ガラクタとは一体何なのか?ガラクタの謎が全てがわかる!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「携帯電話が壊れてさ、遂にガラケーからスマホにしたよ」

仲の良い友達の龍君は、長らくガラケーにこだわって使っていたのですが、遂にスマホにしました。

「最初は、『みんなスマホばっか使っているから、俺はいつまでもガラケーを使う!』って思っていたんだけど、こっちの方が便利だわ。好きなアイドルの歌の歌詞が読みやすい」

とご満悦の様子。

しかし龍君、こんなことを言い出しました。

龍「でもさ、酷い言い方よな」

僕「何が?」

龍「まだまだ使えるし使っている人も多いのに、『ガラクタ携帯電話』って言われてるのって」

僕「?」

龍「えっ、『ガラケー』のガラって『ガラクタ』のガラだろ?」

僕「違うよ」

龍「!?!?」

どうやら龍君は、ガラケーをガラクタ携帯電話と勘違いしていたみたいです。

では、ガラケーのガラって何なんでしょうか?

そもそも「ガラクタ」って何なんでしょうか?

今回は、「ガラクタ」という意味、語源や由来、また「ガラケー」の「ガラ」とはガラクタではなく何なのか知りたい人に、「真実」を紹介します。

なぜ「ガラクタ」という言葉があるのか?

なぜ「ガラクタ」という言葉があるのか?
ガラクタという言葉は、一般的にいらない物とかゴミとか、そういった意味で使われています。

ただ、ガラクタという字面や音からしてみても、ゴミやいらない物を彷彿とさせる要素な無いと思われます。

ひょっとしたら、外国から入ってきた言葉なのではないでしょうか?

これは、ガラクタの意味や由来を知ることが必要だと考えられます。

「ガラクタ」という言葉って、なに?

「ガラクタ」という言葉って、なに?

ガラクタの意味

広辞苑で「ガラクタ」を引くと、まずこう書かれています。

ガラは物が触れて鳴る音。
クタはアクタの約

つまり、ガラはガラガラという音、アクタとは漢字で「芥」と書き、ゴミ・チリ・クズの意味です。

ガラガラ音が鳴るということは、そんなに小さな物ではないと解釈できます。

さらに次には、こう書かれています。

ねうちのない、雑多な品物

つまり、物と当たるとガラガラ音が鳴る、ゴミ同然に値打ちがない物という意味だということです。

漢字で書くと…

例えば書籍の中の一節や、お店の名前などで、「我楽苦多」や「我楽多」、「雅楽多」や「画楽多」という表記を目にすることがあると思います。

これらの漢字のどれが正しいかというと、これら全部当て字のようです。

なので、がらくたの正式な書き方は漢字で書かず、「ガラクタ」または「がらくた」で良いようです。

英語で言うと“Junk”

「がらくた」は英語で“Junk”と言います。

意味は日本語と同じで、ゴミとかくずです。

英語では他にもゴミやくずを表す言葉として、“Rubbish”や“Garbage”があります。

ハンバーガーなどの表現で、よく「ジャンクフード」という言葉を目にしますが、あのジャンクもガラクタの意味から派生しています。

ジャンクフードの意味は、「カロリーのみ高くて栄養価の低いスナック菓子(出典:ジーニアス英和辞典)」です。

また、「ジャンク船」という表現を目にしたことがあるかもしれませんが、そのジャンクは「ガラクタ」という意味ではなく、「中国およびその周辺特有の船の総称(出典:広辞苑)」という意味です。

「ちゃんがら」とは?

僕のバイク乗りの仲間内の何人かは、ガラクタのことを「ちゃんがら」と呼んでいます。

「ちゃんがら」という言葉が広辞苑には載ってないのですが、インターネットで調べてみると、どうやら方言のようです。

いくつかのサイトを見てみると、九州だったり広島だったりの方言という表記があるので、西日本の方言ではないかと推測されます。

意味は、稚拙・無意味・むちゃくちゃということのようです。

つまりは、ガラクタとほぼ同意として扱って良いと思われます。

「ガラケー」の「ガラ」って「ガラクタ」?

昨今はスマートフォンが台頭してあまり見なくなったガラケー。

ガラケーの「ガラ」を「ガラクタ」のガラだと思っている方が多いようですが、ガラケーのガラは「ガラパゴス」です。

では、ガラパゴスとはどういう意味でしょうか?

ガラパゴス諸島

南米・エクアドルの西方約1000キロメートルの太平洋上にある火山群島。

同国の領有。

ダーウィンの「ビーグル号航海記」で有名。

特異な生物相をなす。

と書かれています。

この「特異な生物相」という部分が、ガラケーの大きく関わってきます。

IT用語辞典には、こう書かれています。

ガラケーとは、いわゆる「ガラパゴス化」した日本の携帯電話端末の通称である。

ガラケーはもっぱら国内メーカーによって製造され、国内の携帯電話市場で販売される。

総じて傑出した機能や性能を持っているが、あまりに独特で世界標準からはずれており、却って海外市場に進出できず、日本市場に孤立して存在している状況となっている。

こうした状況を背景に、半ば揶揄を込めて「ガラケー」の呼び名が用いられている。

ガラケーの語は、スマートフォンとの対比において「旧来の携帯電話の端末」といった意味で用いられることも多い。

ここでガラケーと呼ばれているものは、「フィーチャーフォン」の概念とほぼ一致する。

フィーチャーフォンとは、通話機能の他に何らかの高度な付加機能を搭載している携帯電話の端末の一般的な呼び名である。

ガラケーを特徴づける機能としては、ワンセグ、FeliCa(おサイフケータイ)、メガピクセルカメラ、生体認証(指紋認証)、赤外線通信、Bluetooth、といった機能が挙げられることが多い。

最近では、こうしたガラケーの機能がスマートフォンに搭載されるケースも増えつつある。

ガラケーの機能が盛り込まれたスマートフォンの端末は「ガラスマ」と呼ばれる場合がある。

「日本独自に進化した携帯電話」を、ガラパゴス諸島の中の独自の生物相になぞらえてできた言葉が、ガラケーのようです。

ガラクタという言葉の用例

ガラクタという言葉の用例
「家を片付けたらガラクタが大量に出てきたので、不用品回収会社に回収してもらった」

「実家の倉庫を片付けたらガラクタだらけだったので、インターネットオークションに出品した」

「ガラクタを処分してキレイに掃除をしたら、気分がスッキリした」

「近所の廃品回収業者の敷地内には、使えるのかどうかわからないガラクタだらけだ」

「ガラクタを売ったら思いの外良い臨時収入になった」

まとめ

というわけで、ガラケーのガラは「ガラパゴス」のガラでした。

さすがに使っている人が減ったとは言え、まだ使える携帯電話をガラクタと表現するのは、酷いですよね。

また、ガラクタという言葉は外来語ではなく、「当たるとガラガラと音の鳴る、ゴミ同然の物」という、日本古来の言葉だということがわかりました。

「ガラクタ」という言葉についてわからなかった方にとって、納得のいく内容だったでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*