど、その中から1つを選ぶということは、心理的な負担は大きくなるものなのです。
見積もりで疲れてしまわないために、心理的負担となる見積もりそのものを、増やしすぎないことです。
ハウスクリーニングの見積もり依頼前に整理しておくこと
ハウスクリーニング業者の選択で失敗しないためには、見積もりの依頼前に、聞いておきたいことを整理しておくことがポイントです。
見積もりを依頼する前に、知りたい内容を前もって決めておくと、複数社に見積もりを依頼して比較する際の負担を軽減でき、業者の見極めがしやすくなります。
見積もりをすることは、ただ料金の見積もりをするだけではありません。
あなたの希望を叶える業者を選ぶ時でもあるので、その見極めのために準備をするのです。
- 自分の希望を明確にしておく
- ハウスクリーニング業者が、自分の希望を叶えてくれるか照らし合わせる
家中をハウスクリーニングしてもらおうとすると、かなりお金がかかるものです。
予算の上限がなくて、「いくら料金がかかっても良い」というのであれば、業者選びで迷うことは少ないです。
しかし、予算の上限があるとすると、予算内で最大限にハウスクリーニングをしてもらい、終わった後に「依頼してよかった」と思うような業者を選びたいものです。
「依頼してよかった」と思うクリーニングをしてもらうためには、見積もりは、準備の段階からすでに始まっていると考えましょう。
自分の要求をリストアップしておく
自分の希望を明確にしておくために、自分の要求をリスクリストアップし、要求項目に優先順位をつけておきましょう。
自分の要求を、ただ考えているだけでは、考えている事柄がはっきりと見えてきませんし、考えが整理されていない状態です。
思いつくことを書き出してリスト化することで初めて、『自分が要求していることは何なのか』『何を最も優先したいのか』が見えてきます。
思考というものは、思い浮かんでは消える、あやふやで、すぐに忘れてしまうものです。
書き出して文字にしてこそ、じっくりと考える判断材料になります。
要求のリストを作る際のアイデアを挙げておきますので、参考にしてみてください。
- 家全体をクリーニングした場合の料金
- 必ずクリーニングしてもらいたい場所と料金
(エアコン・お風呂場・浴槽エプロン内部・キッチン・レンジフード・トイレ・洗面所の水廻り・配管など) - 予算内でできるクリーニング箇所
- カビ汚れ落とし
- 特に汚れが強い部分の汚れ落とし
リストアップして優勢順位をつけておけば、見積もりの時に、「A社はB社よりも、希望の予算内で、何番目までの要望に応えてくれる」というように、客観的な比較をしやすくなります。
業者に見積依頼時、チェックすべきポイント
見積もり依頼時に、ハウスクリーニング業者のサービス内容や料金について、業者に聞いておくべき3つのことをご紹介します。
ハウスクリーニンの仕上がりや、トラブル予防などに関わることなので、ぜひ押さえておきたいポイントです。
見積もりの際に、作業内容や料金に関する事柄の中で、業者の人からあまり説明されない点を確認しておくための、3つのことを取り上げました。
作業員の技術力の確認、料金トラブルの防止のためにも、ぜひ、聞いておきましょう。
自分の予算内でできるかどうか
自分の予算内でできるかどうか確認するということは、優先すべき事柄ですから、見積もりの時は最初に希望の予算を伝えておきましょう。
最初に予算と要望をハッキリ伝えておけば、見積もりの時に業者の人が、予算内であなたの要望を最も満たしてくれるプランを考えてくれるでしょう。
予算を伝えておかないと、あれこれオプションのクリーニングを勧められて、高い料金になってしまう恐れがあります。
業者の人に、予算内で満足できるハウスクリーニングプランを考えてもらうには、『自分の要求をリストアップしたもの』が役に立ちますよ。
作業スタッフは正社員かアルバイトか
作業スタッフは正社員かアルバイトかによって、ハウスクリーニングの仕上がりに差が出ます。
正社員の場合、ハウスクリーニングのプロとして生計を立てていますし、アルバイトであれば、ハウスクリーニングのプロではありません。
作業員がハウスクリーニングのプロであれば、掃除の作業効率が高く、汚れもしっかり落とす技術があります。
お掃除のプロと言われる人は、ハウスクリーニングの勉強をして資格を取得しています。
それに比べて、アルバイトの人は、ハウスクリーニングの勉強をしたことがない人も多く、素人と言っても良い人がハウスクリーニングをしている場合が多いのです。
せっかく同じ料金を払ってハウスクリーニングをしてもらうのであれば、プロの人にクリーニングしてもらいたいですよね。
エコ洗剤を指定できるか
見落としがちなことですが、エコ洗剤を指定できるかどうかは、重要なことです。
「洗剤くらい少々大丈夫」と思っている人であっても、強い洗剤を使ってハウスクリーニングしてもらった後に、突然アレルギーが出るという、健康被害が出る可能性があるのです。
強い化学薬品を使った洗剤は、『化学アレルギー』を引き起こします。
中には、一度化学アレルギーを起こすと、ほんの少しの化学薬品でも、アレルギーが出るような体質になってしまう場合があります。
アレルギー体質の人はもちろん、体力が落ちている人が家族にいる場合は特に、エコ洗剤指定した方が良いですね。
見積書はいつもらえるのか
見積もりの時に見積書をもらえなかったら、見積書はいつもらえるのか、きいておきましょう。
