料金の安さか便利さか!?行政と業者との粗大ゴミ捨て方比較

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引っ越すために片付けや掃除をしていると、いろんなゴミが大量に出てくると思います。

燃えるゴミや不燃ごみはもちろん、家具家電などの粗大ゴミも大量に出てくるのではないかと思います。

燃えるゴミや不燃ごみなどは袋の中に入れてしまえば後は捨てるだけですが、粗大ゴミは大きくて重たいしなかなか捨てづらいですよね?

中には引っ越しを依頼した引っ越し業者が、粗大ゴミや不用品の回収をしてくれる業者だから大丈夫!という方もいらっしゃると思います。

(粗大ゴミや不用品の回収までしてくれる引っ越し業者の存在をご存知ないという方が大勢いらっしゃると思います。詳しくは「引越し業者に依頼した方が良いのか?引っ越し時の不用品の処分方法」「【引っ越し予定の方必見!】3つの引越不用品の処分方法」をご覧ください)

しかし引っ越しを依頼した引っ越し業者が不用品回収をしていないという人の方が多いのではないかと思います。

僕もかつて利用した引っ越し業者さんは、粗大ゴミや不用品回収のサービスは持っていませんでした。

粗大ゴミはどうしようと相談したところ、「行政のゴミ収集に頼むか、不用品を回収してくれる業者に頼むかしかない。」と言われました。

引っ越しを依頼した業者が粗大ゴミや不用品を回収してくれないという方は、ご自身で粗大ゴミや不用品を処分するか、粗大ゴミや不用品を処分してくれる業者に頼むかの二択になるのではと思います。

では、行政のゴミ収集と不用品回収業者とは、どこがどう違うのでしょうか?

僕がかつて利用した引っ越し業者さんは「行政に頼んだ方が安いよ。」と教えてくれましたが、その他に何か違いがあるのでしょうか?

ひょっとして今この記事を読まれているあなたも、自分で粗大ゴミを捨てようか不用品回収業者に頼もうか悩んでいる方なのではないでしょうか?

今回は不用品や粗大ゴミを捨てるという場面において、行政のゴミ収集と不用品回収業者のどちらがどう良いのか悪いのか、そしてそれらを踏まえて双方の場合で粗大ゴミを捨てるとなった場合のおおまかな流れを紹介していきます。

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行政のゴミ収集のメリット・デメリット

行政のゴミ収集のメリット・デメリット

メリット

回収業者に比べて安い

行政のゴミの収集の大部分は、住民の皆さんが納めた税金(地方税)で成り立っています。

皆さんの家の近くにあるゴミステーションやごみの処分場・集積所は、皆さんが収めた納めた税金でできているんです。

ということは、後はその粗大ゴミ処分をするための手間賃というか手数料だけを支払うことになりますので、格段に安く粗大ゴミを処分することができます。

例えば東京都(新宿区)で学習机を戸別収集で捨てる場合だと、1,000円(粗大ゴミシール代)で処分してくれます。

「この金額が本当に安いの!?」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、その答えは後々明らかになります。

デメリット

融通が利かない

例えば燃えるごみや不燃ごみや資源ゴミなどは、回収される日が決められています。

いつでもゴミステーションにごみを出しておけば良いというわけにはいきません。

それはそれで当たり前のことかもしれませんが、悪く言えば「融通が利かない」とも受け取れます。

こと粗大ゴミに限って言えば、収集や処分をするには予約を入れないといけないのですが、その予約は捨てる側のあなたの都合の良い様にはならないと思っておいた方が良いと思います。

例えば岡山市の場合、「リサイクルプラザ」と呼ばれるゴミ処理場に粗大ゴミを持って行く予約を取る場合、時期にもよりますが最短でも1~2週間は先になってしまいます。

つまり、今から最低でも1~2週間は粗大ゴミを捨てに行けないのです。

また後ほど紹介しますが、行政の粗大ゴミの処分には「持ち込み」と「戸別回収」があります。

「戸別回収」とは、予約をして指定された日の朝8時までに捨てたい物を家の前等に出しておいたら、自治体から委託された業者が取りに来るという方法なのですが、この場合業者は家の中に入ってまで物を運びだしてくれるわけではありません。

