言葉の意味から導いた、部屋の片付け・整理整頓・収納の方法

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「二人も子供がいたら、本当に大変よ」

幼なじみのK子ちゃんは短大卒業後に結婚・出産していて、同級生の中では早い段階でママになりました。

現在は5歳と2歳の二児の母で、専業主婦です。

僕「何が一番大変なの?」

K子「何が一番っていうか、子育てをしながら洗濯物を畳んだり料理したり掃除したりと、家事の全てをこなさないといけないから、家事の順番だとか時間配分が難しいね」

僕「正に分刻みのスケジュールみたいな?」

K子「そんな感じね」

そういった話をしていました。

話をしている最中に、彼女がこう言いました。

K子「一番大変なことと言えば、私は昔から片付けというか、整理整頓というか、そういった類いのことが本当に苦手で、今もそれを引きずってるって感じ」

僕「へえ、それは意外だ」

K子「何から、どこから、どうやってやればいいかわからないし、そもそも『片付け』とか『整理整頓』とか、似たような言葉がたくさんあってよくわからないのよね」

僕「なるほど」

K子ちゃん「そういう家事の時間って極力短くしたいの。何か良い方法はないかしら?」

僕「提携先さんの整理収納アドバイザーの人が言っていたけど、そういう場合って『言葉の意味』がわかったらベストな方法や対策がわかるらしいよ」

K子「何それ聞きたい!その人を紹介して欲しい!」

というわけでK子ちゃんに提携先さんである整理収納アドバイザーの方を紹介しました。

K子ちゃんはその人から言葉の意味を元にした細かいアドバイスをもらい、そのアドバイス通りにした結果、苦手だった片付けや整理整頓ができるようになったそうです

K子「夫にも義理のお母さんにも褒められたよ!ありがとう!」

そう褒められました。

今回は、「掃除や片付けや整理整頓ってどういうこと?何をすればいいの?」という方に向けて、そのK子ちゃんが実践して成功した片付け・整理整頓方法について紹介します。

言葉の違いを理解するとどうなるか?

言葉の違いを理解するとどうなるか?

「目的」が明白になる

言葉にはひとつひとつそれぞれに意味が含まれています。

言葉の意味を正確に捉えることができると、その言葉に沿った目的があることがわかります。

例えば、「運動」と「勉強」は異なる意味を含んでいます。

なので、「運動」をするとなれば、目的はサッカーや野球やジョギング等になり、算数や理科や国語ではないのです。

つまり、「片付け」と「整理整頓」は一般的な用例では似た言葉ではありますが、それぞれに意味が違い、それに伴って目的も異なってくるのです。

言葉の意味がわかると、目的が明白になるのです。

余計な作業をせずに済む

目的がわかると、その目的に目指した行動をすることになります。

なので、似ている別の言葉の意味の内容を実践したり、違う目的を目指した行動をすることがなくなります。

例えば、「片付け」と「掃除」は言葉の意味も違い、それに伴って目的も違います。

もしあなたが、それらの言葉を似たような意味と捉えていたら、「片付け」をしようと思って「掃除」をしていたかもしれません。

そうなると、本来の目的から反れた結果になっていたかもしれませんし、「片付け」にはない余計な作業をしていたかもしれません。

言葉の意味を理解すると、そういったことがなくなるのです。

短い時間で作業ができる

目的が明白になり、余計な作業をしなくなったら、必然的に時間の短縮にもなります。

言葉の意味もよくわからずに「片付け」をしていて、本来ならしなくてもいいこと、またはしなければならないのにしていなくて順番が前後してしまったりということから解放されます。

短い時間でより効果の高い結果が得られるようになります。

言葉のそれぞれに意味や目的が違う

言葉のそれぞれに意味や目的が違う
「片付け」「整理整頓」「収納」「掃除」

似たような言葉であって、混同して使われている方も多いのではないでしょうか?

こういったブログを書いている私も、最近までそれらの言葉の違いについてはよくわかっていなかったです。

しかし、あくまで“似た”言葉であって、実はそれぞれに異なる意味があるのです。

それらの意味をひとつずつ見ていきましょう。

「片付け」の意味

「片付け」という言葉は他動詞なので、一般的な動詞は「片付く」という形になります。

なので、「片付く」という言葉の意味を辞書で調べてみましょう。

かたづ・く

もとの(あるべき)場所におさまる. ∥ (ア) 解決する. (イ) 嫁にいく. *女性への差別的表現.

「もとの(あるべき)場所におさまる」ということは、納まる場所があってこその行動なのだとわかります。

「整理整頓」の意味

「整理整頓」とよく使われている単語ですが、実はコレ単語ではなく「整理」と「整頓」という2つの単語が組み合わさった熟語なのです。

なので、「整理」と「整頓」の2つの意味を辞書で見てみましょう。

せいり1 [整理]

(1) かたづけ,整えること. (2) 不要なものを除くこと. ▼人員~

「かたづけ(片付け)」とありますので、「整理」=「片付け」ということなのでしょうか?

せいとん [整頓]

〈スル〉 きちんとかたづけること.

