
イスやマットレスや戸棚など、そこまで大きくない物でも粗大ごみとして捨てるとなったら、少々面倒に感じることだと思います。
特にそれらの粗大ごみを運べるような車をお持ちでない方や、車を持っていても日中に自由に使える時間がないという方は、お住まいの自治体の粗大ごみ処理施設に持ち込むということが難しいことになってきます。
となると粗大ごみを自ら粗大ごみ処理施設に持って行くのではなく、自治体が回収をしに来てくれる「戸別収集」を利用するという方法を選択することになるでしょう。
しかし…普段粗大ごみを出し慣れていない方からしてみれば、「どのようにして粗大ごみを収集してもらえるのかイマイチわからない…」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
また、わからないにしても「粗大ごみを収集してもらうための券やシールが必要」ということだけは知っているという方もいるのではと思います。
ただ、じゃあその粗大ごみのシールってどうやって入手するのか、どのシールを入手してどうすれば良いのかがわからないと感じている方もいると思います。
僕も最近、子どもの頃に使っていた学習机を戸別収集してもらいました。
初めてのことだったので少しドキドキしましたが、やってみればなんてことのない簡単なことでした。
粗大ごみを戸別収集してもらいたいけどどうすれば良いかわからない…今回はそんな方のために粗大ごみの戸別収集と粗大ゴミシールのことについて、紹介していきます。
目次
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戸別収集に粗大ゴミシールが必要な理由
※出典:http://monotsukau.blogspot.jp/2013/11/blog-post_24.html
処理施設へ持ち込むいわゆる「自主搬入」だと、処分の際の手数料が有料な自治体もあれば、無料の自治体もあります。
例えば岡山市の場合、粗大ごみ処理施設であるリサイクルプラザに電話をしたところ、自分で持ってきての処分であれば、粗大ごみの重さや量に関わらず無料で処分してくれます。
反面、どの自治体も「戸別収集」は有料としています。
その有料というのが、行政が発行している「粗大ごみ処理券を購入する」ということになります。
では、なぜ戸別収集にはお金がかかるかと言うと、大きく2つの理由があります。
粗大ごみを「処分する」「取りに行く」にはコストがかかるから
自治体によっては最終処分場が不足しているため、ごみの処理に莫大な費用がかかっています。
ゴミの処理料金は全て税金でまかなっています。
そのため、自治体としてはゴミの排出を抑制していきたいと考えているため、粗大ごみの有料化をしているのです。
粗大ごみを出す前に、修理して使用できないか、他の物に再利用できないかなど、物を大切にしゴミを減らす意識を、ゴミの排出者である住民に負担してもらおうと考えているのです。
また、粗大ごみを「取りに行く」という行為は、人も車も使うことになるので、住民の方に粗大ごみを持ってきてもらう「持ち込み(自己搬入)」よりもコストがかかるからです。
ゴミ処理の負担を公平にしたいから
ゴミを処分する自治体からしてみれば、ゴミを多く出す人とあまり出さない人と比べたら、ゴミ処理に時間や費用が多くかかるので、「ゴミを多く出す人から多い分の負担をして欲しい」という思いもあるようです。
この考えを「受益者負担の原則」と云います。
受益者負担
国家および地方公共団体が、その公共施設などの利用によって利益を受ける個人または一定地域の住民に、施設の建設・維持費の一部を負担させること。
道路の建設・維持費に充てるための揮発油税や自動車取得税はその例。
近年この原則を広く採用すべきだとする主張が強い。
例えば、あなたの住む地域に下水道が通り利用できるようになったとします。
その地域の中の受益者(=利益を受ける人。つまりは「下水道が通ったことで恩恵を受ける人」)は、土地所有者や土地の権利者ということになります。
そうすると、その下水道が通った地域にある家屋の所有者や権利者に、下水道を作った費用の一部を負担してもらうのです。
これが「受益者負担の原則」です。
つまり粗大ごみを処分するための処理施設があるおかげで恩恵を受ける人に、処理施設の維持費やゴミ処理の費用の一部を負担してもらおうということなのです。
ということで少々難しい話でしたが、このような理由で粗大ごみの処分にはお金がかかるのです。
粗大ゴミシールにまつわる謎について
ということで粗大ごみの戸別収集には手数料が必要で、その手数料は粗大ごみ処理券(粗大ゴミシール)を買って捨てたいゴミに貼っておくという形になります。
しかし、粗大ゴミシールを買って貼っただけでは、自治体は収集してくれません。
ここからは、粗大ゴミの戸別収集と粗大ごみ処理券(粗大ゴミシール)のことについて、紹介していきます。
戸別収集をしてもらうためには?
