
「本当に良いこと無いんですよ…」
僕の高校の後輩のA君は、最近不運続きだそうです。
ここ1年の不運の内容を見てみると…
- バイクで事故→骨折(2回)
- 車で事故
- 車で違反
- 彼女に浮気されて別れる
- 勤めていた会社が倒産
という、笑えない状況です。
僕「何歳だっけ?」
A君「25歳です」
僕「本厄の歳だね、お祓い行こうね」
A君「神様にもすがりたい気分です…」
という話をしている時に、彼が、
「厄払いはまだわかりますけど、『断捨離』って言うんですかね?
『要らない物を捨てたら運気が上がる』って言いますけど、アレって本当なんですかね?」
と言うのです。
僕は心の中で(待ってました!)と思いました。
僕「効果あると思うよ。実際、前に僕が要らない物を処分したら、良いことあったもん」
A君「えっ?本当ですか!?何があったんです!?」
僕「(ククク…話に乗ってきた乗ってきた…)」
僕の話を、彼は食い入るように聞いてくれました。
皆さんも、僕の体験談聞きたいですか?
そして、今このブログを読んでいる人の中にも、
「最近良いことが無いから、どうにかしたい」
「要らない物を捨てると良いと聞いたが、効果があるかわからないので行動できない」
「運が上がるための方法を知りたい」
とお思いの方がいらっしゃいませんか?
今回は、要らない物やガラクタを捨てて開運する効果と方法を紹介します。
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目次
要らない物を捨てることの開運効果
5,6年ほど前から「断捨離」という言葉が流行り始めました。
それ以来、自分に何が必要で何が不必要なのかを見つめ直して、不必要だと思った物を処分していくという人が増えました。
そうやって物を処分していくと、どんな効果があるのでしょうか?
風水学的に「良い気」が舞い込んでくる
風水の視点から言うと、「気」という物は風通しの良い空間にやってくると言われています。
極力物が少なく、広い空間があり、風通しの良い部屋が望ましいと言われています。
なので、物だらけで散らかっているような部屋には、「良い気」という物はやって来ないのです。
また、古い物がずっと置いてあるという状態も、風水的にはあまり良くありません。
物は定期的に入れ替えるということが、「良い気」を呼びこむことに重要らしいです。
ストレスを感じなくなる
掃除をしようにもできない、探している物がなかなか見つからない、床に落ちている物を踏んでケガをした…等など、物で溢れている部屋で過ごしていると、こういったことがありませんか?
仕事や学校、外での人間関係で疲れて帰ってきたはずなのに、部屋でもイライラしていたら、心休まる暇が無いですよね。
部屋の中がスッキリすると、心の中もスッキリして穏やかな気持ちになれます。
集中力や作業効率が上がる
勉強をしたり読書をしたり趣味の作業をしたりするにしても、部屋が散らかっていては集中して作業がしにくいでしょう。
身の回りのあらゆることが整理されて環境が良くなると、考え方が整理されることで仕事や勉強や何か作業をする上での集中力や効率が上がります。
そうやって集中力を高めて物事を進めることは、あなたがなりたい自分へ一秒でも早くなるための助けになります。
以上のこういったことが、あなたの運が開け、幸せに向かうことへのキッカケになると思います。
ガラクタを捨てた人に訪れた「幸せ」
僕は過去に大掛かりな片付けをして、結果良いことが起きた経験があります。
僕が就職活動をしていた大学3年生の時は、ちょうどその2年前のリーマン・ショックの影響が就職戦線に一番に出た年で、近年では稀に見るくらい就職内定率が落ち込んだ時でした。
それでも、僕の通っていた大学は「就職内定率90%」を売りにしているだけあって、早い段階で内定を勝ち取って就職活動を終える人もいました。
当時の僕は、大学4年生になってもひとつも内定が出ていない状態でした。
周りの友達の何人かは、チラホラ内定が出始めていました。
就職活動を体験したことがある人はわかるかもしれませんが、就職活動をしていて内定がひとつでもあるか、それともひとつもないかということは、かなり気分的に違うんですよね。
当時の僕は「どうしよう、どうしよう」と、かなり焦っていました。
そんな時に、僕は当時流行り始めていた「断捨離」をしたのです。
キッカケは、自分の下宿の部屋の床に落ちていた電池を踏んで滑って転んだことです。
当時の僕の部屋は、汚部屋一歩手前というくらう散らかっていて汚い部屋でした。
ありとあらゆる物が部屋のそこかしこに散らばり、風呂は汚れ、水回りはヘドロみたいな物が固まり、それはそれは酷い状態でした。
ドッキリで突然実家からやって来た母に、めちゃくちゃ怒られたこともあります。