どちらにも片付けという意味が含まれています。

とすると、「整理」の方は「不要なものを除くこと」という意味で捉えた方が良さそうです。

つまり、「整理整頓」という熟語の意味は「不要なものを除いて、きちんと片付ける」ということになります。

となると、整理整頓には「不要なものを除く=ゴミを捨てる」という意味があることがわかります。

要らない物やゴミを捨てて、残った必要な物をキチンと元の場所に戻すということが、整理整頓ということなのです。

「収納」の意味

続いて「収納」も調べてみます。

しゅうのう [収納]

(1) 役所がお金を受け取って納めること. (2) しまいこむこと. (3) 農作物を取り入れること.

今回の場合、当てはまる意味は「しまいこむこと」が適切だと考えられます。

つまり収納は、整理整頓が成されて初めてできる動作ということなのです。

なので、実践する順番としては整理(=片付け)→整頓→収納ということがわかります。

「掃除」とは

そうじ 掃除]

よごれを除いてきれいにすること. ~機 (類)清掃

これは今までの言葉とは少し意味合いが異なるようです。

ただ考えられるのは、よごれを除くためには遮る物が無い状態の方がしやすいと思うので、きっと整理(=片付け)をしてからの行動になると考えられます。

※以上全て三省堂辞書より参照

言葉の意味を考えた結果

似た言葉の意味を正しく捉えたことで、するべきことの順序がはっきりわかりました。

整理(不要なものを除く)

      ↓

掃除(よごれを除いてきれいにする)

      ↓

整頓・収納・片付け(きちんともとのあるべき場所にしまいこむ)

という順番が、何をするべきなのかという目的が明白になり、余計な作業をすることもなく、短い時間で作業ができるというわけです。

つまり、皆さんの居住スペースの状態に応じて、作業を始める段階が違うということになります。

言葉の意味を考えて、部屋をキレイする方法

言葉の意味を考えて、部屋をキレイする方法
言葉の意味が理解できたら、自ずと方法も浮かび上がってきます。

例えば、病気的なほど物が散らかっていて足の踏み場が全然無いという状態の部屋の場合の、キレイにする方法を紹介していきます。

最初のアクション

最近にすべきことは、部屋の中の物を要る物なのか要らない物なのかに分けていくということです。

この作業はモチベーションが下がりやすい作業ですから、モチベーションを落とさないためにも引き出しなどの小さなスペースからしていくことをオススメします。

要る物と要らない物の分け方は、「片付け上手で収納上手になるための、物の捨て方の『極意』」「初めてだけど慣れた感じで引っ越したい!片付けの順番のチカラ」に詳しい方法を記載していますので、参考にしてみてください。

その後で、要らない物を言葉通り「整理」していくのです。

どのタイミングで掃除をするか

要る物と要らない物とを分けて、要らない物を捨ててしまった時に、掃除をしましょう。

なぜなら、要る物を整頓・収納する前が一番掃除がしやすいからです。

引き出しの整理をしたならば、掃除機で中のホコリを吸い取って、キレイな雑巾で拭きましょう。

広く大きな押入れ等は、普段あまり掃除する機会が無いと思うので、このキッカケにしっかりと掃除をしておきましょう。

最後にすること

そうやって不要な物がなくなり、収納や居住スペースが掃除された後で、要る物を整頓・収納していきましょう。

整頓や収納をする上で気にしておいてほしいことがあります。

それは、必要だと思った物を使う“頻度”です。

頻度を考えて、よく使う物は収納スペースの手前の取り出しやすい位置に、あまり使わない物は奥の方へしまいましょう。

収納の仕方に関しては、「自分も周りもスッキリする、部屋の整理整頓方法」「何が起きても大丈夫!あなたの部屋をキレイにする整頓のコツ」を参照してみてください。

意味がわかると、よりキレイになる

整理収納アドバイザーの方曰く、K子ちゃんの家は想像していたよりも大して散らかった状態ではなかったそうです。

しかしK子ちゃん本人曰く、物に執着があってなかなか捨てられないということだったので、2人とK子ちゃんの旦那さんとで計3人で、「整理」の作業からしていったそうです。

特にキッチン周りは、要らない調味料や調理器具を処分したおかげで、調理後の掃除や片付けも以前より遥かにしやすくなったとのことです。

また、ご主人宛ての不要な郵便物やDMや書類が散乱していて、それらもキレイに捨てたということです。

K子ちゃんは物が少なくなって、めったに掃除ができないところまで掃除をして、まるで引っ越してきた時以来の快適になった部屋を見て、「この状態をなんとか維持したい!」と決めました。

それ以来、家事における掃除の時間も短くなり、家族から褒められて非常に助かっているということです。

もしどこから、何から手をつければいいかわからないと感じている方は、言葉の意味を考えて、ご自身の部屋の状態にあった段階から部屋をキレイにしていってはいかがでしょうか?

※キレイな部屋の維持の仕方については、あなたの部屋を汚部屋にさせない!片付けの4つの順番「」に詳しく書いています。

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