あくまで家の外にまで持って出るのは、それを捨てたい人本人がしなければならないのです。

そして自治体からの委託で来た業者は、そういったことを手伝ってはくれません。

また、「今日中に回収に来てくれ!」とか「明日か明後日に回収に来てほしい」といった急な案件には対応していません。

こういった部分が「融通が利かない」と言えます。

家電4品目・パソコンは回収してくれない

行政の粗大ゴミ回収では、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの家電4品目と、ノートパソコンやデスクトップパソコンの本体やモニターは回収してくれません。

なぜかと言うと、行政がそれらの物を処分してはいけない「法律」が存在するからです。

家電4品目については「家電リサイクル法」という法律があり、パソコンについては「資源有効利用促進法」という法律があり、それらで定められている物は行政では処分できないということになっているのです。

家電リサイクル法については「洗濯機の2通りの処分方法(家電リサイクル法と民間不用品回収業者)」、資源有効利用促進法については「粗大ゴミでも大丈夫?意外と知らないパソコン廃棄の方法集」を参照してみてください。

こういったところも言い方を変えれば「融通が利かない」と言うこともできるでしょう。

不用品回収業者のメリット・デメリット

不用品回収業者のメリット・デメリット

メリット

融通が利く

言ってしまえば行政の回収サービスの真反対ってことなのですが…

不用品回収業者はあなたの家の中まで入って、不用品や粗大ゴミを回収してくれます。

タンスや冷蔵庫など大きくて重いものも運んでくれるので、女性や高齢の力に自信がない人にはもちろん、男性にとってもとても助かることでしょう。

そして何と言っても回収してくれる日時は基本的にはあなたの希望・要望に合うようにしてくれますし、「今すぐ引き取って欲しい!」という急なお願いをしても対応してくれる不用品回収業者もいるので、そういう意味では融通が利く便利なサービスなのです。

デメリット

行政の収集サービスに比べて金額が高い

不用品回収業者は家の中に入って粗大ゴミを持って運んでくれますし、あなたの都合の良い日程・時間によって動いてくれるので、利用する側はとても便利です。

とても便利ですが、やはりサービスには対価が必要でして、不用品回収業者を利用する料金は行政の収集サービスを利用する料金よりも高いです。

例えば上で例として出した学習机の場合、東京都・首都圏の不用品回収業者はいくらで処分してくれるか聞いてみました。

不用品回収業者A:9,000円

不用品回収業者B:10,000円

不用品回収業者C:12,000~15,000円

というように、行政のゴミ収集サービスに比べたら圧倒的に高いことがわかります。

しかしこの料金の高さには、利用してくれる方の都合になるべく合わせてくれたり、家の中にまで入ってくれて重たいタンスを運んでくれるという、行政のサービスには無いことをしてくれる手間賃も含まれています。

なのでこの料金を高いと見るか安いと見るかは、粗大ゴミを処分したいと考えているあなたが何を優先させるかということに直結してきます。

安さを優先させるのか、便利さのを優先させるのか、です。

また、まれにですが、「ボッタクリ会社」も中にはいるので、依頼する時には十分に気をつけたほうがいいかもしれません。

回収してもらうおおまかな流れ

回収してもらうおおまかな流れ
安さを取るか便利さを取るか…

難しい判断だと思いますが、粗大ゴミの回収・収集の流れを見てもらった方が良いかもしれません。

行政のゴミ収集の場合

行政で捨ててくれない物を確認する

先ほどの家電4品目やパソコンのように、行政では処分できない物があります。

家電4品目やパソコン以外であれば、例えば自動車やバイク・それらのバッテリー・タイヤ・耐火金庫・消火器・ガスボンベは回収・処分されません。

処分した粗大ゴミの中に、行政では回収処分されない物があるかどうかを確認する必要があります。

確認する方法はお住まいの自治体の粗大ゴミに関するホームページを見るか、粗大ゴミを管理している自治体の部署に電話してみましょう。

行政があなたが捨てたい粗大ゴミを回収処分してくれるとなったら、次はゴミ収集の方法を選びましょう。

行政の粗大ゴミの収集の方法は、あなたが粗大ゴミ回収センターやゴミ処理場に持って行く「持ち込み」と、家の前に置いていたら持って行ってくれる「戸別収集」があります。

「持ち込み」の場合

「持ち込み」はあなたが捨てたい粗大ゴミをあなたが車等に載せて、住んでいる自治体の粗大ゴミ回収センターやゴミ処理場に持って行って処分をしてもらうという方法です。

自分で粗大ゴミを持って行く分、後から紹介する「戸別収集」よりも若干安いですが、車に載せなければならなかったり車を持ってなければ借りてこないといけなかったりで、いろいろと制約が大きいです。

