洗濯機の2通りの処分方法(家電リサイクル法と民間不用品回収業者)

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僕の家のガレージには、僕が大学の頃に使っていた洗濯機が置かれていました。

僕が大学を卒業してからずっと置いてあるので、かれこれ5年ほど放ったらかしでした。

なぜ放ったらかしかと言うと、母親が「ひょっとしたら誰かが実家を出て行くとなったら使うかもしれないから…」ということで残していたのです。

しかし、僕の学生時代の家はベランダに洗濯機を置くタイプのアパートだったので、洗濯機の外装が結構劣化していたんですよね。

オマケにもう5年も放ったらかしですから、正常に動くかどうかもわからないという状態だったのです。

今のところ妹がひとり暮らしをする予定も、父親が単身赴任する予定も、僕が家を出て行く予定のないので、じゃあ置いておいてもしょうがないということになり、処分することになりました。

しかし…洗濯機ってどうやって処分すれば良いのかわからない。

わからないのでいろいろと調べてみると、結構複雑で複雑な様子です。

棚やテーブルのように粗大ゴミとして収集がされないようなのです。

何でも、洗濯機を処分するのに重要な法律もあるとのこと…

どうすれば処分できるのでしょうか?

今このブログを読んでいるあなたも、洗濯機の処分の方法で困っているのではありませんか?

今回は、処分が簡単に出来そうにない洗濯機の、簡単に処分できない理由や処分の仕方を紹介します。

洗濯機の処分が面倒な理由

洗濯機の処分が面倒な理由

構成部品が多いから

例えば、机やテーブルを成しているのは一番上にくる天板があって、天板を支えるための柱が最低でも3本はあるはずです(ざっくりですが)。

後は、それらの部品を接着するために接着剤が塗られていたり、ネジやボルトがあったりすると思います。

同じようにタンスだと、タンス自体と中に入る引き出し、引き出しを引くための金具や、接合しているネジやボルトなどです。

ベッドについても、同じように木と金具という少ない部品で構成されています。

ですが、洗濯機はどうでしょうか?

洗濯機の筐体や中にある洗濯槽、洗濯槽を回すモータープーリー、水の通るパイプ…などなど、自治体が粗大ゴミとして収集してくれるタンスや机とは比べ物にならないくらいの多くの構成部品で成り立っています。

後ほど紹介しますが、洗濯機はこれらの物全てを解体して処分されます。

自治体ではここまでの面倒な回収・処分はしてくれません。

新たに資源になるから

恐らくほぼ全ての家庭用洗濯機は、電気で動いています。

電気をエネルギーとして、モーターを回して洗濯槽を回したり、水を引っ張ってきているのです。

そうすると、洗濯機の中は「資源」で溢れているのです。

モーターの中には電線や磁石が入っているので、それらは再利用すればまた新たな価値として提供されうるのです。

また、洗濯機の筐体はプラスチックや金属が使われているハズなので、それらも再利用すれば、また新たな価値として生まれ変われます。

しかしそこまでして資源にするためには、洗濯機を細かく解体・分解しなければなりません。

分解した部品を選別して、素材ごとに分けて再処理・再利用しなければなりません。

自治体の粗大ゴミ処分では、そこまでのことはしてくれません。

しかもこれらのことは、次に紹介する「家電リサイクル法」によって決められているのです。

家電リサイクル法とは

家電リサイクル法とは
家電リサイクル法とは、洗濯機だけではなくテレビ(ブラウン管テレビ・液晶プラズマテレビ問わず)・冷蔵庫・エアコンでいらなくなったり使えなくなった物の収集・運搬から、リサイクル・再商品化までを適正に円滑に実施するために定められた法律です。

この法律は2001年に制定されたのですが、それまで洗濯機などの家電は何もかもが、最終処分場という場所に埋め立てられていました。

しかし、人口が増えると共に廃棄物も増え、最終処分場に埋め立てるということに限界が見えてきました。

そこで、廃棄物となった家電を埋め立てるのではなくリサイクルを進めるために、家電メーカーや輸入業者、家電販売店に対しては回収・分解・再利用のルート確立などを義務化し、消費者にはメーカーや量販店に課された義務の費用を負担するという原則を定めたのです。

