片付けができないADHDの方必見!片付けができる4つの方法

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「ミスばかりして仕事ができない」
「言われたことが一瞬で理解できない」
「解釈が違って、他人に迷惑をかけるのではないか不安症っぽくなる」

大学を出て社会人になった僕は、こういったことですごく思い悩んでいました。

それまでは全然気にしていなかったのですが、社会に出て仕事を始めた瞬間から、「自分は無能だったのか」と思うようになりました。

あまりにも支障をきたすので、なんとかしたいと思いいろいろと調べていました。

そんな時に、僕は「発達障害」と「ADHD」を知りました。

自分の思い当たることが全て要素としてある、僕はADHDなんじゃないのかと思うようになりました。

それからさらにいろいろと調べて、ADHDの検査をしてくれる病院があることがわかり、予約を取って検査をしてもらいました。

結果は僕が思った通り、ADHDでした。

わかった時は、喉に引っ掛かった魚の小骨が取れたかのようにスッキリしました。

そんな僕がADHDとわかってから、定期的に発達障害やADHDの人が集まる場に参加しています。

子供の頃から悩んでいる人、大人になってからADHDとわかった人と、発達障害のいろんなことで悩んでいる人たちが大勢います。

その場で最も話題になる話のひとつに、整理整頓や片付けの話題があります。

どうやら皆さん、物が捨てられなかったり片付けができなかったりで、部屋の中が大変なことになっているようです。

僕の場合は、かつては他の皆さんと同じように片付けられなくて、居住スペースも収納スペースも大変なことになっていました。

しかし、整理整頓に長けている不用品回収会社の社長さんとの出会いがあり、様々なアドバイスをしていただき、そのアドバイスを元に部屋をキレイにしていきました。

そのアドバイスのおかげで、今では大きな作業をすることなく快適な部屋の状態が維持できています。

…という話をその集まりでしたら、ぜひその方法を教えてほしいと何人かの方に言われ、教えてあげました。

その何人かの中のひとりの人は、その後実際に部屋の片付けができるようになったと連絡がありました。

「片付けができなくて妻から叱られていて、今までずっと思い悩んでいたけれど、思いの外簡単に解決した、本当にありがとうございます」

そのように感謝されました。

今このブログを読んでいる方の中にも、自らが、または家族や周りの誰かがADHDで、かつ片付けができなくて困っているという方がいらっしゃるかもしれません。

今回は、ADHDの僕ともうひとりの方が実践して上手くいった、片付けができるようになる方法を紹介します。

どうしてADHDは片付けが苦手なのか?

どうしてADHDは片付けが苦手なのか?
全てのADHDの方というわけではありませんが、多くのADHDの方が、片付けができないということで悩んでいます。

そもそも、なぜADHDの人は片付けが苦手な人が多いのでしょうか?

すぐに飽きてしまうから

ADHDの人は、好きなことに対してはびっくりするくらいの集中力を発揮しますが、嫌いなことや興味のないことに対しては、全くもってやる気やモチベーションが出ません。

つまり、片付けが苦手なADHDの方は、片付けをしようと思ってもすぐ飽きてしまう、またはしようとも思わないのです。

衝動的に物を買ってしまうから

ADHDの特徴のひとつに「衝動性」があります。

衝動性とは、「その場の思いつきで、大事なことを決めてしまったり、無計画に行動したりする」というようなことです。

つまり、物を衝動的に買ってしまい、それが習慣化されて部屋の中を物が圧迫していくというワケです。

多くの情報を処理できない

いろんなことをいっぺんに言われてパニックになる…僕は特にその傾向が強いです。

そのような人は、多くの情報を処理することが難しいのです。

片付けという作業は、

「何を捨てて何を残して」
「何が燃えるゴミで燃えないゴミなのか」
「コレはよく使うからここに収納して」

というように、たくさんの情報の処理を連続して行っていく作業です。

僕もこういった作業をすることが嫌で、かつては片付けから逃げていました。

このような理由が、多くのADHDの方が片付けを苦手に思っている理由だと考えられます。

片付けが苦手だったADHDの(と思われる)偉人

片付けが苦手だったADHDの(と思われる)偉人
歴史上、ADHDだったのではないかと言われている人はたくさんいます。

例えばアップルの創業者のひとりであるスティーブ・ジョブズ氏も、ADHDだったのではないかと言われています。

彼の部屋や机の周りは、物や本が無造作に置かれ、非常に汚かったらしいです。

しかし彼は、自分の身の周りはそういう状況だったそうですが、整理整頓の大切さについては十二分に理解をしていたと思われます。

スティーブ・ジョブズ氏は一時期、とある理由でアップル社を離れていたことがあります。

ジョブズ氏が再びアップルに帰ってきた時は、アップルの業績は酷く落ち込んでいたそうです。

アップルを立て直そうとしたジョブズ氏は社員さん達に対して、ペットの持ち込みを禁止、喫煙も禁止、福利厚生制度を見直し、そして机などの仕事環境の整理整頓を進めました。