「戸別収集」の場合

「戸別収集」は捨てたい物を家の玄関先に置いておいたら、行政のゴミ収集をしてくれる業者が持って行ってくれることです。

業者が持って行ってくれるのはありがたいのですが、結局家の外まで持って出なければならないので、やはり大変な作業です。

戸別収集も持ち込み同様に申し込みが必要です。

お住まいの自治体の粗大ゴミを管理しているところのホームページからと、電話でもできます。

申し込みの時に必要な情報は、住所・氏名・電話番号・ごみの品目・個数・ごみを出す場所などです。

すると自治体の方から持ち込み日・受付番号・持ち込み施設を告げられるので、メモをしておきましょう。

そして粗大ごみ処理券販売所の標示のある店で「粗大ごみ処理券」を購入し、粗大ごみの見えやすいところに貼って、収集当日の午前8時までに指定の場所に出してください。

その際の立会いの必要はありません。

不用品回収業者に依頼するおおまかな流れ

不用品回収業者に依頼するおおまかな流れ
「確かに安いけど、やっぱり行政の収集サービスはすることや気にすることが多くて面倒だわ…」

そう感じる方も多くいらっしゃると思います。

そのような方々向けに、不用品回収業者に粗大ゴミを回収してもらう場合のおおまかな流れを紹介します。

優良な不用品回収業者を複数探す

不用品回収業者の中には優良な業者さんもいれば、不法投棄などをしている可能性のある悪徳な業者もいます。

やはり安全安心に粗大ゴミを捨てたいと思う気持ちが強いと思いますから、優良な不用品回収業者を探す必要があります。

優良な不用品回収業者の探し方でオススメなのが、インターネット検索をして不用品回収業者のホームページを見た時に、「キレイすぎないホームページの不用品回収業者」が良いです。

不用品回収業者が自社ホームページを作るとなった大抵の場合、広告宣伝費でコストをかけたくないので、格安ホームページ作成業者に依頼するか自分で作ってしまうのです。

キレイ過ぎてむしろ派手なホームページを構えている不用品回収業者は、見てくれだけを取り繕っていると見れるので、悪徳な不用品回収業者かもしれません。

なので、派手過ぎずキレイ過ぎないホームページを構えている不用品回収業者を、複数挙げてみましょう。

探した複数の不用品回収業者に「相見積もり」を依頼する

なぜ複数の不用品回収業者を挙げる必要があるかというと、あなたがお住まいの地域のあなたが捨てたい粗大ゴミの適正な価格がわかりやすいからです。

不用品回収業者たったひとつに見積もり→収集を依頼すると、その料金の金額が果たして本当に適正な金額なのかわからなくて不安になるかもしれないからです。

ここの時点で複数の不用品回収業者に相見積もりをすることで、あなたがお住まいの地域の適正な価格も見えてきますし、「やっぱり料金が高いから、自分で捨てよう」と思い直すかもしれないからです。

まとめ

安さを優先させるか、便利さを優先させるか…

難しい判断になると思います。

かく言う僕も、子どもの頃に使っていた学習机を処分しようとしているのですが、粗大ゴミセンターに持って行くか行政に取りに来てもらうか、はたまた不用品回収業者さんにお願いしようかずっと悩んでいる状態です。

ただ粗大ゴミセンターが平日のしかも限られた時間でしか営業していないので、なかなか予約が取りづらいというのが正直な気持ちです。

きっとこれが引っ越しのタイミングであれば残り時間も少ないので、パッと不用品回収業者にお願いするのだと思います。

融通の利く方法か、利かない方法か、皆さんも粗大ゴミを出すとなった時はよくよく考えて方法を決めるようにしてみてください。

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