これにより、それまで廃棄物の全てが最終処分場に埋め立てられていたのが、リサイクルできる部分や箇所が取り除かれて、埋め立てられる廃棄物の減量ができ、資源の有効利用が促進されるようになりました。

つまり洗濯機の処分は、家電リサイクル法で決められたように適切にリサイクルされなければならないのです。

シチュエーション別の洗濯機の処分の方法

シチュエーション別の洗濯機の処分の方法

洗濯機を購入した店舗がわかる場合

家電リサイクル法により決められている処分方法の中で、一番ポピュラーな方法が「廃棄したい洗濯機を買った家電量販店に処分の依頼をする」ということです。

前にも書きました通り、メーカーや家電量販店には製造・販売した家電を回収・分解・再利用のルートの確立などを義務づけています。

なので、既に家電量販店には回収する手段、分解できる業者、分解されて出てきた物を再利用する方法を持っているのです。

しかし、この場合その家電量販店で次の洗濯機を買うとなっていれば回収処分の依頼がしやすいですが、そうでないとなんとなく頼みづらいのではないでしょうか?

また、もう洗濯機を買った家電量販店が無くなっていたり、どこの家電量販店で買ったか忘れてしまった場合は、この方法を取ることはできません。

洗濯機を購入した店舗がわからない場合

処分したい家電量販店が無くなってしまったや、家電量販店には頼みづらいという方は、民間の不用品回収業者に廃棄処分の依頼をするのが良いでしょう。

民間の不用品回収業者に対しては家電リサイクル法は適応されませんが、業者自身がリサイクル事業をしていたり、一般家庭から排出される廃棄物の運搬・処分ができる「一般廃棄物収集運搬許可」を持っている業者と取引をしているので、不用な洗濯機をキチンと分解して再利用できるように処分してくれます。

しかも、家電リサイクル料金を取る必要がないので、家電量販店やメーカーに処分する場合よりも安い場合が多いです。

引っ越しで洗濯機が不用になった場合

引っ越しすることになり、引っ越し先で新しい洗濯機を買うので今の洗濯機がいらなくなるということがあると思います。

この場合、引っ越し業者でも不用品回収をしてくれる業者がいますが、少し割高なパターンが多いです。

なのでこの場合も、民間の不用品回収業者に依頼する方が良いでしょう。

全て引っ越し業者に作業してもらうよりも安いですし、業者によっては洗濯機を買い取ってくれる業者もいるので、オススメです。

詳しくは「ベストな方法はどっちなのか?引っ越しで出た不用品の処分方法」「引越し業者に依頼した方が良いのか?引っ越し時の不用品の処分方法」に詳細を記載しているので、参照してみてください。

だいたいいくらくらいかかるか?

家電リサイクル法に基づいた回収・処分の方法をとる場合、家電リサイクル料金と収集運搬手数料が取られます。

家電リサイクル料金は洗濯機のメーカーや銘柄によって異なるのですが、最低でも2400円です。

収集運搬手数料もだいたい1000円~3000円ですので、足して5000円程と考えていたら良いと思います。

民間の不用品回収業者に依頼する場合は、業者や洗濯機のメーカーや銘柄にもよりますが、だいたいが家電リサイクル法に基づいた場合よりも安い場合が多いようです。

まずは民間の不用品回収業者のいくつかに相見積もりをして、あなたあった業者に依頼しましょう。

正しく処分しよう

正しく処分しよう
我が家に置きっぱなしにしていた洗濯機は、買った家電量販店はもう倒産してしまっていたので、民間の不用品回収業者に回収・処分を依頼しました。

元々ガレージに置いていたので、運び出しもスムーズにしてくれましたし、料金も納得できるものでした。

さて、洗濯機の処分で気をつけなければならないのが、違法な不用品回収業者依頼してしまうことです。

かなり数は減ったとは聞きますが、違法な業者は集めた家電を不法投棄している可能性があります。

あなたの洗濯機が不法投棄されてもあなたに罪は及びませんが、そのような業者はいるので気をつけましょう。

また、やたらと「無料で回収します」と謳い、町中を車で回っている業者にも注意しましょう。

そういう業者はトラックに洗濯機を運び終わってから処分料を請求してくる業者もいます。

トラブルの元となるので、関わらないようにしましょう。

洗濯機の処分は、キチンとリサイクルしてもらえるように家電量販店か民間の不用品回収業者に依頼しましょう。

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