自転車を粗大ゴミとして捨てる前にしておくべき”あること”とは?

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家の駐輪場に、乗らなくなって久しい自転車を置いていませんか?

特に公共交通機関があまりない地方に住んでいる方だと、そういう方は多いのではないでしょうか?

学生の頃は自転車しか交通手段がなかったけど、車に乗れるようになってからは全く乗らなくなって放置しているという方は多いのでは?

僕もそういった中のひとりで、中学生~高校生の頃は自転車しか移動手段がなく自転車ばかり乗っていましたが、車やバイクに乗れるようになってからは、自転車に乗る機会はめっきり減りました。

おかげで家のガレージには、中学生の時に買ってもらった自転車がポツンと置かれています。

いつまでも置いていても仕方ないから、どうにかしないとなと思っています。

チェーンやフレームのところどころにサビが浮いて出てきているので、売ったり誰かにあげるのは忍びないと感じています。

となると処分ということになりますが…

中高6年間、雨の日も風の日も僕を学校へ連れて行ってくれた思い出深い物なので、処分するとなると悲しい気持ちになります。

しかしいつまでも放ったらかしておくのも自転車にとっては可哀想なことに思えるので、粗大ゴミとしてだそうと思います。

でもそこでひとつ気がかりなのが、防犯登録のことです。

もう使わない自転車を処分する場合、防犯登録はそのままでいいのでしょうか?

それとももう使わないから、防犯登録は抹消した方がいいのでしょうか?

このことについてちょっと調べてみたんですけど、処分の方法によっては防犯登録は抹消してから自転車を処分した方が良いようです。

なぜ自転車を処分する際に防犯登録も抹消した方が良いのでしょうか?

どうやって防犯登録を抹消すれば良いのでしょうか?

今回は自転車の処分に際して、防犯登録を抹消した方が良い理由や、防犯登録の抹消の方法について紹介していきます。

なぜ防犯登録を抹消して処分した方が良いのか?

なぜ防犯登録を抹消して処分した方が良いのか?
「処分するのに防犯登録を抹消しなきゃいけないの?」

そう思われる方は多いのではと思います。

ですが自転車の防犯登録を抹消せずに自転車を処分してしまうと、思わぬところから電話がかかってきて、驚かれるかもしれません。

急に警察から電話がかかってくるかもしれないから

例えば防犯登録をしたまま自転車を売ったり誰かにあげてしまった場合、次の持ち主が防犯登録をしようとしても二重登録になってしまうのでできません。

そして、もし次の持ち主が新たに防犯登録をせずに自転車に乗っていて誰かに盗まれてしまっても、防犯登録上は自転車はまだあなたの物ということになります。

だから今の持ち主からしてみたら、防犯登録ができなくて防犯登録の番号も無い状態なので、盗難届けも出しにくいでしょうし、仮に盗難届けが出せれても見つかりにくいでしょう。

また、もし自転車が見つかっても、防犯登録上はまだあなたの所有物ということになりますから、警察からの連絡は今の持ち主ではなくあなたに来るのです。

「あなたの自転車は盗まれていませんか?」

「えっ!?あの自転車は売りましたよ!?」

というやりとりが起きるかもしれません。

粗大ゴミにするなら良いのか?

「売ったり誰かにあげたりすればそういうことが起きるかもしれないけど、捨てたら大丈夫でしょ?」

このように思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかし粗大ゴミに出したら絶対に廃棄処分されるかと言われれば、100%ではないと言えます。

例えば自転車を粗大ゴミとして出すために、自治体の「戸別収集」を選んだとしましょう。

収集日の朝8時までに指定の場所に自転車を出しておかねばならないのですが、出しておいた自転車が収集される前に盗まれるかもしれません。

警察が盗まれた自転車を見つけて、防犯登録の番号を確認したらあなたの住所になっているなら、あなたに連絡が来ることになります。

あなた自身が自転車を粗大ゴミセンターに持ち込むのであれば、もしかしたら防犯登録は抹消しなくても良いかもしれません。

しかし、ひょっとすると次に乗る人がいると双方共に困ることになるかもしれないので、自転車を処分する時は防犯登録を抹消してからすることをオススメします。

そもそも防犯登録って何?

そもそも防犯登録って何?
出典 http://www.city.ebina.kanagawa.jp/www/contents/1164760006599/

そもそも防犯登録って何なんでしょうか?

防犯登録という制度は、駅前等の放置自転車対策や自転車の盗難の予防を目的としており、自転車が盗難された時や遺失した場合に、自転車が早期に発見されやすく、戻ってきやすくするための制度です。

「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」が平成6年6月20日に施行されたのですが、その第12条第3項「自転車等の利用者の責務」により、自転車を利用する利用者に対し、防犯登録をすることが義務付けられているのです。

