許可が無いと話にならない!不用品回収を個人でするためのバイブル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

音声を流しながら軽トラで周回している廃品回収車がいますよね?

あれって、結構簡単にできるのではと考えたことはありませんか?

僕も以前は「軽トラとスピーカーさえありゃできるんかな?」って思っていました。

最近も知り合いの方から同じような相談を受けました。

その方は女性なのですが、その方のご主人が便利屋というか、不用品回収をやりたいそうなのです。

片手間でもできそうだと思われたらしく、やってみたいのだそうです。

しかし個人でやるつもりで会社を立ち上げるほどのことは考えていないらしいのですが、チラシなどを作るときに、なんとか商会みたいな会社名があったほうが良いのかとか、そもそも社名は勝手につけていいものなのかとか、それ以前に何を用意すれば良いかわからないことだらけだそうです。

張本人の旦那さんは、「古物商の許可だけあれば良いんだろ」と仰っているらしいのですが…

今このブログを読んでいる方の中にも、過去に一度は、または今現在に不用品回収業をしようか考えている方がいらっしゃるのではないですか?

でも、一体何が必要なのか、どうすれば良いかわからない方も多いのではないでしょうか?

結論から先に書かせていただくと、不用品回収を個人でやるためには、必要なことや物がたくさんあります。

今回は不用品回収業を始めるにあたっての必要な事項などについて、紹介していきます。

なぜ不用品回収をするために必要な許可が多いのか?

なぜ不用品回収をするために必要な許可が多いのか?
街の中をゆ~っくり流している廃品回収車を見ていると、「自分にもできるのではないか」と錯覚したことがありますが、不用品回収って意外と必要な物が多いのです。

さらに突っ込んだことを言うと、ああやって街中を周回している廃品回収車って、実は違法操業している業者が多いのです。

本当に真っ当に不用品回収を仕事としている業者は、ああやって車で周回することはないのです。

そういった理由も、後々紹介します。

商売として成り立たたせるため

もしもしあなたが、他人から不用品を回収する時に、それを無料でするのであれば、実はそんなに重要ではないのです。

しかし商売として、お金儲けとして他人の不用品の回収を有料でしようと思うと、必要な許可はあるのです。

また、仮に無料で回収したとしても、その回収した物を他の誰かに転売するとなっても、許可は必要です。

また、不用品を「誰から」回収するかでも、許可は必要ですし許可その物が異なってきます。

不用品を無料で回収して、他の誰にも売らない…

しかも、回収する相手は選ばないといけない…

これでは、商売として成り立たせるのは難しいですよね。

よって、不用品回収として商売やビジネスをしていく上で、許可はいろいろと必要なのです。

物を運ぶには、手間と労力が必要だから

さあ不用品をドンドン回収していくぞと思っても、あなたの体ひとつではどうしようもありません。

小さな不用品もあれば、大きな不用品もあります。

そうなると不用品を運ぶための車が必要になってきますが、ただたんにトラックを調達するだけではいけないのです。

個人で不用品を回収するために必要な許可

個人で不用品を回収するために必要な許可
手間と労力をできるだけ小さく、かつ不用品回収を商売として成り立たせるためには、以下の物や許可が必要になってきます。

許可

古物商

古物商とは、一度使用したり修理や加工した物を売ったり買ったり交換したりするために必要な許可です。

つまり回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要なのです。

古物商に関することは、「トラブルを未然に防ぐ、不用品回収業者の2つの判別方法」にも書いているので、参考にしてみてください。

一般廃棄物処理業

一般家庭から家具や家電、ごみなどを回収する場合に必要な許可です。

一般家庭から回収する物が無料であるなら、一般廃棄物収集運搬業の許可は必要無く、古物商だけで大丈夫です。

一般廃棄物処理業についても、「トラブルを未然に防ぐ、不用品回収業者の2つの判別方法」

一般廃棄物処理業の許可の入手方法にも関わってきますが、この一般廃棄物処理業の許可を取得した業者だったら、チラシを配ったりトラックにスピーカーを付けて徘徊したりしません。

そういった必要がないくらい、一般廃棄物処理業はオイシイ許可なのです。

産業廃棄物処理業

会社や法人から出たゴミを回収したい場合は、この許可が必要です。

大きな会社と定期的にお付き合いをするならこの許可が必要になってきますが、不用品回収ということだけに限ってみれば、あまり必要のない許可です。

なので、個人で不用品回収をしようと考えるのなら、古物商と一般廃棄物処理業の許可が必要になってきます。

車に関して

街中を徘徊している廃品業者の回収車は軽トラだったりしますし、そうでない不用品回収業者さんもたいていトラックを所有して商売をしています。

ああいった不用品回収をする車は、必ず一般貨物自動車運送業の営業ナンバーの許可を取らなければなりません。

普通の乗用車に付いている白いナンバーの車で不用品回収をすることは禁止されています。

不用品回収に必要な許可の入手方法

不用品回収に必要な許可の入手方法

古物商の許可

古物商の許可は、各都道府県を管理する警察の警察署に行けば入手できます。

許可に必要な物は個人や法人で異なるので、警察署に電話をしてそれぞれ確認することが望ましいです。

おおよそ2万円前後で取得ができます。

一般廃棄物処理業の許可

正直この許可を取得することが、不用品回収業をするという上で一番難しいことでしょう。

なぜ一般廃棄物処理業の許可を取得することが難しいのかと言うと、市町村ごとに許可を取る必要がある免許ですが、役所に問い合わせても、新規業者の登録は受け付けていないといわれる自治体がほとんどです。

理由は、今現在そういった許可を持つ業者は各市町村に十分にいる以上に飽和状態ですので、これ以上業者を増やさないよう、現在の業者を守るように方針が定められているからです。

また、自治体による信頼できない業者の管理が面倒であったりと、いろいろと理由があると言われており、この許認可を新規に取得するのは至難の業なのです。

産業廃棄物処理業の許可

一般家庭の不用品を回収したいのであればあまり関係の無い許可ですが、一応許可の取得の方法を記しておきます。

産業廃棄物収集運搬の許可は都道府県ごとに発行される許可です。

1日講習を受けて、書類を提出すれば許可が下ります。

ただし提出書類がたくさんありますので、多少面倒です。

取得に必要な料金は、講習の料金と合わせると10万円を少し超えると思いますが、行政書士などの代書屋さんを利用すると、トータルの費用は1都道府県あたり、15万円~18万円程度かかることでしょう。

車に関して

「小さなことからコツコツと」という言葉を西川きよしさんが仰っていましたが、最初のうちは小さなことからコツコツとするために、軽トラックから事業をスタートしてみましょう。

一般貨物自動車運送事業の許可を取得する場合は、各都道府県に置かれている陸運局に確認してみましょう。

一般貨物自動車運送事業の許可の取得は、提出する書類が多いので、面倒な場合は行政書士の方に相談するのも良いでしょう。

やることはたくさんある

やることはたくさんある
ただ単に街中を周回しているところを見ると、僕にもできるかもしれないと思いがちなのですが、実際は許可をたくさん取得していかないと仕事になりません。

また、街中を音声を流してグルグル回るということは、各自治体の条例に違反する場合がありますので、注意してください。

まずは個人事業の届出を行った後に、古物商の免許を取得して行いましょう。

ビジネスに置けるビジョンを確立して、計画的に進めていったほうが良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*