お金・仕事になり得るか!?片付け・収納の資格・検定について

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世の中には様々な資格や検定が存在します。

病院の事務をするためにあるのが「医療事務」、税金・保険・年金などを提案するための「ファイナンシャルプランナー」、不動産の取引で欠かせないのが「宅地建物取引士(宅建)」など様々です。

中には変わり種な資格もあって、ニワトリの雛のオスメスを区別する「初生雛鑑別師」や、テレビ・ビデオ、エアコン、冷蔵庫など消費者に合った商品についてアドバイスする「家電アドバイザー」といった物もあります。

一時期は「就職や仕事に有利」ということで、資格や検定のブームまでもありました。

さて、世の中様々な資格があるということなのですが、実は片付けや収納などに関わる資格があるということをご存知ですか?

その名も「整理収納アドバイザー」や「整理収納コンサルタント」と言います。

名前の通り整理整頓や片付けや収納方法に関しての知識を得て、そのノウハウを他の誰かに教えることができる…という資格なのです。

でも、「この資格が無ければ整理整頓のノウハウを他人に教えられない!」というと、そうではありません。

別にこの資格が無くても、整理整頓や片付けのノウハウを他人に教えても、何の問題もありません。

では、何のための資格なのでしょうか?

今回は整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタントという資格について、この資格を取ることで仕事はあるのか?お金になるのか?

どれくらい勉強すれば取得できるのか?どうすれば取得できるのかという疑問について、紹介します。

仕事にするのは難しい?整理収納アドバイザーという資格について

仕事にするのは難しい?整理収納アドバイザーという資格について
冒頭でも書きました通り、整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタントという資格が無くても、他人に整理整頓や片付けについてのノウハウを教えることはできます。

ましてや、「この資格がないとできない仕事がある」ということでもありません。

「じゃあ意味の無い資格じゃないか!」

と思われるかもしれませんが、それはそうでもありません。

これらの資格は「特定非営利活動法人・一般社団法人 ハウスキーピング協会」というところの資格なのですが、整理整頓や片付けについて体系的にかつ学術的に学べるのは、この資格しかないのです。

例えば、あなたは「私は独学で整理整頓や片付けについて学んできた」という人と、「社会的に認められた団体・法人から認められて整理整頓や片付けについてのノウハウを学んだ」という人とだったら、どちらに整理整頓や片付けのノウハウを学びたいですか?

きっと、ほとんどの人が後者の方が良いと言われるのではないでしょうか。

この資格は「体系的・学術的に整理整頓や片付けについて学ぶことが出来、かつ特定非営利活動法人・一般社団法人 ハウスキーピング協会という社会的に認められた団体の後ろ盾を得て、そのノウハウを他人に教えることができる」という物なのです。

要するに「箔」をつけてノウハウを他人に教えることができるのです。

ただ、国家資格や公的資格でないので、法的・社会的効力は無いのです。

「公的資格ではない」とは?

「公的資格ではない」とは?
例えば、医療事務の仕事というのは、患者さんのカルテを読めなくてはいけませんし、先生や看護婦さんと医療に関する話もできなくてはならないので、医療について相当に知っておかねばなりません。

なので、医療事務の仕事をするには、それ相当の知識を納めているという証明として、「医療事務」を修めている方が多いのです。

同じよう貯金や保険や投資信託などのお金に関わる知識が無ければ、より高度な金融商品を提案することが難しいので、金融機関では「ファイナンシャルプランナー」の資格の取得を義務付けているところが多いです。(ファイナンシャルプランナーの資格が無ければ金融商品を売ることができないワケではない)

また、弁護士や検察官や裁判官などの司法に関わる仕事をするのであれば、司法試験に合格しなければできません。

このように知識や技術が一定水準以上に達していることを国によって認定された資格を「国家資格」、民間団体の主催だけど公的に通用し、一定レベルの能力があることを保証できるので就職、転職の際に有利に働く資格を「公的資格」と言います。

しかし、「整理収納コンサルタント」や「整理収納アドバイザー」という資格は、これらの分類には入りません。

整理整頓や片付けについて体系的・学術的に学ぶことができ、ハウスキーピング協会から認められたという箔を付けることができるということなのです。

どうやって仕事に、お金にしていくか

どうやって仕事に、お金にしていくか
国家資格や公的資格など資格のどれにも言えることですが、「この資格さえ取ってしまったら後の人生は安泰だ!」という物ではありません。