盗難された自転車が早期に発見されやすくするための制度であれば、乗らないとなった自転車には不要になるので、抹消して処分するのが望ましいですね。

防犯登録を抹消する方法

防犯登録を抹消する方法
ではどのようにして防犯登録を抹消するのかご紹介していきます。

抹消するのに必要な物

まず防犯登録の抹消には免許証や健康保険証などの身分証明証が必要です。

仮に自分の自転車ではなく家族の自転車の防犯登録を抹消したいという場合は、あなたとその家族との関係を証明する物が必要になります。

次に、自転車を買った時に受け取った保証書と、それと一緒に受け取っているはずの自転車防犯登録カードです。

自転車の所有者の住所・氏名・電話番号・防犯登録番号・自転車の車体番号が書かれています。

しかし、自転車を買った時期すら覚えていなくて、自転車防犯登録カードや保証書を含め自転車に関する書類がどこにあるかわからないという方は大勢いらっしゃると思います。

そういった方は無くても構いません

次に自転車本体です。

防犯登録の解除には、必ず自転車を提示しなければなりません。

なぜ自転車本体が必要かと言うと、自転車本体に刻印されている車体番号が、防犯登録の抹消に必要だからです。

防犯登録シールの番号と車体番号は関連付けがされており、車体番号から車体の確定や盗難届の有無の確認などが確認できるからです。

以上のことから、自転車防犯登録カードや保証書がなくとも身分証明証と自転車本体があれば防犯登録の抹消は可能です。

さて、では以上の物を持ってどこに行けば防犯登録の抹消ができるのでしょうか?

どこで登録抹消できるか?

防犯登録の抹消の手続きをする場所はいくつかあります。

まずは自転車屋さん。

その自転車を買ったお店ではないといけないなどという決まりはなく、どこの自転車屋さんでも登録抹消をしてくれます。

次にホームセンター等の自転車を売っているお店です。

自転車屋として営業しているのではなく、ホームセンターやスーパーなどで自転車を販売しているお店です。

しかし自転車を扱っているどんなお店でも良いかということではなく、自転車・原付防犯登録所に指定されているお店であれば可能です。

次に警察署・交番です。

警察署や交番については、東京都など都道府県によっては登録の抹消ができない場合があります。

警察署や交番で手続きを行いたい場合は、事前に住んでいる地域を管轄している警察署生活安全課に、手続きができるかできないかを問い合わせた方が良いです。

他人から貰った自転車や放置自転車はどうすれば良いか?

他人から貰った自転車や放置自転車はどうすれば良いか?
自転車を自分で買って自分の名前で防犯登録をしているのではなく、誰かからもらった自転車や、敷地内にある自分の物ではない放置自転車
を処分するとなったら、どうすれば良いのでしょうか?

他人から貰った自転車の場合

もし貰った時点で防犯登録をあなたの名義でし直しているのであれば、防犯登録の名義があなたの名前になっていますから、上で紹介した方法で抹消することができます。

しかし貰った時にあなたの名前で防犯登録をやり直していなければ、処分する時に元の持ち主の防犯登録を抹消しなければなりません。

この場合は、元の持ち主が住んでいる(または住んでいた)地域の防犯登録協会に連絡して、事情を説明して処分したい自転車の防犯登録番号と車体番号を伝えましょう。

防犯登録協会が防犯登録番号と車体番号から元の持ち主を割り出し、元の持ち主の了承を得てから処分するという形になります。(大阪府の場合)

ただ都道府県でやり方や勝手が違うかもしれないので、他人から譲り受けた自転車を処分したいということなら、お住まいの防犯登録協会に相談されることを勧めます。

マンション等の放置自転車の場合

マンションの駐輪場や自分の所有している空き地に放置又は不法投棄してある、防犯登録がされてある自転車は、一体どうやって処分すれば良いのでしょうか?

これは非常にややこしい問題です。

自分が持っているマンションの駐輪場や私有地の空き地であれば、民事不介入といって警察や行政は関わることができません。

ただ、まず呼ぶべきは警察です。

何をしてもらうかというと、放置自転車の中に盗難車両が無いかどうか調べるためです。

ただ先ほどの民事不介入があるため、警察が割り出された自転車の持ち主を教えてくれるということはありません。

ではどうすれば良いかというと、まず警察に放置自転車が犯罪絡みでないかの確認と、所有者へ自転車を処分して良いかという確認のための電話連絡を依頼します。
 
同時に放置自転車に「2週間から1ヶ月程度で連絡や引取などない場合は、管理者権限で撤去処分する」と明記した張り紙をしましょう。

最後に、その期限までに撤去されていない自転車を粗大ごみとして出すか、不用品回収業者に依頼して処分してもらいましょう。

その際の防犯登録の抹消は必要ありません

防犯登録を抹消したら…

防犯登録を抹消したら…
晴れて防犯登録を抹消したら、処分できるようになります。

住んでいる自治体に粗大ゴミとして出すか、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。

粗大ゴミの出し方は「不用品となった粗大ゴミを回収・処分する目的別の2つの方法」、不用品回収業者については「大掃除で頼むかも!?優良な不用品回収業者を見つける方法」を参照して、適切に処分しましょう。

粗大ゴミとして捨てるのであれば、住んでいる自治体の粗大ゴミを扱っている部署に予約して、処分したい自転車に粗大ごみ処理券を貼って「戸別収集」をしてもらうのが良いと思います。

まとめ

自転車自体を処分するのは至って簡単そうなのですが、防犯登録の抹消が非常に面倒だと感じます。

しかし、捨てたと思った自分の自転車が他の誰かに乗られて放置されて、盗難物だと思われて警察から電話がかかってくるのは、何か嫌な気持ちになりそうです。

やはり防犯登録を抹消してから、処分することが望ましいと感じました。

僕の自転車も防犯登録の抹消の手続きをして、粗大ゴミとして自治体に取りに来てもらうようにしたいと思います。

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