我が家の冷蔵庫…

もうかれこれ20年近く稼働しています。

壊れずに長く動いてくれるのは嬉しいのですが、もういつ壊れてもいい稼働年数です(ちなみに製氷器は10年前に壊れたままです)。

母も万が一のことを考えて次の冷蔵庫の候補を調べています。

しかし、ここで出てくるのが「不用になった冷蔵庫の処分の方法」です。

新しい冷蔵庫を買うのであれば、買うことになる家電量販店が古い冷蔵庫の回収や買取・下取りをしてくれるでしょう。

しかし、冷蔵庫を家電量販店で買わず、通販サイトやインターネットオークションで買うとなったら、古い冷蔵庫はどうやって処分すればいいのでしょうか?

古いや冷蔵庫以前に、あんな大きくて重い物を一体どうやって処分すればいいのでしょうか?

冷蔵庫は買わないけど、家電量販店に頼めば回収してくれるのでしょうか?

全く売上や利益に貢献していないけど、嫌な顔ひとつせずに回収しに来てくれるのでしょうか?

また、よく家の前を廃品回収車が通るので持って行ってもらおうかと思うのですが、乗っているのは運転しているオジサンだけなので、とてもじゃないけど大きくて重い冷蔵庫を運べるようには思えません。

仮に廃品回収車のオジサンが「後日回収しに来ます!」と言ったとしても、果たしてああいった廃品回収業者に廃棄回収を依頼しても良いものなのでしょうか?

そもそも、冷蔵庫の処分っていくらかかるのかという疑問もあります。

今このブログを読んでいる人の中にも、冷蔵庫の処分について疑問を抱いているという方がいらっしゃるかもしれません。

今回は、古くなって不用になった冷蔵庫の処分について、廃品回収車へ依頼してもいいのか、家電量販店は嫌な顔せず回収してくれるのか、ベストな処分方法や費用の話をしていきます。


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冷蔵庫の処分を廃品回収車に依頼してもいいのか?

ちょっと怪しい

正直に申し上げて、廃品回収車はちょっと怪しいです。

こういった廃品回収車を走らせている業者は、一般家庭から出る廃棄物を無料回収できる「許可」を持っていない可能性があります。

なのでここような業者は、一般家庭から出る廃棄物を廃棄物ではなく「まだ使える物」として買い取るか、逆に処分料を払ってもらって引き取るかしなければならないのです。

なのに、流しているアナウンスの内容がやたら「無料」を推しているのであれば、かなり怪しいです。

そういう業者は「無料で引き取る」と謳ってお客さんにアピールし、実際にお客さんの依頼どおりに不用品を軽トラックに載せた後で、

「コレは売れないし価値がないので処分しなければならないので、処分料をよこせ」

と言ってくる可能性がいます。

廃品回収業者の中には、このように詐欺まがいの業者が少なからずいます。

こういった業者とのやり取りはトラブルの元になるので、やたらアナウンスの内容に「無料」というワードが多いと思う業者がいたら、避けましょう。

違法な処分をしているかもしれない

前で書いたとおり、こういった業者は一般家庭から出る廃棄物を回収できる「許可」を持っていない可能性があります。

引き取っても処分ができないということで、不法投棄をしている業者かもしれません。

業者があなたの不用冷蔵庫を回収して、その後不法投棄をしたとしてもあなたは罰せられることはありませんが、やはり心象としてこういった悪徳業者は避けるべきだと思います。

以上のことから、このような街を周回している廃品回収車に冷蔵庫の処分を依頼するのは、あまりオススメできません。

冷蔵庫の処分には法律が介在する

冷蔵庫だけでなく、テレビ(ブラウン管テレビ含む)やエアコンや洗濯機の「家電四品目」の処分については、家電リサイクル法という法律で細かく取り決めがなされています。

家電リサイクル法を簡単に説明すると、冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機についてはリサイクルをして積極的に再利用・再資源化を進めるべく、その処分や費用を国民や企業に負担させるということです。

