タダより高いものはない?「不用品あげます」の言葉の裏の危険性

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「少しでも安く物を買いたい」という欲望は、きっと多くの方が持ち合わせている感情だと思います。

  • 買い物に行くとなると、新聞の折込チラシを見て一円でも安い物にチェックをして、車や自転車を走らせる…
  • 外食をするとなれば、ありとあらゆるクーポンを駆使して一円でも安くする…
  • たまにいく旅行も、比較的安い宿に宿泊したり移動費を考えてレンタカーを借りるなど、なるべく節約している

このような目まぐるしい努力をされている方、非常に多いのではと思います。

特に貯蓄や資産があまりないという若い年齢のご夫婦は、きっとこのような努力をされている方が多いのではないかと思います。

というのも、僕の知り合いの女の子が「ベビー用品を安く手に入れたい」と言うのです。

その子はただ今妊娠中で、そろそろベビー用品を揃えていきたいと考えているのです。

しかし家計に余裕がなく、なるべくお金を使わないようにしたいと考えているのです。

そこで彼女は僕に、不用品をタダで手に入れることのできる方法は無いかと尋ねてきました。

その方法を使って、他の誰かが使わなくなったベビー用品をもらいたいと考えているようです。

ひょっとして、今この記事を読まれているあなたも、同じようなことを考えたことがある、または今まさに考えている最中だ、という方がいらっしゃるのではないでしょうか?

確かにベビー用品って、言ってしまえば子どもが生まれた後の僅かな期間にしか必要にならないので、わざわざ新品を買うのはちょっと抵抗感があります。

しかし、誰かも知らない人から物をもらうというのも…いささか怖い気もします。

確かに不用品をあげたりもらったりする場というのは、オンラインでもオフラインでも存在します。

そして「不用品をお金を出して処分するより、無料で引き取ってくれる人にあげたい」考えている人もいらっしゃいます。

一方で「ただより高いものはない」ということわざが表す通り、後々になってトラブルが起きたり面倒なことになったりするリスクも併せ持っています。

今回は不用品をタダで手に入れたいと考えている人に向けて、無料で物をもらったりあげたりすることについてやその方法、また無料とはいかないが安く物のやり取りをする方法を紹介していきます。

「あげたりもらったり」のメリット・デメリット

「あげたりもらったり」のメリット・デメリット
確かに実際にあげたりもらったりの場というのは、インターネットの上にもありますし、オフラインでもそういう場はあります。

しかし、そもそも全く素性のわからない人と、しかも無料で物のやり取りをするというは、様々な危険が潜んでいると考えられます。

デメリット

「相手と会う」という危険性

いくつかの「不用品あげます!」と銘打たれたサイトや掲示板を見てみると、不用品をあげたい、もしくは欲しい人の投稿の多くに「◯◯市に住んでいます」とか「◯◯市に近いところにお住まいの方で…」という表記が目につきます。

どういうことかと言うと、これらの投稿をしている人が、自分が住んでいる町に近い人に直接会ってやり取りをしたいという意志の現れなのです。

つまり「送る手間や費用が惜しいので、会って直接渡したい」ということなのですが…

これ、実際に出会い系のような形で利用される場合もあるようです。

しかし、無料での物のやり取りが持つ良い面もあります。

「相手と直接会うのは危険」と述べたのですが、男性同士や女性同士であれば、あまり問題はないと思います。

警察にお世話になる可能性もある(デメリット)

「そもそもインターネットサイトや掲示板で、物をあげたりもらったり交換したり売買したりしても大丈夫なのか?」

という意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。

僕も売買はいろんなところでされているから大丈夫だろうと思ったのですが、あげたりもらったりはわからなかったので、警察に確認してみました。

警察の見解は、掲示板を利用してのあげます・もらいますという行為は、原則違法になりません。

ただし、所有することすら違法の物は、あげたり・もらったり・売買することは違法行為にあたります。

所有することすら違法の物というと、例えば違法薬物や重火器、証明書のない刀剣類や盗難品といった類の物です。

また、掲示板等で売買する場合で、利益を生み出すために売買を商売とされる場合は「古物商の許可」が必要です。

逆に売買する物が個人所有物で、あくまで個人品としての売買であれば、「古物商の許可」は必要ありません。

売り主が、古物商の許可が無いにも関わらず商売目的で物品を販売した場合は、罰せられます。

同時に、買った方であるあなたにも、事情聴取という形で警察から連絡が来る可能性があります。

メリット

あげる側のメリット

不用品をもらう側の人にしてみれば、無料で物が手に入るというメリットがありますが、不用品をあげる人にとってもメリットがあります。

それは、「不用品をお金を出して処分するより、無料で引き取ってくれる」というメリットです。

例えば引越や家のリフォーム等をすることになって、いらない物を捨てなければならないという方がいらっしゃいます。

そのような方の中には、有料処分をするくらいなら誰かにあげた方が良いということを、メリットとして捉えている人もいらっしゃるので、そのような方であれば相応の対応をしてくれる人もいるはずです。