ただ単純に、粗大ごみ処理券を買ってきて粗大ゴミに貼り付けても、自治体は回収してくれません。
また、粗大ごみ処理券を貼り付けた粗大ゴミを、家やマンションの近くのゴミ捨て場やゴミステーションに置いておいても、収集してくれません。
ではどうすればいいのかというと、お住まいの自治体で粗大ごみの管理をしている部署に連絡して、粗大ゴミの戸別収集をしてもらうように依頼をしなければなりません。
例えば東京都港区の場合だと、まず「粗大ごみ受付センター」というところに電話をします。
電話をして粗大ごみの戸別収集の依頼をすると、収集予定日と購入してもらう粗大ごみ処理券(粗大ゴミシール)の種類や枚数などを教えてくれます。
この収集予定日ですが、あなたの希望の日を優先してくれるわけではなく、自治体から委託を受けた業者の収集行程や収集地域の都合で決められることになるでしょう。
そして、どんな物を捨てるかによって購入すべき粗大ごみ処理券(粗大ゴミシール)の価格が異なってくるので、そういったことも合わせて打ち合わせるようになるでしょう。
港区だと粗大ごみ処理券にA券とB券とあり、例えば木製のイスを処分したいとなれば、300円のB券の粗大ごみ処理券を購入することになります。
同じようにマットレスの場合だと、300円のB券を購入することになります。
ただマットレスの場合は、中に金属製のバネ(スプリングコイル)が入っている物となると、分別に手間がかかる関係でベッドマット扱いになり、シングルやダブルなど大きさによって1,000~1,800円のA券が必要になってきます。(マットレスの処分に関しては、「粗大ゴミで捨てるのは面倒…ベッド・マットレスの賢い捨て方」を合わせてお読みになると良いと思います。)
粗大ごみ処理券はどこに売られているか?
さて粗大ごみの戸別収集で欠かせない粗大ごみ処理券ですが、どこに売っているのでしょうか?
一番確認しやすいのは、戸別収集を依頼した際に粗大ごみ受付センターの人に聞いてみるということです。
あなたの住んでいるところで一番近いところを案内してくれます。
また、お住まいの自治体に有料に指定ゴミ袋がある場合、その指定ゴミ袋を扱っている多くのスーパーマーケットや、セブンイレブン等のコンビニが粗大ごみ処理券を扱っています。(指定ゴミ袋はあるけど粗大ごみ処理券は無いというお店もあります)
港区の場合だと、「粗大ごみ処理券取扱一覧」というページがありまして、ここで確認することもできます。
このような取扱一覧は、他の自治体でも多く見られます。
取扱一覧にあるお店で、あなたが捨てたい粗大ごみに合った粗大ごみ処理券を購入しましょう。
いくらなのか?
粗大ごみ処理券はいくらする物なのかということですが、これは自治体や捨てる粗大ごみの物によって変化しますので、戸別収集の依頼の際に粗大ごみ受付センターに確認されることが望ましいです。
また、このような「粗大ごみ品目一覧」でも検索・確認ができます。
粗大ごみ処理券をそのまま貼れば良いのか?
自治体によってまちまちですが、岡山市の場合だと戸別収集の予約をした際に受付番号を伝えられます。
この受付番号を購入した粗大ごみ処理券に書いて、粗大ごみに貼り付けます。
自治体や場合によっては、名前も記入ことになります。
ゴミのどこに貼ればいいのか?
※出典:http://plaza.rakuten.co.jp/techno2100/diary/201105200000/
貼り付ける時に注意してほしいのが、収集する作業員さんが見てわかりやすい箇所に貼るということです。
戸別収集の予約の際に、どこの場所にどのように置いておくかという打ち合わせをします。
その情報が粗大ごみ受付センターから、実際に収集する作業員さん達に渡りますので、作業員さん達はあなたの捨てたいゴミがどうなっている予定なのかは把握しています。
しかし作業員さんが実際収集に行ってみて、打ち合わせの情報通りの場所に情報通りの物があっても、一見して粗大ごみ処理券が見当たらなければ、収集してくれません。
作業員さん達は、打ち合わせの情報通りの場所・情報通りの物、そして粗大ごみ処理券が貼ってあるという3点の事実が確認できないと、粗大ごみを収集してくれません。
なので、粗大ごみ処理券はあなたはもちろん、収集してくれる作業員さん達がパッと見てわかるように貼り付けておく必要があります。
シールが剥がれそうな場合はどうすればいいか?
処理券はシールですので、貼りやすい材質もあれば貼り付けにくい材質の物のあります。
プラスチックや木や金属であればシールはペタッと貼れますが、自転車等の処理券を貼り付けるスペースに困るような物や、材質が布だと貼りにくく剥がれやすいでしょう。
そういった貼りにくく剥がれやすそうな物を収集してほしいのであれば、例えばマットレスのような物であれば、ホッチキスで処理券ごと留めてしまったり、ガムテープで強く固定してしまいましょう。
これらの方法は貼りにくい材質に処理券を貼るという場合以外に、収集予定日が雨で処理券が濡れて剥がれる可能性がある場合でも有効です。
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まとめ
粗大ごみ処理券は、捨てたい粗大ごみの大きさや種類、さらに処理する自治体によって様々ですので、あなたが処分したい物にいくらの粗大ごみ処理券が必要なのかは、ここでは紹介することが困難であり、お住まいの自治体に確認をされることが確実です。
ただ、戸別収集を依頼することで、自分の手で処理場まで持って行く手間や労力を、数百円~千数百円を払うことで解決できると思うと、非常に便利な方法だと思います。
僕が先日学習机を処分した時は1,500円かかりました。
自分の手で処理施設まで持っていけば無料だったのですが、解体した学習机を車に載せて粗大ごみ処理施設まで持って行く手間と労力が1,500円で省けたと思うと、決して高くないと感じました。
とても良い経験をしたと思っています。
もしもあなたが粗大ごみの戸別収集をするとなった時に、戸別収集の流れや粗大ごみ処理券でわからないことがこの記事で解決できたらと思います。
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