見積もりの時に見積書を渡さない業者の中には、ハウスクリーニング作業が終了した後に、最初に口頭で伝えた料金と違う金額を請求しているという業者が、中にはあります。
「作業中に追加で経費がかかった」という理由で、見積もり時の金額に、追加料金を加算するのです。
中には契約を取るために故意に、見積もり時の金額を安くしておいて、後で加算して請求する業者もあります。
正しく見積もりをし、見積もり時の提示金額に加算はしないで作業ができるということは、プロとしての力量の1つです。
見積もり時に見積書をもらえなかったら、「見積書・契約書はいつもらえるのか」 「作業終了後に加算料金はないか」きいてみてくださいね。
見積もり時にチェックするべき2つのこと
ハウスクリーニング業者を見極めるために、見積もり時にチェックすべき2つのことをご紹介します。
重要なのは『会社の印象』を見極めること。
会社の印象というものは、社員の対応で感じるものです。
見積もり時に窓口や営業の人の対応を見ることで、会社が社員1人1人をしっかりと育てているかどうか、知ることができるのです。
窓口の人がお客さんに対してどんな対応をするかということは、その会社の社風がにじみ出ている注目ポイントです。
社風は、ハウスクリーニング作業員の人材教育、アフターフォロー、トラブル対応にも関係してくる可能性が高いのです。
見積もりの時は、ぜひ、業者の人の対応もチェックしてみてくださいね。
電話対応の質
電話対応の質によって、その業者の対応の質を知ることができます。
電話をかけた時に、『ハキハキと明るい雰囲気で対応してくれたか』で、会社の雰囲気が分ります。
注目ポイントは2つあります。
- 質問への応答
- 声の雰囲気
『聞きたい質問に対して分かりやすい答えが返ってきたか』で、顧客対応力が分かります。
聞きたいことにすぐに答えられる会社は、『お客さんに納得してもらえるような説明ができるように、準備している』ことが分かります。
『声の雰囲気』によって、話し手の気分や性格がある程度伝わります。
会社の中が良くない雰囲気であると、その雰囲気は電話に出た人の気分にも影響していて、声にも表れてしまうものです。
電話で問い合わせる時は、「どんな会社なのかな」ということも調べるつもりで、電話をかけてみてくださいね。
家に来たスタッフの言葉遣いやマナー
家に来たスタッフの言葉遣いやマナーは、お客さんをどれくらい大切にしているかのバロメーターになります。
お客さんを大切にしている業者は、おそらく、『お客さんが喜んでくれるサービス』をしようとしてくれるでしょう。
自分たちの都合や利益優先の業者であれば、『自分たちの都合がよいように』ばかり、話を進められるかもしれません。
人を大切にする態度は、相手を尊重する言葉遣いやマナーになってにじみ出るものです。
ただし、言葉遣いやマナーは、言葉尻や礼儀正しさばかりを見るのという訳ではありません。
たとえ、言葉遣いやマナーがフランクな感じがしたとしても、言葉の中に『気遣い』や『尊重してくれる』という気持ちが感じられるか、注意深く見てみましょう。
まとめ
今回は、「ハウスクリーニングの相場を知りたい」という人のために、ハウスクリーニング相場の調べ方、業者の選び方、そして、見積もり依頼する際に押さえておくべきポイントについてご紹介しました。
ハウスクリーニング業者を選ぶ時は、安さばかりを求めないようにしないことが、注意するポイントです。
料金の安さばかりをアピールしている業者に依頼すると、
- 作業後になって追加料金の請求してくる
- ハウスクリーニングの仕上がりが悪い
- ハウスクリーニングが終わった後も執拗に家のリフォームの勧誘をしてくる
- 保険に入っておらず、クリーニング中の破損に対応してもらえない
などのトラブルに、巻きこまれる危険があります。
依頼された仕事を丁寧にクリーニングするには、それなりのコストがかかります。
料金を安くするということは 、クリーニング作業の内容部分で、コストが削減され、結果的にトラブルや仕上がりの不満につながってしまうのです。
料金相場相当の見積もりを出している業者に、依頼する方が安心です。
見積もりを依頼する時に、チェックしておくべき点についてもご紹介しました。
- 見積もり前に、自分の要望点をリストアップしておく
- トラブルとクリーニング作業の質を知るために、見積もり時にしておくべき質問内容
- 業者の在り方を知るための、業者の対応からみるチェック項目
見積もりをする時は、ハウスクリーニング料金を調べるだけなく、業者の質や作業の質を知るための、重要な時でもあります。
準備して見積もりに臨むことで、何気なく見積もりをしてもらうよりも、ずっと多くの情報を得ることができるのです。
「ハウスクリーニングをしてもらいたい」という人の状況や条件はそれぞれ違います。
あなた自身に合ったハウスクリーニング業者を選択し、最も満足できるクリーニングしてもらえるように、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
即日お片付けサービス
業者を選ぶなら「業者紹介サービス」が一番安心です。すぐに片付けをしてほしい!でもどこに相談してもすぐに対応してくれない…。初めての業者選びだからどこに相談すれば失敗しないか?ネットで検索したら業者にボッタクられたという記事を見た…。など、不用品回収業者選びについてお悩みではありませんか?
結論から書きますが、片付け・不用品回収業者を選ぶなら「業者紹介サービス」を選ぶことをオススメします。業者紹介サービスでも「片付け110番」が一番。