無料でもらえる、処分費用がかからない

「すでに素性を知っている人・気心の知れた人」とのやり取りであれば、サイトや掲示板を利用するよりも安心・安全で良いかと思います。

少なくとも知らない人とのやり取りより、ある程度知っていたり、信頼関係が築けている人とのやり取りの方が、安心・安全だと思います。

一度でも会ったことがある人同士のやりとりであれば、無料でもらえる、処分費用がかからないなどの強力なメリットとなるでしょう。

「あげたりもらったり」の場の紹介

それでも無料で物を得たい・あげたりもらったりする場が知りたいという方に、いくつかのサイト名を紹介します。

ジモティー

ジモティー
最近、頻繁にコマーシャルを見るようになりました。

都道府県ごとに区分が分かれており、近隣の人とのやり取りがしやすくなっている印象を受けます。

地元の掲示板「ジモティー」 http://jmty.jp/

ガレッジセール

ガレッジセール
こちらもあげたりもらったりができますが、売ったり買ったりもできるようです。

「手渡しもOK」「手渡しはしない」「手渡しだけ」という選択ができ、梱包や送料などを完全に無視することが可能です。

フリマサイト 「ガレッジセール」 http://gsale.me/

エコマ

エコマ
家電などにウェイトを置いているサイトです。

こちらもジモティーと似ていて、都道府県ごとに区分が分かれており、近隣の人とのやり取りがしやすくなっている印象を受けます。

無料で使える不要品譲渡コミュニティ 「エコマ」 http://www.eco-ma.com/

「売ったり買ったり」する方法

「売ったり買ったり」する方法
「無料の物よりも、多少はお金を払ってでも欲しい…」

そのように考えが変わったという方がいらっしゃるかもしれません。

そういった方のために、「あげたりもらったり」ではなく、「売ったり買ったり」できる方法について紹介していきます。

インターネットオークション

今や売りたい人と買いたい人が直接やり取りをする場という意味では、利用する人やご存知の方も多くなり、情報量も多くスタンダードな存在になった感があります。

有名なのはヤフー・オークションで、参加者も閲覧者も多いのが特徴です。

楽天も楽オクというサービスがありますが、2016年の10月末をもって終了するそうです。

僕も入札・出品共に頻繁に利用していますが、出品した際はいつも希望通りぐらいの金額で落札されますし、売ろうとしている物の価値(値段)を調べることにも重宝しています。

そして、これまで一度もトラブルになったことはありません。

物の発送や落札した物が届いた際には、自分や相手の住所や名前がわかってしまうのですが、そういったことで変な物が送られてきたり、架空請求が来たりなどのトラブルになったことはありません。

フリーマーケットサイト・フリマアプリ

いわゆるフリーマーケットをインターネット上でやっているサイトやアプリです。

これについては僕は使ったことがないのですが、利用したことのある知り合い曰く、ヤフー・オークションよりも敷居が低いということと、服や衣類などの比較的扱いやすい物が中心とのことです。

以上、インターネットオークションやフリマアプリについては、「オークションで不用品を売る時に知っておくべき3つのこと」「一円でも高く売りたい!不用品を売るならこれらの方法で!」の記事も参考に読まれることを勧めます。

SNS

物をあげたり売ったりする上で、僕が最も利用するのがSNSです。

僕はバイクが好きで、バイクが好きな人とツイッターを介して知り合っているので、何かいらない物が出てきた場合はツイッターで呼びかけて欲しい人を募ったり、いくらかで売りたいとなった場合はインターネットオークションの入札額の相場を参考にして売ったりしています。

この方法の場合、会ったことの無い人に対しては郵送や宅急便で、会ったことある人や近所に住んでいる人だと直接渡します。

会ったことのある人というのは、一度や二度会ったことがあるわけではなく、ちゃんと信頼関係を築いた相手として会うようにしています。

リサイクルショップ

インターネットではない方法だと、リサイクルショップに行くことになるでしょう。

リサイクルショップで物を買う場合の良いポイントは、売っている物をリサイクルショップ側が一応チェックしているという点です。

インターネットオークションやフリマアプリなどで個人の方が出品している場合、品質や程度に自信がなかったり保証が付けられないなどの理由で、「ノークレーム・ノーリターン」というメッセージを掲げている方が多いです。

「ノークレーム・ノーリターン」というのは、言い換えると「全てあなたの責任」という意味です。

落札後に物に不具合があるとか、正常に動作しないとなっても、それは出品者の責任ではなく、落札した時点で落札者の責任になりますよという意味です。

しかしリサイクルショップでは、リサイクルショップが仕入れた物(または誰かが売りに来て買取した物)で、売れるか売れないかをチェックするので、そういったい意味ではインターネットオークションに出品されている物よりも安心感があると言えます。

しかし、リサイクルショップと言っても結局は仲介業者なので、安く仕入れて高く売りたいと考えています。

なので、インターネットオークションなどの物よりも多少割高と考えておいた方が良いでしょう。

まとめ

なるべくなら安く、できればタダで物を得たいという気持ちは、わからなくもありません。

僕もインターネットオークションの使い方を覚えてからは、新品で物を買う前にとりあえずインターネットオークションを見て、同じ物が中古で出品されていないか確認をするようになってしまいました。

しかし、ベビー用品など一定の期間しか使わない物でも、大切な我が子に対して使う物が無料の物というのは少し気が引けます。

その旨を冒頭の女の子に伝えると、知り合いの人を当たってみるという返事をもらいました。

物によっては無料だとありがたい物もありますが、「ただより高いものはない」や「安物買いの銭失い」ということわざが表す通り、ある程度の金銭を払って物を得た方が良いかなと思います。

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