【実話】無料はウソ?ホント?不用品回収業者のトラブル事例

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普段のごみ収集で収集してくれないような粗大ゴミや、古くなったり壊れてしまったりした電化製品の不用品を処分する時、どうしておられますか?

引っ越しで粗大ゴミが大量に出たり、娘の子供会で不用品がたくさん出たりした時、どう処分したらよいか困ってしまいますよね。

処分するために、どこかの業者に頼まなければならないのですが、どんな業者へ依頼しておられるでしょうか?

引越し業者、リサイクル業者、不用品回収業者、自治体(自治会)など、不用品の処分をしたい時に思い浮かぶ業者はいろいろあります。

中でも、不用品回収業者を利用される方は多いと思います。

町の中を軽トラックで回り、スピーカーで「ご家庭内でご不要になりましたテレビ、パソコン・・などございませんか?・・無料で回収いたします。」と流して回る、巡回型の廃品回収業者、チラシをポストに投函する不用品回収業者、空き地で不用品を回収している廃品回収業者や、インターネットで広告を出している不用品回収業者もあります。

しかし「無料でお引き取りします」と宣伝する廃品回収業者との間に、トラブルが多いことをご存知でしょうか?

トラブルに巻き込まれないようにするには、実際どんなトラブルがあるのかを具体的に知り、日頃から対策を立てておくと安心です。

実際私自身も、私の母も不用品回収業者を利用したことがあります。

近所で「無料で回収します」とスピーカーから流していた不用品回収業者のおじさんに不用品を回収してもらった後、「500円です」と言われ、「あれ?無料じゃなかったの?お金がかかるの?」と思ったことがあります。

今では、市が委託している不用品回収業者へ依頼するようになりました。

巡回型をはじめとする多くの不用品回収業者は、実は無認可で営業している業者が多く、その中の悪徳業者とのトラブルが問題になっているのです。

粗大ゴミや不用品を処分する時は悪徳業者を見極め、安全な業者へ依頼するようにすれば、未然にトラブルに巻き込まれるのを防ぐことができます。

そこで、悪徳業者によるトラブルを防ぐ方法や不用品を安く処分する方法について、ご紹介したいと思います。

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なぜ壊れている家電は「無料」で回収できるのか?

パソコン、ミシン、ゲーム機、編み機、ストーブ、携帯電話などは、壊れているのに無料で回収されることが多い電化製品です。

「壊れているのになぜ?」と思われるかもしれませんが、それはその「電化製品のリサイクル価値」にあります。

リサイクル品としての販売出来るから

リサイクル品としての販売出来るから
壊れている家電の中でも修理して使えるものは、修理してからリサイクル品として販売しています。

比較的年式の新しい電化製品は、修理すれば十分に売れる製品になりますし、たとえ年式の古い電化製品でも、古いものも取り扱うリサイクルショップで販売されています。

海外への輸出可能なものもあるから

海外への輸出可能なものもあるから
日本国内だけでリサイクル販売されるのではなく、壊れているままで輸出もされている電化製品が多いんですね。

このように電化製品は壊れていてもリサイクル価値があるため、無料で回収してもらえることが多いのです。

資源としての価値があるから

資源としての価値があるから
修理できないものや修理しても売れそうにないものは、分解して部品や資源を取り出し、パーツとして売られたり、利用価値の高い資源としてリサイクルされたりしています。

例えばパソコン内のハードディスク部分を取り出して、リサイクル品として販売していますし、パソコンの基盤部分には金や銀などの貴重金属やレアメタルが使われているので、それを取り出して資源としてリサイクルしています。

パソコン基盤には金が多く使われていて、高価金属や金を取り出してリサイクルしているので、壊れているといってもたくさん集まれば宝の山となります。

電化製品を貴重金属やレアメタルを取り出す鉱山のように例えて「都市鉱山」とも呼ばれているほどです。

基盤だけでなく、プラスチックやガラス部分も分別して、資源としてリサイクルされています。

本当にあった廃品回収業者や不用品回収業者とのトラブル

本当にあった廃品回収業者や不用品回収業者とのトラブル
では実際、不用品回収業者との間にどんなトラブルがあったのか、実際の体験談をご紹介したいと思います。

※体験談は「国民生活センター」に実際に掲載されていた内容です。

無料と言っていたのに作業料?

「こちらは無料回収車です。お困りの粗大ゴミはありませんか」と廃品回収業者が回ってきたので自転車、石、カーペットなど結構な量を出した。

次々と車に積んだ後、電卓を取り出したので「えっ、有料」と驚いて言った。
リサイクル料金はかかると言われ仕方なく2万500円を支払った。

(女性 家事従事者)

「無料」という言葉をアピールする巡回型の廃品回収業者との間には、不用品をトラックに積んだ後、高い料金を請求するなどのトラブルがあることが多いようです。

「無料ではないのか?」と尋ねると、一部の不用品だけが無料だから料金がかかると言われます。

すべてが無料という訳ではないのに、「無料」という言葉でまるで何でも無料で回収するかのような宣伝文句で人を誘う業者が多いのが、この巡回型の廃品回収業者です。

ですから万が一、巡回型の廃品回収業業者に不用品の処分を依頼する場合は、依頼する前に正確な処分費用の金額をきいてから、不用品を持ってくるといいですね。

車に積み込み後、料金が倍に?

