無料の不用品回収はちょっと待った!ブラウン管テレビの正しい処分方法

ブラウン管テレビの処分って困ってしまうものです。どこに持って行っても買い取ってくれないし、リサイクル料金はかかる…。でもなるべく安く、できれば無料で処分してしまいたい。

そう思っている時に町中を走っている「処分無料!」と歌いながら走っている廃品回収車。無料回収…すごく魅力的な言葉です。

ですが、無料回収には色んなからくりがあるので注意すべきです。そこで今回は、無料回収業者のカラクリ~適切な処分の方法を紹介します。

ブラウン管テレビの正しい処分方法がわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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1 無料回収業者は避けた方が良い

よく町中を「無料で回収します」と音声を流しながら走っている廃品回収車がいます。結論を書きますが、無料回収業者に廃品や不用品をあげたり売ったりすることは、避けた方が良いと思います。

避けた方が良い理由について紹介していきます。

理由1:違法性がある

ああいった業者の多くの場合が、廃棄物処理法を無視している可能性があり違法業者の可能性が高いです。

廃棄物処理法
一般家庭の不用品を回収するためには、一般廃棄物処理業許可が必要であるとされています。

しかしこれらの業者の多くは、一般廃棄物処理業の許可を持たず営業を行っています。

中には産業廃棄物処理業許可や、古物商許可を持っている業者もいるのですが、これらの許可で一般家庭の廃棄物の回収を行うことはできません。

産業廃棄物処理業者は企業や法人の廃棄物が処理できる許可です。

古物商は中古品の売買に関する許可です。

これらの許可だけで一般家庭の廃棄物の回収を行うことはできません。

理由2:不当請求トラブルの可能性がある

「無料で回収します」と音声を流して回っているはずなのに、いざ止めて不用品を渡したら、「すべて無料というわけではなく、古いものは費用をもらっている」と切り返され支払いを余儀なくされるケースが後を断ちません。

このように無料の廃品回収業者は、トラブルや犯罪の温床なので、関わらない方が良いでしょう。

不用になったテレビを無料で処分するということは、難しいと考えられます。違法業者が引き取ったテレビを始めとした家電は、正しく廃棄処分されず、時には不法投棄されて自然を害したり山火事の原因にもなりうることになります。

理由3:家電リサイクル法は無視できない

テレビや冷蔵庫やエアコンといった製品は、「家電リサイクル法」という法律で廃棄処分の方法を決められています。

家電リサイクル法とは通称であり、正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」と言います。

特定家庭用機器再商品化法
「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」とは、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの廃棄物の収集・運搬・再商品化等を適正・円滑に実施するために、廃棄物のリサイクル料金の負担を消費者に義務付けた法律である。

最終処分場での廃棄物埋め立てに限界が見えるなかで、廃家電製品のリサイクルを進めるために、メーカーおよび輸入業者、販売店、消費者、自治体の役割を定める。

メーカー、販売店には個別に回収・分解・再利用のルートの確立などを義務付ける一方で、消費者の費用負担を原則とする。

引用:広辞苑・ブリタニカ国際百科事典

つまり、既に法律でテレビやエアコンなどの物の廃棄の仕方は決められているので、法律に沿って処分すれば良いのです。

では、具体的にどのように処分をすれば良いのかを、次で紹介します。

2 不用になったテレビの正しい処分方法

(1)テレビの買い替えであれば購入店で処分

もしあなたが新しいテレビを買って古いテレビを処分したいと考えているなら、新品のテレビを購入するお店に、使わなくなった製品の引き取りを依頼してください。

家電量販店のような店頭販売はもちろん、通信販売・ネット販売・テレビショッピング等から購入する場合も同様に、古いテレビの処分の依頼をしましょう。

そうすると、家電リサイクル法の販売店の義務により、リサイクルすることができます。

その際、あなたには古いテレビのリサイクル料金と、回収・運搬料金が請求されます。

(2)行政の回収サービスを利用する

お住まいの行政の回収サービスを利用すれば、安価または無料でテレビを処分できます。

例えば岡山市では、テレビなどの小型家電は資源化物として無料回収しています。

しかしこの場合、不用なテレビを所有しているあなた自身が、収集場所や指定のゴミステーションに運んでいかなくてはなりません。

また、自治体が指定した処分業者に持ち込むという選択肢もあります。例えば岡山市の場合は、処分したいテレビを持っている人本人が、自治体が指定している業者に連絡して持ち込むことができます。

しかし、どちらの場合も自治体が日時や場所が決めているので、そういったことに沿って行動しなければならないというデメリットがあります。

(3)民間の不用品回収業者に依頼する

行政の回収サービスは、不用品を持っているあなた自身がかなり動かなければなりません。

しかし、民間の不用品回収業者に買取・回収・処分を依頼すれば、運び出せる物であれば基本的にはどんな物でも回収してくれますし、不用品を部屋から直接運び出してくれますし、あなたの都合の良い日時を希望すればその通りに仕事をしてくれます。

買取・回収料はかかりますが、何台も処分を依頼しない限りリサイクル券を買って家電量販店に処分を依頼するのと、さほど変わりはありません。

もし回収料が正確にわからないと不安だという場合は、見積もりを依頼してください。

とにかく安価に処分したいのなら行政のサービス、とにかく早く処分したいのであれば民間の不用品回収業者を利用するのが良いでしょう。

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まとめ

我が家のテレビは買い替えを検討しているので、買い替えるとなったら今使っているテレビは今度新しいテレビを買うことになる家電量販店や通販会社へと引き取ってもらうことになるでしょう。

お店に引き取られ、メーカーに渡り、分解されてまた新しい家電製品へと生まれ変わったり、正しく廃棄されることになります。

いらなくなった物はできるだけお金をかけずに処分したいという気持ちはわかります。

しかし、「ただより高いものはない」ということわざがあるように、無料で回収処分しますと謳う業者の多くは違法に操業しているので、その後なんらかのトラブルになることが大いに考えられます。

「家電リサイクル法」という法律が定まっているので、その法律に沿って安全に確実に廃棄処分することが、長年使ってきたテレビに対する“供養”だと捉えましょう。