クリエイター企業は時間もルーズで私語OK、社内の整理整頓などはできていなくて当たり前の雰囲気がありますが、そういった環境では効率の良い仕事はできないということで、社員の身の周りの整理整頓を進めたそうです。

そういった環境の改革をジョブズ氏がしていった結果、現在のアップルがあるのです。

ADHDでも片付けられるようになる、片付けの方法

ADHDでも片付けられるようになる、片付けの方法
それでは、不用品回収の社長さんが僕に教えてくれて、僕とあとひとりのADHDの人が片付けに成功した方法を紹介していきます。

一気に片付けをしない

片付けなければと思い、一気に片付けをしてはいけません。

上でも書いている通り、ADHDの方は片付けに対して苦手意識を持っていたり、片付けに興味がないという方が多いので、途中で片付けに飽きてしまうということが一番マズいです。

なので、片付けに飽きない程度にちょっとずつ進めていくことが大切です。

小さなスペースからしていく

最初は、極力小さなスペースの片付けからしていきましょう。

なぜなら、そうした方が多くの情報を処理する必要がないからです。

いきなり大きな場所から片付けをしてしまうと、何をどうすればいいかわからなくなり、次第に片付けに飽きて止めてしまうことになるからです。

最初に計画を立てておく

ADHDの特徴である多動性・衝動性の傾向が多い方にとっては難しいかもしれませんが、計画を立てておくと作業がスムーズに進んでいきます。

特に不注意の多いタイプのADHDの方は、この段階で綿密な計画を立てておくと、片付けの作業の中でミスが起こるということがなるべく減らすことができます。

片付けの計画や順番については、「決めるだけで散らかりにくくなる、家の片付けの順番」「あっという間に汚部屋が“美部屋”になる、片付けの方法とやる気を出すコツ」に詳しい記述があります。

物の捨て方のコツ

僕も含めて、ADHDの人は物を貯めこむクセを持っている人が多いです。

少なくともかつての僕は、「物があった方が落ち着くし安心になる」と思っていました。

しかし、実際に片付けをしてみると、別に無くてもいいような物ばかりを溜め込んでいたのだと思ったのです。

僕がどうやって物を捨てていったかというと、「今の、これからの自分に必要でふさわしい物なのか?」という考え方を元にしたからです。

その考え方を基準に物を精査していくと、もはや二度と手にすることがないような物や、なんでこんな物を持っているのかわからない物がドサドサ出てきました。

そういった物を捨てたり売ったりしましたが、ほぼ全ての処分した物に関して、「やっぱり残しておけばよかった」と後悔を感じたことはありません。

なのであなたも、「今の、これからの自分に必要でふさわしい物なのか?」という考え方を基準にして、物を捨てていってください。

物の捨て方の詳しい内容は、「片付け上手で収納上手になるための、物の捨て方の『極意』」「捨てるだけで効果を実感?風水に基づいたガラクタ処分術」を参照してみてください。

小さな掃除を習慣化する

片付けができたら掃除がしやすくなります。

なので、掃除をあなたのスケジュールに組み込めば、部屋が物で散らかったり溢れたりすることに対しての「抑止」になります。

僕は毎週月曜日と木曜日の朝を「掃除をする日」と決めています。

はたきをかけて、掃除機をかけて、サッと雑巾がけをするだけで、キレイで清潔な部屋が維持できています。

ADHDでも、工夫すればできる

ADHDでも、工夫すればできる
「自分はADHDだから、片付けができなくて当然なんだ」

ADHDの人たちの集まりで、そう言っていた方もいました。

僕はそう思っていても良いと思います。

僕は「努力」という言葉が嫌いなのであまり使いたくないのですが、ADHDの人は工夫次第で苦手もできるようになる才能を持っていると思います。

なので、片付けや整理整頓ができるようになる工夫をすれば、片付けができなくて悩んでいる方も、きっと良い方向へ改善されると思います。

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