チラシに「見積り無料」とあったので電話をして来てもらったところ、引取りに10万円位かかると言われたが詳しい説明は無かった。

品物は折りたたみベッドや本箱、パソコン、食器、キーボードなど15点位。全部運び出し、業者の車に積み込んでから「思ったより多かったので全部で23万円になる」と言われた。

引越しを控えていたので今さら断れないと思い、納得できないまま全額支払った。
領収書はあるが見積り書はもらっていない。

(20歳代 男性 学生)

「見積り無料」と書かれたチラシを配る不用品回収業者や、インターネットで宣伝する業者の中にも、悪徳業者が多いのが現状です。

わざわざ足を運んできて、不用品を回収してトラックに乗せてしまったというような、依頼者がいまさら断りづらい状況を作っておいてから高い料金を提示するという、高額な金額のトラブルになりやすい例です。

この体験談の業者の場合、見積もり書も出してくれなかった業者なので、相手を見てから「これは高い料金を提示しても大丈夫だな!」と判断し、不当に値段を高くつり上げていた可能性が高いと思われます。

無料で見積もりをしてくれるという廃品回収業者には特に気をつけ、できるだけ依頼しないようにするのが、トラブルを避ける方法です。

回収された物が不法投棄?

「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金1500円を払った。

後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。

(50歳代 男性 給与生活者)

不用品回収を名乗る業者の中には、無許可のまま個人で不用品回収をしている人が多いそうです。

不用品とお金を受けとると、自分では処分できなかったり処分するのが面倒だったりしてそのまま不法投棄し、お金だけを手に入れるという悪徳業者です。

これらの体験談で紹介したタイプの、巡回型、見積もり無料をうたうチラシ配布型、訪問型などの廃品回収業者は、無許可で不用品回収をしている場合が高いので、処分依頼を避けるようにするのが賢明です。

各家庭の不用品を回収することができる不用品回収業者というのは、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けている業者のことを指しています。

安く処分したい人は自治体に依頼するのが一番

安く処分したい人は自治体に依頼するのが一番
それでは、不用品の処分をどこに依頼すればよいのかというと、自治体が提示している方法で処分するのが、安く、安全に、そして法的に正しい処分方法を選ぶことになります。

各自治体によって処分方法や金額が違うので、ご自分の住んでいる各市町村のホームページで調べるか、市役所窓口できいて情報を入手しましょう。

毎月「粗大ゴミの日」があって、その日にゴミ出し場へ不用品を出すと持って行ってもらえる市町村もあります。

最も多い方法は、自治体が指定する廃品回収業者へ電話やインターネットで不用品ゴミの回収を依頼し、リサイクル料金や処分料金分のシールを買って貼り、指定の日に出しておくと持って行ってくれるという回収方法です。

この場合、各自治体から「一般廃棄物回収業」の許可を得ている業者が、自治体からの委託で回収に来てくれます。

もし自治体からの委託業者ではないけれど、一般廃棄物回収業の許可を得ている業者に不用品回収を依頼した場合、費用が自治体で賄われていない分、適正価格ではありますが少し高くなる場合が多いそうです。

各自治体では、ゴミの処分や再利用のために税金を使っていますので、その分安く処分することができるのです。

その他に、最もお得な処分方法としては、各市町村が運営する「クリーンセンター」や「環境センター」「清掃センター」へ自分の車で持っていくという方法があります。

この場合、「何キロでいくら」という単位で処分してもらうことができ、金額もそれほどかからないので、大量の粗大ゴミを処分する場合は便利です。

ただし、家電リサイクル法の対象となっている電化製品であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機は持ち込むことができません。

他にも持ち込めないものがあるので、窓口で確認してから持ち込むとよいでしょう。

まだ使える不用品や、壊れていない年式の新しい電化製品は、リサイクル業者へ持っていけば、処分費用がかかりませんし、物を有効利用することができます。

エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機などの電化製品は、買ったお店やメーカーにリサイクル処分をしてもらう申請をします。

このように、種類ごとに適切な処分方法をとることにより、資源を有効利用し、トラブルや不法投棄を減らすことにつながります。

まとめ

不用品回収にまつわるトラブルは、自治体がすすめる処分方法で不用品を処分していくことで、結局最も安く、安全で、環境にもやさしい処分をすることにつながります。

廃品は正しく処分をしないと、有害物質が流れ出るなど環境汚染につながる恐れがあります。

処分したい不用品があるときは、環境のために、安全のために、トラブルに巻き込まれないために、自治体のサービスを利用することをおすすめします。

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