司法試験という難関試験を合格して弁護士になった人でも、明日食べていけるかわからないという人がいます。

肝心なのは、その資格をどう活かしていくかなのです。

整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタントを取得して、現在活躍している方の多くは、ご自身の経験やノウハウを様々な形で「発信」し続けています。

例えば散らかっていた自分の家を、学んだノウハウを活かして整理整頓してキレイにしたという内容や、家や部屋の整理整頓で悩んでいる友人知人にアドバイスをしたり片付けを手伝ったりして、以前よりキレイになったという内容をブログ等にアップしていろんな人に見てもらったり。

コツコツと整理整頓の実績を積んでいき、整理整頓に関するセミナーを開いてみたり、片付けの代行ビジネスをしてみたり、ノウハウを小冊子にしてみたりという形で、整理整頓や片付けに関わる情報を「発信」していきます。

セミナーを開いたり片付けの代行ビジネスをしていくと、少しずつお金になっていくはずです。

もちろんこの資格を取ったからと言って、必ず仕事にしたりお金にしたりしなければいけないということではありません。

むしろ、整理整頓について体系的に学んで、自分の家や部屋だけでもキレイにしたいという気持ちでも良いのです。

自分の趣味の範疇で取得するだけでも構わないのです。

整理収納アドバイザー・整理収納コンサルタントの取得方法

整理収納アドバイザー・整理収納コンサルタントの取得方法
整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタントになるには、何年も何ヶ月も勉強しなければならない…というワケではありません。

資格は難易度に応じて縦並びになっており、全て1日や数日もあれば取得できます。

整理収納アドバイザー3級について

整理収納アドバイザーの中で最も簡単に、かつ基礎的なことから学ぶことができます。

特に、家庭や職場ですぐに活かせる整理収納の実例や方法を具体的に学ぶことができます。

なので、「私は自分の衣装ケースの中や子どもの部屋、キッチン周りやリビングの整理整頓の仕方や掃除の仕方が分かればそれで良い」という方は、この3級さえあれば問題ないと思います。

通信講座形式になっており、受講料8,000円を払って5ヶ月受講すれば、整理整頓や片付けや収納の方法について、基礎的な部分から学術的に学ぶことができます。

整理収納アドバイザー2級について

整理整頓について理論的に学びたいという方にピッタリです。

なおかつ、整理収納アドバイザー3級を受講していなくても受講することができます。

ハウスキーピング協会のホームページ上から申し込みます。

講座は通信講座ではなく、所定の会場に行って講座を丸一日受けます。

テキスト代や認定料を込んで、23,100円の受講料が必要です。

整理収納アドバイザー1級について

整理収納アドバイザー1級は、整理収納アドバイザー2級を取得できていないと受講ができません。

整理収納アドバイザー2級よりも、より深い内容を学ぶことができます。

整理収納アドバイザー2級認定講座を受講し、その後整理収納アドバイザー1級の予備講座を2日間受講します。

その後、1次試験を受験し、1次試験に合格した後に2次試験を受け、2次試験にも受かって初めて整理収納アドバイザー1級を名乗ることができるようになります。

受講料はテキスト代込で32,400円必要です。

整理収納アドバイザー1級まで取得できたら、仕事としてやっていくだけの箔がつくことになるでしょう。

整理収納コンサルタントについて

いよいよ整理整頓に関する資格の最高峰、整理収納コンサルタントの取得についてです。

整理収納コンサルタントの資格は、整理収納アドバイザー1級で備わっている考え方や知識を、実際の現場でどのように役立てるのか、コンサルティングの進め方からアドバイスの施し方、収納の基礎を教育し、即実践にて役立つ資格講座です。

受講日数は2日間で、受講料は43,200円かかります。

講座の後に試験があり、試験に合格すると晴れて整理収納コンサルタントとして名乗ることができます。

資格は取ってからがスタート

資格は取ってからがスタート
個人的には整理整頓のノウハウを知ることができたら良いなあと思うのですが、金額や講座の概要を知った上だと、「だったら既に資格を得て活動している方が開くセミナーに行くくらいで良いかなぁ」と思うのが、正直な感想です。

しかし、「私は整理整頓や片付けが好きで、もっと体系的に学んで、そのノウハウを仕事にしていきたいんだ!」と強く思っている方なら、整理収納コンサルタントまで取得することを勧めます。

ただ、資格は取ることが目的ではありません、取ってからがスタートなのです。

資格を取得するためには結構な額の受講料が必要なので、本当に自分にとって意義のある資格なのかよく考えて受講されることをオススメします。

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