再利用・再資源化にあたっては、家電メーカーや家電量販店に回収・処分の義務を負わせています。

消費者に対しては、家電メーカーや家電量販店が再利用・再資源化をするために必要な費用として、家電リサイクル料金を払うようにしています。

家電リサイクル法については、「無料回収はちょっと待った!不用品になったテレビの廃棄方法」「洗濯機の2通りの処分方法(家電リサイクル法と民間不用品回収業者)」にも詳しい情報を載せているので、参考にしてみてください。


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冷蔵庫の廃棄処分の方法

新たに冷蔵庫を買う場合

冷蔵庫がいらなくなる人のほとんどが、新たな冷蔵庫を購入するからという理由なのではと思います。

そういった場合は、家電量販店が家電リサイクル法に基いて課された義務である「回収・処分」をしてくれます。

家電量販店にもよりますが、いくらか払えば引き取ってくれたり、中には無料で引き取ってくれたりする家電量販店もあります。

また、不用になった新品5年以内の比較的新しい冷蔵庫であれば、買取をしてくれる場合があります。

また、通販サイトで冷蔵庫を買った場合でも、その通販サイト会社に家電リサイクル法の義務が課されていますから、不用になった冷蔵庫の回収処分が依頼できます。

ちなみにこの場合、費用は5000円くらいと思っておいてください。

新しい冷蔵庫を買わない場合

冷蔵庫が不用になったからといって、新たに冷蔵庫が必要ではない方もいらっしゃるかと思います。

例えば、引っ越した先に備え付けの冷蔵庫があるとか、結婚して相手が持っている冷蔵庫を使うことになったなどです。

そういった場合は、いくつかの処分の選択肢があります。

不用になった冷蔵庫を買った家電量販店に依頼する

不用になった冷蔵庫を購入した店舗に相談すれば回収してくれるはずです。

前にも書いたとおり、家電量販店には家電リサイクル法からの義務が負わされています。

その冷蔵庫を買った家電量販店がわかるのであれば、そこに回収処分を依頼しましょう。

ですが、買った家電量販店がどこだったか忘れたや、買った家電量販店が閉店や倒産してしまった場合は、次の方法もあります。

住んでいる自治体に相談する

自治体には住んでいる一般市民が排出した廃棄物の処理をする責務があります。

なので、お住まいの自治体に相談すれば処分に関するアドバイスをしてくれるはずです。

処分に関しては自治体によって様々ですが、基本的に冷蔵庫の使用者が能動的に行動しなければなりません。

例えば自治体の廃品回収に出すとなったら、自治体から指定された場所まで使用者が運ばなければなりませんし、ゴミ処理場を紹介されても使用者が自ら持っていくということになるかもしれませんので、非常に厄介です。

軽い物や電子レンジくらいの家電や、分解できる食器棚くらいなら持って運べるかもしれませんが、冷蔵庫なんて足腰の弱いご老人はもちろん、普通に元気な人でも大変です。

では、最善の処分方法は何なのでしょうか?

民間の不用品回収業者へ依頼

民間の不用品回収業者やリサイクルショップに処分の依頼をすると、いろいろと助かります。

冷蔵庫を家の中から外のトラックまで持って行ってくれますし、あなたの都合の良い日時に作業をしてくれます。

不用になった冷蔵庫の処分に関した面倒なことや煩わしいことを、民間の不用品回収業者は全てやってくれます。

民間の不用品回収業者の多くは廃棄物を処理する許可を持っていませんが、許可を持った廃棄物処理業者に持ち込むことになっているので、回収された冷蔵庫は徹底的に分別し、国や自治体によって決められた法令に沿って適正に処理されます。

いくつかの不用品回収業者に相見積もりをした方が良いですが、家電量販店に依頼するのと対して変わらないか、もしくは安い価格で回収処分してくれるかもしれません。

まとめ

我が家の冷蔵庫はとりあえずまだ動いているので良いですが、じきに処分について考えないといけない時期になってきました。

次の冷蔵庫がどうなるかわかりませんが、今の冷蔵庫の処分は家電量販店や行政や不用品回収業者のメリット・デメリットを考慮しながら決めていこうと思います。

不用になった冷蔵庫は、間違っても違法営業をしている廃品回収業者に出してはいけません。

かなり減ったとは言われますが、不法投棄をしている悪徳業者はまだいます。

冷蔵庫をキチンとリサイクルして再利用・再資源化してくれる正しい方法で、処分しましょう。

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