そんな部屋で、きっと時計の電池を変えた時に出たと思われる電池を踏んで、転けました。
そして頭を部屋の柱に強く打ち付けて、僕は気を失ってしまいました。
そのあとたまたまやってきてくれた友達に見つかるのですが、その時に「掃除しよう、こんな部屋嫌だ」と決心したのです。
要らないと思った物は全部捨て、掃除機をかけ、雑巾がけをしました。
お風呂も入念にキレイにしました、キッチンの水回りもキレイに片付けました。
以前とは見違えるような、整理整頓されて清潔な部屋になったのです。
するとどうでしょう、部屋の掃除や片付けをした以外は何もしていないのですが、ポーンとひとつ内定が決まりました。
本当に、片付け以外は何もしていないのです。
いつもどおりに書いたエントリーシートが選考を勝ち進んで、いつもどおりに対策した面接やグループディスカッションをスルスルと突き進んで、内定をゲットできたのです。
僕はその出来事が、その時にした片付けや断捨離のおかげだと、思っています。
運が開くための具体的な3つのステップ
それでは、どうすれば運が開いて、ひとつもなかった内定が勝ち取れるくらいの運を引き寄せられるのかという、具体的なステップを紹介します。
ゴミの分別方法を確認
自分にはもう要らないと思う物を捨てていく前に、それらを捨てるためのゴミの分別方法やゴミを出す日を調べておきましょう。
なぜなら、いざ「捨てよう!」と思って物を分けだした後で分別の方法を確認してしまうと、二度手間になってしまうからです。
なので、あらかじめ分別方法やゴミを出す日を確認しておき、その分別や出す日に沿って要る物と要らない物を分けていきましょう。
「コレ、何ゴミだっけ?」「コレって燃えるかな?」と疑問が浮かんで、作業が止まるということがなくなります。
自分には必要のない物を探して捨てる
ゴミの分別方法が確認できたら、次はいよいよあなたにとって要らない物を捨てていく作業です。
この作業では断捨離の方法を取り入れましょう。
断捨離の方法はというと、「自分にふさわしい物かどうか」という視点で物を分けていきます。
いくら新しい物でも今のあなたにふさわしくないと思ったら、捨てるなり売るなりの処分をするという方法です。
つまり、「もったいない」とか「使える」「使えない」という「物」が主語の捉え方ではなく、「自分」を主語とした「自分にこの物はふさわしいか」という考え方をする必要があるのです。
だから、もったいないから・思い出があるからで取っておくのではなく、自分にはふさわしくないから捨てるという感じなのです。
この「断捨離」のやり方については、「断捨離したい方必見!3つの要素が身につく片付けと収納のコツ2」で紹介しているので参考にしてみてください。
また、ふさわしくなく要らない物をお金にしたいという方は、「散らかりにくい部屋が手に入る!全5つの片付けのコツと収納術」を参照してみてください。
掃除をする
ただ単に物を減らすだけでは、「良い気」は舞い込んで来ません。
今のあなたにふさわしくない物を捨てるまたは売るなどして処分したら、次は掃除をしましょう。
特にキッチンやお風呂の水周りを汚れたままにしておくと、「良い気」は絶対に入ってきませんので、まずは水周りをキレイに清潔にすることから始めましょう。
また、お風呂は湿気を貯めておくとダメです。
お風呂を使っていない時は、窓や戸を開けるなり換気扇を回すなりで風通しを良くしておいてください。
トイレも「良い気」が入ってくるかこないかを分ける重要な箇所です。
水を使うトイレは風水学上、家の中で最も厄がたまる場所だと言われています。
ここが汚れていると家全体の運気、特に健康運を下げてしまいます。
清潔にしておくことはもちろん、トイレを使用した後はキチンとフタを閉めるようにしてください。
便器の中からは悪い気が湧いてきていますから、フタを閉じることでその悪い気が居住空間に及ぶことを防ぐことができます。
一番望ましい状態とは
大学4年生の僕の場合、内定が決まったこと以外にも、取れないと思っていた講義の単位が取れたりだとか、少額ながら宝くじが当たったとか、いくつかの良いことがありました。
しかも、部屋を片付けた以外は特に何もしていないのです。
僕のエピソードを聞いた後輩A君は、今少しずつ自分の部屋の“自分にふさわしくない物”を片付けているらしいです。
具体的な効果効能が出るのは、もう少し後になりそうです。
開運する上で一番望ましいのは、いついかなる時も部屋が整理整頓されてキレイであることなのです。
そうすれば、永続的にあなたの運が開いているという状態になるはずだからです。
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